アダム（終末のワルキューレ）の徹底解説・考察まとめ

2024.10.18

アダムとは、『月刊コミックゼノン』連載の『終末のワルキューレ』の登場人物で、全人類の始祖とされているアダムがそのままモチーフとなっている。同作では、神様vs人類の最終闘争（通称ラグナロク）において、神殺しの13人（エインヘリャル）の1人として、第2試合に人類側で登場し、ゼウスと死闘を繰り広げ、殴り合っている最中に立ったまま絶命した。
神虚視（かみうつし）と呼ばれる能力でどんな相手の攻撃でも模倣して戦うことができる。

アダムの概要

アダムとは、『月刊コミックゼノン』連載の『終末のワルキューレ』の登場人物で、全人類の始祖とされているアダムがそのままモチーフとなっている。同作では、神様vs人類の最終闘争（通称ラグナロク）において、神殺しの13人（エインヘリャル）の1人として、第2試合に人類側で登場した。ゼウスと死闘を繰り広げ、殴り合っている最中に立ったまま絶命した。

旧約聖書では、創造主ヤハウェ・エロヒムによって創られた人間の始祖とされており、人類FILEとしてNo.00000000001の番号を持つ。同じく人類で最初の女性である、妻イヴとエデンの園で暮らしていた。
ある日、同じくエデンの園に住む蛇神が妻のイヴを自分の物にしようとアプローチするも拒否されたことをきっかけに、逆恨みをした蛇神によってイヴは禁断の果実を食べたという無実の罪を着せられ、エデンの園からの追放という判決を下される。
自身も大衆の前でリンゴを食べるという罪を犯しながら、「イヴ君が行くなら俺も行く」と一緒にエデンの園から出て行くことを決意。
怒り狂い襲いかかってくる蛇神も返り討ちにし、アダムとイヴはエデンの園を後にする。エデンの園を出た後は2人の子どもであるカインとアベルと一緒に家族で暮らした。

ラグナロクでは、神殺しの13人（エインヘリャル）の1人として、第2試合に人類側として登場し、神側のゼウスと死闘を繰り広げた。
ゼウスの攻撃を自身の能力である神虚視（かみうつし）で模倣して戦い、1度はゼウスをダウンさせるが、自身のキャパを超えて能力を使いすぎたことで目から流血してさらには視力を失ってしまう。
視力を失いながら戦闘を行うも、最後は壮絶なゼウスとの殴り合いの中で、立ったまま絶命して消滅する。

終末のワルキューレ（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

『終末のワルキューレ』とは、梅村真也原作、フクイタクミ構成、アジチカ作画の2018年1月より連載されている漫画である。創造主たちによる人類滅亡会議で神々は世界を破壊し続ける人類を見限った。人類滅亡かと思われたが、人類側に立つワルキューレ達（戦乙女）によって神VS人類最終闘争（ラグナロク）を提案される。神と闘い勝利するという無謀な賭けに挑むのは誰もが知る人類最強の偉人達13人。果たして人類は勝利を掴み存続することができるのだろうか？神VS人類という壮大なスケールで描かれるバトルストーリーである。

アダムのプロフィール・人物像

CV：斉藤壮馬

創造主ヤハウェ・エロヒムによって創られた人間の始祖であり、人類FILEとしてNo.00000000001の番号を持つ。
人類の始祖であり、服という概念がなかったからか、全裸で局部に葉っぱのみの装いで、素手、拳骨のみといったシンプルな戦闘スタイル。
少年っぽさもある童顔で、美少年のような顔つきである。華奢だが筋肉質の体格を持つ。人類側の観客としてラグナロクを観戦していたミケランジェロも、その美しさのあまり「美しい」と感動するほどであった。

同じく人類であり、妻であるイヴとエデンの園で暮らしていた。
ある日、同じくエデンの園に住む蛇神が妻のイヴを自分の物にしようとアプローチするも、蛇神は拒否される。これをきっかけに蛇神はイヴに逆恨みをするようになり、イヴが禁断の果実である善悪の実と呼ばれるリンゴを食べたと告発する。
イヴは天界裁判所で無実の罪を着せられるも、エデンの園では政府、司法、検察すべて神が実権を握っているため、人間が有罪になる確率は99.99999%であり、イヴはエデンの園からの追放という判決を下される。

イヴに審判が下された後、たくさんのリンゴが入った籠を持ち、リンゴを食べながらアダムが登場する。
自身も大衆の前でリンゴを食べるという罪を犯し、「イヴ君が行くなら俺も行く」と一緒にエデンの園から出て行くことを決意した。
蛇神はそんなアダムをみて、怒り狂い、アダムに襲いかかるも返り討ちにされ、アダムとイヴはエデンの園を後にする。エデンの園を出た後は2人の子どもであるカインとアベルと一緒に家族で暮らしていた。

また、このイヴの冤罪の一件から、アダムは最も神を憎んでいる人間と言われているが、実際アダムは神への恨みなど一切なく、全人類の始祖として、全人類が我が子同然であり、全人類を守るためにこのような決断をしたことが明らかになっている。