H2(エイチツー)のネタバレ解説・考察まとめ

『H2』とはあだち充が1992年から1999年まで『週刊少年サンデー』で連載していた青春恋愛漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
主人公の国見比呂、親友でありライバルでもある橘英雄、比呂の幼馴染であり英雄と恋仲である雨宮ひかり、高校野球が大好きで比呂が所属する野球部のマネージャーを務める古賀春華を中心に繰り広げられる青春と恋を描く。
優れた心理描写や読者に解釈の余地を残したラストなど、あだち充長編漫画のエッセンスが凝縮された最高傑作との呼び声も高い。

CV: 飛田展男
雨宮ひかりの叔父。産報スポーツの新聞記者。スポーツ記者をめざすひかりに対し、国見比呂の人物紹介の新聞記事の執筆を依頼する。記者のスタンスとしては書きたいから書く、読ませたいから書く、ドラマがあれば記事になる、というもの。ひかりにとっては記者と人生の良き指導者。無名な頃から比呂に注目していた。試合展開を読んだり選手を見たりする観察眼に優れている。

雨宮 太一 (あまみや たいち)

出典: ameblo.jp

雨宮ひかりの父。雨宮さくらの夫。書店を経営。大抵店番をサボってパチンコに行っていた。妻・雨宮さくらが亡くなった後、真面目に仕事をするようになる。

雨宮 さくら (あまみや さくら)

出典: ameblo.jp

画像上段と下段左側の人物が雨宮 さくら。

CV:池本小百合
雨宮ひかりの母。国見比呂の母・国見信子が盲腸で入院直後、検査のため同じ病院へ入院する。その後比呂の母は無事に退院するものの、雨宮さくらは他界する。国見比呂を実の息子のように信頼し応援していた事から、その死は雨宮ひかりだけでなく国見比呂にも深い悲しみを与えた。国見比呂は甲子園のベンチに彼女の写真を貼って試合に臨む。

橘家

橘 吾朗(たちばな ごろう)

英雄の父親。生真面目な堅物で、祝い事の席でも必ず釘をさす発言をする

橘 由美子(たちばな ゆみこ)

英雄の母親。

橘 雄一(たちばな ゆういち)

英雄の兄。既婚。2歳の娘がいる。

その他の人物

古賀

出典: meigenkakugen.net

画像右側の人物が古賀。

国見比呂の父親、国見太郎が勤める古賀商事の社長。古賀春華の父。千川高校野球部監督古賀富士夫の父。千川高校野球部の試合を見に来たが、富士夫が監督になることにさんざん反対した手前、真夏にもかかわらずタオルで覆い観戦した。比呂を応援するため会社をさぼり変装し球場に来た国見太郎と知らず隣同士で観戦。自宅はプール付きの豪邸。

上武(うえたけ)

スポーツ医学に精通しているとされており、国見・野田・丸山らを診察した。しかし、実際は無免許で、診察も的外れであり、国見・野田は何ともなかったが、丸山は負傷を悪化させてしまった。58歳。

竹村(たけむら)

千川高校のPTA会長。
建設会社の社長。顔に似合わずおっちょこちょい、大きなことを言って後でとぼけるお調子者だが、それでも人に憎まれない得な性格の持ち主。校長に野球部創設を直談判し、条件付きながら取り付けた。

佐川 テツ(さがわ てつ)

周二の兄で故人。英雄と周二に野球を教えた人物。町内の草野球チームのキャッチャーで四番をやっていて、英雄にとっては一番身近なスターだった。

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