H2(エイチツー)のネタバレ解説・考察まとめ

『H2』とはあだち充が1992年から1999年まで『週刊少年サンデー』で連載していた青春恋愛漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
主人公の国見比呂、親友でありライバルでもある橘英雄、比呂の幼馴染であり英雄と恋仲である雨宮ひかり、高校野球が大好きで比呂が所属する野球部のマネージャーを務める古賀春華を中心に繰り広げられる青春と恋を描く。
優れた心理描写や読者に解釈の余地を残したラストなど、あだち充長編漫画のエッセンスが凝縮された最高傑作との呼び声も高い。

キャッチャー

本間(ほんま)

セカンド。俊足である。

福井(ふくい)

サード。1年の対栄京学園戦の時怪我をした英雄に代わって出場。

神崎(かんざき)

ショート

辻(つじ)

センター。比呂と同学年で守備が得意。英雄、中井と共に2年からレギュラーである実力者。

栄京学園高校

広田 勝利 (ひろた かつとし)

CV: 子安武人
栄京学園野球部投手・センター・ファースト。左投げ・左打ち。1年秋の新チームからいきなりエースで4番に抜擢される。抜群の制球力を誇り、多彩な変化球を得意とする。そのどれもが一級品であり、野田曰く打者として「才能だけなら英雄と同等」、また英雄曰く投手としても「才能だけなら比呂以上かもしれない」と評される逸材。非常にクレバーかつ冷淡な性格で、城山監督の指示の下、コントロールミスを装ってわざと打者にボールを当てたり、ベースカバーに入る相手ピッチャーをスパイクで負傷をさせることもある。
2年生時にエースとして選抜大会優勝を果たすが、夏の北東京大会準決勝の千川高校戦で肘を痛めて敗北。秋季大会からはエースではなくなり新監督にも干されたことで立場を失くすが、剛速球を投げられなくなったことで、初めて自分が心から野球を好きだったことに気付き野手に転向。 教育者である新監督の心ある指導と子供時代から尊敬していた父の最期の言葉が彼の心を動かし、ラフプレーも改めて自他ともに認める4番バッターとなる。

城山 義明 (しろやま よしあき)

出典: ameblo.jp

栄京学園高校野球部監督。春2回、夏2回、甲子園全国制覇の経験を持つ名将。高校野球界屈指の名将と呼ばれているが、勝利や自らの監督としての評価のために選手を駒と扱う。本人曰く「監督や指導者は実績があってこそ評価される」という持論ゆえの方針。選手のうその情報を流して相手をかく乱したり、危険なプレーの指示を出したりと手段を選ばない。広田勝利より先に中学時代の国見比呂に目を付けていた。そのため国見比呂の実力を確認するため春のセンバツ出場をほぼ確定させた後に創設したばかりの千川高校野球部と練習試合を行う。千川の古賀富士夫は元教え子であるが自分の方針に逆らっていたため、嫌っていた。 国見比呂が2年の夏の北東京大会準決勝で千川高校に敗れた後、体調を崩したという理由で野球部顧問に監督を譲り、姿を消している。

小倉 (おぐら)

画像上段の人物が小倉。

栄京学園高校野球部捕手。3年。右投げ・右打ち。1年次からベンチ入りしているキャッチャーだが、監督・城山義明に干され出場機会が与えられていない。3年次の夏の北東京大会準決勝の対千川高校戦で負傷退場等で小倉以外の捕手が居なくなりついに起用されることになる。

林(はやし)

ピッチャー。捕手に恵まれず、長い間力が出し切れていなかったが、小倉によって本来の力が引き出される。広田の故障後は栄京のエースとなる。

管(かん)

正捕手。広田に嫌われないようにしている。フォークの捕球が下手。千川戦では適時打を打つも走塁で転倒し負傷交代した。

三沢(みさわ)

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