Syrup16g(シロップ16g)の徹底解説まとめ
「Syrup16g」とは、日本のスリーピースロックバンドである。Vo&Gtの五十嵐隆を中心に、1996年に結成され、2002年に日本コロムビアからメジャーデビューを果たす。「諦め」「嫉妬」「劣等感」などを漂わせる歌詞がリスナーの心を掴み、根強いファンが多く存在する。2008年には日本武道館でライブを行うも、それと同時に解散を発表。バンドは一度解散をする。しかし、2014年に再結成を果たし、活動を再開している。
2004年3月24日発売
1. リアル
2. うお座
後にリリースされる『Mouse to Mouse』に収録される2曲である。アルバムでは「リアル」に関してはアレンジが、「うお座」に関してはミックスがアルバム仕様に変更されている。尚、「リアル」のみ、アルバム内で「single Ver.」と「album Ver.」の両方を聴くことができる。
『うお座』
2004年4月7日発売
1. うお座 album Mix
2. リアル album Ver.
アルバム『Mouse to Mouse』の先行リリースとして発売されたものである。タワーレコードにて限定販売された。
『I・N・M』
2004年4月7日発売
1. うお座 album Mix
2. リアル album Ver.
『うお座」と同様に『Mouse to Mouse』の先行リリースとして発売されたものである。こちらは新星堂にて限定発売された。
ミニアルバム
『Free Throw』
1999年12月25日発売
(2010年10月27日再発)
1. 翌日
2. Sonic Disorder
3. Honolulu★Rock
4. 明日を落としても
5. 真空
6. You Say 'No'
7. 向日葵
8. 愛と理非道
インディー時代にリリースされたSyrup16g初のミニアルバムである。一度は廃版となったものの、2010年に紙ジャケットで再発された。
『Kranke』
2015年5月20日発売
1. 冷たい掌
2. vampire's store
3. songline(Interlude)
4. Thank you
5. To be honor
活動再開後にリリースした2枚目のミニアルバムである。同名のツアーも行われた。全体的にSyrup16gらしいギターロックなサウンドで曲が構成されているが、 『songline(Interlude)』には民族音楽の合唱のようなアレンジが組み込まれているなど、新しさや斬新さも兼ね備えた作品になっている。
アルバム
『COPY』
2001年10月5日発売
1. She was beautiful
2. 無効の日
3. 生活
4. 君待ち
5. デイパス
6. 負け犬
7. (I can't) Change the world
8. Drawn the light
9. パッチワーク
10. 土曜日
Syrup16g初のフルアルバムである。彼らの代表曲ともいえる「生活」が収録されているアルバムだ。曲中の歌詞には「心なんて一生不安さ」「涙流してりゃ悲しいか」などといった聴く者をまるで絶望に突き落とすかのようなワードが綴られている。しかし、人生に生きづらさを感じているリスナーにとっては逆に安心や希望を見出させてくれる楽曲だ。聴いてみれば絶望から希望を見出すといったSyrup16gの楽曲が持つその不思議さが分かるだろう。
『coup d'Etat』
2002年6月19日発売
1. Another Day Light
2. My Love’s Sold
3. 神のカルマ
4. 生きたいよ
5. 手首
6. 遊体離脱
7. virgin suicide
8. 天才
9. ソドシラソ
10. バリで死す
11. ハピネス
12. coup d'Etat
13. 空をなくす
14. 汚れたいだけ
Syrup16gのデビューアルバムだ。「神のカルマ」「天才」などのライブの定番曲も収録されてる。また、10曲目の「バリで死す」は五十嵐が浪人生の頃、祖父母と共にバリへ旅行に行った経験から書かれた楽曲である。
『delayed』
目次 - Contents
- Syrup16gの概要
- Syrup16gの活動経歴
- Syrup16gの原点
- バンド結成からメジャーデビュー
- 「キタダマキ」の加入、異例のスピードでCDをリリース
- 活動休止
- 活動再開から突然の解散
- 「日本武道館」での解散ライブとその後
- 五十嵐隆の生還、そして再結成へ
- 終わらないツアー
- Syrup16gのメンバー
- 現メンバー
- 五十嵐 隆(いがらし たかし)
- キタダ マキ
- 中畑 大樹(なかはた だいき)
- 旧メンバー
- 佐藤 元章(さとう もとあき)
- Syrup16gのディスコグラフィー
- シングル
- 『パープルムカデ』
- 『My Song』
- 『リアル』
- 『うお座』
- 『I・N・M』
- ミニアルバム
- 『Free Throw』
- 『Kranke』
- アルバム
- 『COPY』
- 『coup d'Etat』
- 『delayed』
- 『HELL-SEE』
- 『Mouth to Mouse』
- 『delayedead』
- 『syrup16g』
- 『Hurt』
- 『darc』
- 『delaidback』
- ベスト盤
- 『動脈』
- 『静脈』
- 『a complete unknown -syurup16g complete box by unknown project-』
- DVD
- 『BLACKSOUND/BLACKHUMOR』
- 『遅死10.10』
- 『GHOST PICTURES』
- 『「the last day of syrup16g」syrup16g最後の日 The complete document of LIVE FOREVER 〜the last waltz of syrup16g〜 live at 日本武道館』
- 『再発患者』
- Syrup16gの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 生活
- Reborn
- さくら
- 負け犬
- 遊体離脱
- 天才
- 落堕
- ex.人間
- 正常
- パープルムカデ
- My song
- リアル
- 翌日
- 生きているよりマシさ
- 冷たい掌
- Deathparade
- Syrup16g(五十嵐隆)の名言・発言
- 五十嵐隆「武道館でライブをするときは死ぬ」
- 五十嵐隆「明日は来ないね。明日はない。終わってしまうね。 ってさっき思ったんですけど、プレーヤーから次の日が見える歌をいっぱい書いたから、 よかったらこれからも聴いてください」
- 五十嵐隆「五十嵐的には最も影響を与え続けているのは、まぎれもなく"俺"自身です。 嘘だと思うなら一曲でも"あの曲に似ている"という曲を教えてください。きっとないはずです。 あっても言わなくていいです」
- 五十嵐隆「にごっている、という事。そして(本物の)シロップのように無色透明な存在を夢想するあまりに、にごっていく世界。 と己。ソとドとシとラとソの中間にある無限の宇宙感。永遠のコドク。生命力」
- 五十嵐隆「俺、世界平和の為に歌うよ!」
- 五十嵐隆「幻想は幻想として美しいから価値がある」
- Syrup16gの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドーナツ屋で生まれたバンド名「Syrup16g」
- Syrup16gの前身バンドは「SWIMS」
- 他バンド・後輩バンドとの深い親交関係
- 五十嵐は高校時代に文化祭で飲酒
- 畑中は『プリキュア』の曲も担当
- 事務所の意図によって脱退させられた元ベーシスト佐藤