セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』とは、1995年から1997年にかけ、『週刊少年ジャンプ』にて連載されたギャグ漫画及びそれを原作としたアニメ作品。作者は「うすた京介」であり、同氏の連載デビュー作である。奇妙な格闘技「セクシーコマンドー」の使い手である主人公・花中島マサルと、彼を中心としたセクシーコマンドー部員たちとの日常が描かれる。突拍子もない展開の続くナンセンスギャグが主だが、随所で当時のテレビ番組などの固有名詞や、様々なパロディも挟まれるなど、緩急ついた笑いが人気を博した。

出典: twitter.com

CV:金丸淳一
通称「フーミン」。県立わかめ高校2年7組への転入生。新天地での新スタートを試みるも、マサルの隣の席となったことで、周囲からはマサル一派と見なされてしまう。基本は常識人であるはずだが、マサルやセクシーコマンドー部の面々と関わるうち、ツッコミ役としてのポジションを確立するどころか、自身も変態色に大きく染まってしまう。尚、マサルの考えたあだ名の案は「フーミン」と「げろしゃぶ」の2択であったが、起目粒の強い希望によりフーミンに決定した。
尚、CVの金丸氏は、同じくうすた京介原作のアニメ『ピューと吹く!ジャガー』においても、起目粒と同じく主人公の相棒・ツッコミ役である「酒留清彦」の声優も務めている。

近藤 真茶彦(こんどう まちゃひこ)

出典: middle-edge.jp

CV:一条和矢
通称「マチャ彦」、スーザンからは「こんどっち」とも呼ばれている。マサルや起目粒より1学年上の3年生である。空手部の部長を務めていたが、新入部員のマサルのせいで廃部寸前に追い込まれてしまう。当初は空手部再建を目指していたが、マサルのペースに巻き込まれるうちに、気がついたらセクシーコマンドー部へと入部していた。
作中の登場人物の中ではだいぶ常識人であり、登場シーンもそのように描かれているが、しばし奇天烈な言動に走ることもあり、起目粒からも「ドリフのノリになってきている」と突っ込まれる。「男らしさ」に憧れる一面が強く、卑劣な手を使ったり女々しい言動をしたことを指摘されると大きく落胆してしまう。

磯辺 強(いそべ つよし)

CV:長島雄一(現:チョー)
通称「キャシャリン」。マサルらと同じく高校2年生。中学時代、強豪校の野球部でエースを務めていたが、見た目通り、すぐ脱臼してしまうほどの細く弱々しい体格であり、低姿勢な性格も相まって周囲から舐められがちである。それ故に屈強になって周囲を見返したいという思いからセクシーコマンドー部への入部を決意する。
自ら調合した「つよしスペシャル」なる薬を飲むと、「オクレ兄さん!」と叫び始めたり、マッスルの神様と呼ばれる幻影を呼び出すこともある。物語の終盤では宇宙人により頭に角を植え付けられてしまうなど不遇であるが、結局本人も気に入っていた。

田中 スーザン ふ美子(たなか すーざん ふみこ)

出典: middle-edge.jp

CV:井上和彦
通称「スーザン」。赤い目だし帽を被っており、卓越したセクシーコマンドーの腕を誇る生徒。マサルだけ気づいていないが、正体はマサルらの通うわかめ高校校長、さかきばらのぶゆきである。マサルへの復讐のためにセクシーコマンドー部設立を阻止しようとした石黒の企みに気づき、阻止した。マサルと価値観が似通っており、互いの趣味嗜好を利用し合う駆け引きが行われることも。

佐藤 吾次郎(さとう ごじろう)

出典: gramho.com

CV:内藤玲
通称「アフロ君(登場時はめがね君)」。マサルらより1学年下の1年生。勉強は得意だが、女性にフラれた理由はわからず、マサルに相談したところ、個性を出す一環でアフロヘアーにされてしまう。その極端な施術に最初は憤っていたが、セクシーコマンドーの奥深さに魅せられ、入部することとなった。
せっかくお気に入りとなったアフロだが、全国大会のライバル校の闇討ちにより千切られてしまったり、男宿の粘着シートにくっつき身動きが取れなくなるなど、散々な目に合う。

北原 ともえ(きたはら ともえ)

出典: blog.livedoor.jp

CV:小西寛子
通称「モエモエ」。マサルらと同じ2年生であり、セクシーコマンドー部のマネージャーを務める。演劇部で小道具を担当しており、マサルと「ヒゲ」という共通の趣味により心が通じ合い、セクシーコマンドー部を「ヒゲ部」と勘違いして入部することとなった。
異常なまでのヒゲ好きは幼い頃に亡くなった父親の影響。天真爛漫であり、部のアイドル的な立ち位置で、皆を励ますこともある。ヒゲ好きなところ以外は、体重を気にしたりと普通の年頃の女の子。

メソ

CV:南央美
セクシーコマンドー部及び本作のマスコット的な存在。通称は「めそ」や「メソ」であるが、マサルやともえの父が「めそ…」の後に何かを続けようとして言いとどまる描写がある。
セクシーコマンドー部の面々でハイキングに行った際、謎の洞窟の中で遭遇し、部のペットとして連れ帰ることとなった。愛くるしい見た目をしているが、背中にファスナーがついていることからも、着ぐるみであることは明白。中には明らかに恐ろしい「何か」が潜んでいる。普段は「モキュッ」と鳴いているが、たまに「はよせな」などの人語を発することもあり、とにかく正体は謎に包まれている。

ボナンザ

シンバルを持ったサルのおもちゃ。野球部との野球勝負の際、人数が足りないセクシーコマンドー部のためにマサルが用意した。
マサルにとって、シンバルを打ち鳴らす動きが球を取るためにやる気十分に見えるとのことであったが、馬鹿にされていると受け取った野球部のエースにボールをぶつけられ壊されてしまう。

県立わかめ高校の教員

さかきばら のぶゆき

Laylahz4
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