Maroon 5(マルーン5)の徹底解説まとめ
Maroon 5(マルーン5)とは、2001年にロサンゼルスで結成された7人組ロックバンド。Billboard Hot 100やBillboard 200で1位を獲得する等、出す曲が次々にヒットし、グラミー賞でも数多くの賞を受賞していることから「世界で最も売れたアーティスト集団」とも言われている。音楽のトレンドを上手く読み取り、自分たちの音楽に取り込む事で幅広い年齢層から愛されるグループである。
1979年3月18日、アメリカ合衆国生まれ。
シンガーソングライターであり、バンドでは主にボーカル・ギターを担当している。Adam Levine(アダム・レヴィーン)の歌声は伸びのあるセクシーな高音が特徴である。また、アメリカの雑誌ピープル誌による2013年度の「世界一セクシーな男」に選ばれた事もあるほど、端正なルックスで人気がある。「結婚はしない」と断言していたが、ヴィクトリアズ・シークレットのモデルのBehati Prinsloo(ベハティ・プリンスルー)と2014年に結婚した。
10代の頃に注意欠陥・多動性障害と診断された事がある。
James Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)
1978年10月5日、アメリカ合衆国生まれ。
ギタリストであり、元Jjamz(現Phases)のメンバー。バンドでは主にギターを担当している。
様々なバンドでのプレイを経験し、在籍していたSquareが当時のKara's Flowersと親交を持ったことをきっかけに移籍を決意する(偶然にも当時Kara's Flowersは新たなギタリストを探しており、James Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)に声がかかった)。更にJames Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)の加入によりKara's FlowersはMaroon 5へと改名した。超一流のギタリストだが、Maroon 5の楽曲自体ギターテクニックを前面に出す曲調ではないため、歌の良さを引き立たせるギターアレンジに徹底している。
Jesse Carmichael(ジェシー・カーマイケル)
1979年4月2日、アメリカ合衆国生まれ。
バンドでは主にキーボードを担当している。
Adam Levine(アダム・レヴィーン)とは14歳の頃からの幼なじみである。Kara's Flowersからの結成メンバーである。2012年に、休暇と音楽的追求のためMaroon 5を一時離脱したが、2年後の2014年にアルバム『V(ファイヴ)』で復帰する。Adam Levine(アダム・レヴィーン)と共に作曲をしている曲が多数あり、中でも1番制作に時間がかかったのが『Misery』であった、と語っている。
自身のソロプロジェクト・1863としても活動している。
Michael Madden(ミッキー・マデン)
1979年5月13日、アメリカ合衆国生まれ。
バンドでは主にベースを担当している。
Kara's Flowersからの結成メンバーである。アーティストネームの「ミッキー」は彼の愛称でもある。
2016年、コカイン所持をめぐる裁判で1日の地域奉仕活動を命じられた事がある。
Matt Flynn(マット・フリン)
1970年5月23日、アメリカ合衆国生まれ。
バンドでは主にドラムを担当している。
肩の怪我が悪化して脱退したドラムスのRyan Dusick(ライアン・デューシック)の後任として2016年にMaroon 5に加入した。元々Maroon 5のサポート・ドラマーだったMatt Flynn(マット・フリン)は実力もあり、仲間からの信頼も厚かったためそのまま正式にメンバーに加入となった。
PJ Morton(PJ・モートン)
1981年3月29日、アメリカ合衆国生まれ。
バンドでは主にキーボードとコーラスを担当している。
元々アメリカのシンガーソングライターでプロデューサーでもあり、2012年にMaroon 5のメンバーとして、キーボード、バッキング・ボーカルに参加した時期もあった。2014年から正式に加入した。
シンガーソングライターとしてもグラミー賞でこれまで3部門でノミネートを受けるなど高く評価されている。日本でも2018年10月に単独公演を行っている。
サム・ファーラー(Sam Farrar)
1978年6月29日、アメリカ合衆国生まれ。
バンドでは主にキーボード、ベース、ギター、コーラスを担当している。
1994年に結成されたロサンゼルス出身のアメリカのロックバンドの「Phantom Planet (ファントム・プラネット) 」の元メンバーでもある。Phantom Planetではベースギターを担当していた。2008年11月、Phantom Planetはウェブサイトのブログ記事で活動の休止を発表した。2012年にサポートメンバーとしてMaroon 5に参加した事をきっかけに2016年に正式に加入した。Phantom Planetは2019年に正式にバンド活動の休止を発表した。
元メンバー
Ryan Dusick(ライアン・デューシック)
1977年9月19日、アメリカ合衆国生まれ。
元Kara's Flowersのメンバーであり、バンドでは主にドラムを担当していた。
幼少期の頃に野球で腕に怪我を負ってしまった事が原因で2003年後半から腕に痛みが生じ出し、2004年にライブ活動から離脱する事となった。痛みで今後の演奏に支障を来すと考え、2006年にMaroon 5を脱退した。
Related Articles関連記事
シング・ストリート 未来へのうた(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
シング・ストリート 未来へのうた(Sing Street)とは、1985年のダブリンを舞台にした音楽、青春映画である。不景気や転校でサエない日々を送っていた男子高校生の人生が、一目惚れした女の子の気を引くためバンドを結成することで変化していく様子を描く。MVのゲリラ撮影を重ねるうちに 、年上の女性との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちとの胸を打つ友情が加速していく。 監督はジョン・カーニー。代表作は『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』。
Read Article
ドライブにおすすめしたい!オシャレな洋楽まとめ【Maroon 5など】
ドライブ中の気分を盛り上げてくれる、オシャレな洋楽をまとめました。盛り上がれる系から、しっとり系まで、どの曲もドライブに是非聴いて欲しいものばかり。Maroon 5やリアーナなどの名曲を、動画付きで徹底的に紹介していきます!
Read Article
目次 - Contents
- Maroon 5の概要
- Maroon 5の活動経歴
- 1994年〜1999年:Kara's Flowers(カーラズ・フラワーズ)時代
- 1999年~2001年:James Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)が加入し「Maroon 5」の誕生
- 2001年~2005年:『Songs About Jane』のロングヒット
- 2006年:Ryan Dusick(ライアン・デューシック)の脱退
- 2005年~2009年:『It Won't Be Soon Before Long』 で全世界に知れ渡るバンドへ
- 2009年~2011年:『Hands All Over』 の製作がターニングポイントとなる
- 2011年~2013年:『Overexposed』 で外部との音楽の融合に確信する
- 2013年~2016年:『V(ファイヴ)』で音に多様性を取り入れていく
- 2017年~2020年:『Red Pill Blues』でR&Bを取り入れた新しいサウンドを披露する
- Maroon 5のメンバー
- 現メンバー
- Adam Levine(アダム・レヴィーン)
- James Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)
- Jesse Carmichael(ジェシー・カーマイケル)
- Michael Madden(ミッキー・マデン)
- Matt Flynn(マット・フリン)
- PJ Morton(PJ・モートン)
- サム・ファーラー(Sam Farrar)
- 元メンバー
- Ryan Dusick(ライアン・デューシック)
- Maroon 5のディスコグラフィー
- スタジオ・アルバム
- Songs About Jane
- It Won't Be Soon Before Long
- Hands All Over
- Overexposed
- V(ファイヴ)
- Red Pill Blues
- ライヴ・アルバム
- 1.22.03.ACOUSTIC
- マルーン5 ライヴ!(Live – Friday the 13th)
- コンピレーション・アルバム
- Singles
- リミックス・アルバム
- Call And Response: The Remix Album
- Maroon 5の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Sunday Morning
- Won't Go Home Without You
- She Will Be Loved
- This Love
- Moves Like Jagger
- Sugar
- Don't Wanna Know
- What Lovers Do
- Maroon 5の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- Maroon 5のバンド名の由来はトップシークレット
- ヨガをリラックス方法として取り入れているAdam Levine(アダム・レヴィーン)
- 『Memories』は亡き元マネージャーに捧げた曲