Maroon 5(マルーン5)の徹底解説まとめ
Maroon 5(マルーン5)とは、2001年にロサンゼルスで結成された7人組ロックバンド。Billboard Hot 100やBillboard 200で1位を獲得する等、出す曲が次々にヒットし、グラミー賞でも数多くの賞を受賞していることから「世界で最も売れたアーティスト集団」とも言われている。音楽のトレンドを上手く読み取り、自分たちの音楽に取り込む事で幅広い年齢層から愛されるグループである。
Moves Like Jagger
ディスコチックなサウンドにエレクトロ・ポップが合わさったダンスミュージックである。Adam Levine(アダム・レヴィーン)の透き通った声とChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)のパワフルな声がマッチし、1度聞いたら忘れられない程中毒性のある曲である。今までのMaroon 5の曲調とは少し違った感じで衝撃的な曲でもあったが、この曲が彼らを更に有名にさせた。
タイトルにある「ジャガー」はThe Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)のMick Jagger(ミック・ジャガー)を指しており、ミュージック・ビデオにも昔のMick Jagger(ミック・ジャガー)の映像が使用されている。
Sugar
この曲は、愛情をSugerと表現しており、彼女からの愛情を沢山ほしい、ないと死んでしまうというラブソングである。ミュージックビデオは再生回数27億回以上を超えており、Maroon 5を代表するだけではなく洋楽を代表する曲でもある。ミュージックビデオではMaroon 5がロサンゼルス各地の結婚式会場にサプライズで登場し、パフォーマンスするという映像が流れる。サプライズで自分の決婚式にMaroon 5が登場すれば、ファンにとっては一生の記憶に残る最高の結婚式になる。
Don't Wanna Know
この曲は、別れた彼女が新しい恋人を見つけたと噂には聞くが、そんな事聞きたくないという、まだ未練がある男性の心情を歌っている。Maroon 5の曲は男性が別れた彼女に未練タラタラな内容の歌詞が多い事でも有名である。ミュージックビデオでは、ポケモンGOの世界でMaroon 5がポケモンに成りきり逃げ回るポップな作りになっている。
What Lovers Do
彼女と恋人らしいことをしたくて誘っている彼氏だが、彼女は彼氏よりも上手で恋の駆け引きを楽しんでいる、という内容の歌である。Rihanna(リアーナ)とコラボした事で話題となったSZA(シザ)とのフィーチャリング曲となっている。今までのMaroon 5とは少し違ったR&Bサウンドを取り入れ、夏に聴きたくなるアップテンポな曲調になっている。
Maroon 5の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
Maroon 5のバンド名の由来はトップシークレット
「Maroon 5」というバンド名の由来はトップ・シークレットであり、メンバーは決して口外してはいけない事になっている。しかし、現メンバーと元メンバーのRyan Dusick(ライアン・デューシック)以外に歌手のBilly Joel(ビリー・ジョエル)が知っている。Adam Levine(アダム・レヴィーン)がバンド名の由来をBilly Joel(ビリー・ジョエル)に聞かれた際に、断ることが出来ずに話してしまったのだ。更にJames Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)も、母親に話してしまっているそうだ。
ファンの間では、メンバーのAdam Levine(アダム・レヴィーン)とJesse Carmichael(ジェシー・カーマイケル)が通ったNYのファイブ・タウンズ大学のスクールカラー「マルーン」と学校名「ファイブ」を掛け合わせたのではないかと噂されている。
また、Michael Madden(ミッキー・マデン)は「Kara's Flowers」というバンド名が嫌いだったようで、売れなかったのはバンド名に問題があったからともインタビューで答えている。由来は謎だが「Maroon 5」というバンド名に変えて彼らは一気にトップアーティストとなっていった。
ヨガをリラックス方法として取り入れているAdam Levine(アダム・レヴィーン)
Adam Levine(アダム・レヴィーン)はライブ前に1時間ヨガを行っている。Adam Levine(アダム・レヴィーン)はインタビューで「何千人もの人の前で演奏するのはとても不自然な状況で、でもショーの前に1時間ヨガをやるとリラックスできるんだ」と語っている。股関節とハムストリングが硬いのを解消する為にヨガを始めた事がきっかけではまり、自宅でのヨガを日課とし、NYのヨガ・インストラクターの指導を受けている。
『Memories』は亡き元マネージャーに捧げた曲
2019年9月にリリースした『Memories』は、2017年12月に肺と脚の血栓症によって急逝してしまった元マネージャー、Jordan Feldstein(ジョーダン・フェルド スタイン)に捧げた曲で有名である。
歌詞は人生の出会いと別れを思い出として大切にする気持ちを歌っている。ミュージックビデオでは、フロントマンであるAdam Levine(アダム・レヴィーン)が切々と歌いあげる様をワンカメラの接写で捉えた、シンプルながら心に響く映像となっている。また、ミュージックビデオのラストには「For Jordi」というメッセージが登場し、曲にするほど彼らにとって大切な存在だったことが伝わってくる。
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目次 - Contents
- Maroon 5の概要
- Maroon 5の活動経歴
- 1994年〜1999年:Kara's Flowers(カーラズ・フラワーズ)時代
- 1999年~2001年:James Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)が加入し「Maroon 5」の誕生
- 2001年~2005年:『Songs About Jane』のロングヒット
- 2006年:Ryan Dusick(ライアン・デューシック)の脱退
- 2005年~2009年:『It Won't Be Soon Before Long』 で全世界に知れ渡るバンドへ
- 2009年~2011年:『Hands All Over』 の製作がターニングポイントとなる
- 2011年~2013年:『Overexposed』 で外部との音楽の融合に確信する
- 2013年~2016年:『V(ファイヴ)』で音に多様性を取り入れていく
- 2017年~2020年:『Red Pill Blues』でR&Bを取り入れた新しいサウンドを披露する
- Maroon 5のメンバー
- 現メンバー
- Adam Levine(アダム・レヴィーン)
- James Valentine(ジェームス・ヴァレンタイン)
- Jesse Carmichael(ジェシー・カーマイケル)
- Michael Madden(ミッキー・マデン)
- Matt Flynn(マット・フリン)
- PJ Morton(PJ・モートン)
- サム・ファーラー(Sam Farrar)
- 元メンバー
- Ryan Dusick(ライアン・デューシック)
- Maroon 5のディスコグラフィー
- スタジオ・アルバム
- Songs About Jane
- It Won't Be Soon Before Long
- Hands All Over
- Overexposed
- V(ファイヴ)
- Red Pill Blues
- ライヴ・アルバム
- 1.22.03.ACOUSTIC
- マルーン5 ライヴ!(Live – Friday the 13th)
- コンピレーション・アルバム
- Singles
- リミックス・アルバム
- Call And Response: The Remix Album
- Maroon 5の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Sunday Morning
- Won't Go Home Without You
- She Will Be Loved
- This Love
- Moves Like Jagger
- Sugar
- Don't Wanna Know
- What Lovers Do
- Maroon 5の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- Maroon 5のバンド名の由来はトップシークレット
- ヨガをリラックス方法として取り入れているAdam Levine(アダム・レヴィーン)
- 『Memories』は亡き元マネージャーに捧げた曲