食戟のソーマの十傑まとめ

『食戟のソーマ』とは、原作:附田祐斗、作画:佐伯俊による日本の漫画作品である。小説やアニメなど、多数のメディアミックスが成された。
創真は日本屈指の料理の名門校『遠月茶寮料理學園』へと編入する。そして、そこで出会う仲間やライバルと共に研鑽を積んでいく。
『十傑』とは、遠月に存在する最も優れた10人の料理人である。創真は遠月で最も優れた料理人になるため、十傑の打倒を目標とする。

遠月学園第90期卒業生。「遠月十傑評議会」の元第三席。普段はボンボンのついたニット帽を着用している。
身長193cm。7月4日生まれ。血液型はO型。好きな箸、割り箸。好きな女優、梶芽衣子。

寡黙で、争いを好まない性格をしている。「料理の勝ち負けは、如何に客を喜ばせられるか」という考えを持っており、食戟を嫌っている。遠月に入ってからひっきりなしに食戟を挑まれ、仕方なくそれを対処しているうちに十傑に入ることになった。それ故、十傑であることにこだわりはない。

得意料理はラーメンで、「ラーメンマスター」の異名を持つ。
ラーメン道を追求し、全国各地を屋台を引いて修行した。修行の途中、経営難のラーメン屋を助けたりしたおかげで、全国のラーメン屋の店主から信頼され、「若旦那」「組長」と呼ばれるようになった。

薊政権に組みすることは無く、十傑の地位を剥奪された。その後、北海道で薊政権の圧力により仕入れに苦労するラーメン店のために、人脈を使って仕入れルートの確保に尽力していた。その中で創真に力を貸すように頼まれるが、ラーメン業界の補助に手一杯でこれを断った。創真はそれでも諦めようとせず、女木島は食戟で創真を負かす。しかし、何度でも立ち上がる創真の執念と、「全ての皿が自由である環境を守りたい」という願いを知り、創真たちに助力することを決める。
その後、連隊食戟の1st BOUTで、女木島、一色、久我が除籍されたことにより十傑第五席となった鏑木と戦い、圧勝した。そして2nd BOUTでは第二席の竜胆と「唐辛子」をテーマに戦った。そして唐辛子を大量投入した「アフリカンラーメン」を作り出したが、竜胆のワニ料理に敗北した。しかし、竜胆の体力を大きく消耗させた。

卒業後はパリでラーメン屋台を開いている。

アフリカンラーメン

アフリカの調味料である『ハリッサ』が大量に使用されている。アフリカ風のシチュー『チキンムアンバ』がベースとなったラーメン。
竜胆に敗北したが、この勝負により竜胆の体力を大きく消耗させた。

第四席 茜ヶ久保 もも(あかねがくぼ もも)

遠月学園第90期卒業生。「遠月十傑評議会」の元第四席。「中枢美食機関」発足後には第三席の女木島が除籍になったことにより、茜ヶ久保が第三席となった。
身長140cm。8月21日生まれ。血液型はB型。好きな匂い、バニラエッセンス。好きな部分、肉球。

高校三年生とは到底思えないほどに幼い容姿をしている。また、言動や行動も容姿同様に幼い。
いつも「ブッチー」というぬいぐるみを抱いている。熱いものを持つ時には、ブッチーの腕を捥いでミトンの代わりに使っている。
口数は少なく毒舌家。極度の人見知りであり、まともに顔を合わせて会話できるようになるまでに1ヶ月の時間を要する。しかし、慣れれば口数が多くなる。気に入ったものや可愛いものにニックネームをつける癖がある。創真は「幸ひゃん」、田所は「めぐにゃん」というニックネームをつけられた。一色はこのニックネームをつける行為を、格下に見ている人物に対する行動と推察した。事実、連隊食戟で田所に苦戦した後は、田所に対してニックネームを使うことはなかった。

スイーツ作りを得意とし、「遠月学園当代きってのパティシエ(菓子職人)」と呼ばれている。月饗祭ではえりなを抑えて山手エリアで売上総合1位を獲得した。自身が作ったスイーツをSNSで流し、女子から絶大な人気を得ている。

幼少期から可愛いものを見抜く観察眼があり、茜ヶ久保が目をつけたものは大ヒットとなった。それ故、中学卒業後には玩具メーカーや、アパレルブランドから勧誘を受ける。しかし、お菓子を作っている自分が一番可愛いとして、遠月に進むことを決めた。
幼少期から両親に甘やかされたこと、天性の感性で賞賛されたことにより、自分の考えが正しい、他者に興味を示さない、という司に近い考えを持つようになった。それ故、薊政権に入ることに何の疑問も抱いていない。

連隊食戟では3rd BOUTで恵を負かした。そして続く4th BOUTにも参加したが、えりなに敗北した。

卒業後には洋菓子店を開いている。

女王さまの林檎タルト

連隊食戟の3rd BOUTで田所恵と『リンゴ』をお題に作った品。
薔薇の中でも特に香り高い『ダマスクローズ』を染み込ませたタルト。この品で田所に勝利した。

黒糖ロールケーキ城

連隊食戟の4th BOUTでえりなと戦った時に作った品。
お題の『黒糖』を生かすために、醤油を使ったホイップが使われている。しかし、えりなの品に及ばず敗北した。

第五席 斎藤 綜明(さいとう そうめい)

遠月学園第90期卒業生。「遠月十傑評議会」の元第五席。「中枢美食機関」発足後には第三席の女木島が除籍になったことにより第四席となった。
身長186cm。2月11日生まれ。血液型はB型。好きな剣術の構え、八相。好きな映画、太秦ライムライト。

モヒカンと鼻の上に通った傷が特徴。「いさな斬り」という包丁をいつも持ち歩いている。
武士道を重んじており、話すときも武士のような口を聞く。武士道に則って正々堂々と戦うことを好む。

遠月学園が誇る寿司職人である。その腕前と知識は海鮮のスペシャリストである黒木場リョウも驚いていた。寿司以外の料理にも精通している。
実家は母親が一人で営んでいる寿司屋だった。母親は有名店である寿司屋に修行に行くことになるが、その店は古き習慣が残っており、斎藤の母親は過酷な労働により倒れてしまう。それ以降、斎藤は中学生ながらに店に立ち、その卓越した技術で周囲の人間たちを黙らせてきた。薊は斎藤の母親に起きた出来事を「許されない事」と言い、斎藤を勧誘した。斎藤は薊の思想に共感こそはしなかったが、断る理由もないという事で薊政権に助力することになった。

連隊食戟では2nd BOUTで相手の料理をトレースすることが得意な美作と勝負した。美作は完璧に斎藤の料理をトレースしたが、隠し包丁の差で斎藤に敗北した。3rd BOUTでは創真と戦うが、遠月で積み上げてきた創真の料理に敗北した。

卒業した後は寿司職人となり、予約が取れないほどに大盛況となっている。

まぐろ十貫 小玉紅玉寿司

連隊食戟の2nd BOUTで作った。
対戦相手の美作は、相手の料理をトレースする料理人であり、斎藤の料理をほぼ完璧に模倣していたが、隠し包丁の差で勝利した。

海鮮バター丼

連隊食戟の3rd BOUTで創真と戦った時に披露した。
鮭のムニエル、イカの肝炒め、いくらの醤油漬けが乗っている。オレンジの果汁、レモン果汁を使ってシャリが作られている。
しかし、創真の品には及ばず、敗北した。

第六席 紀ノ国 寧々(きのくに ねね)

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@shuichi

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