● 399分 ●
【解説・あらすじ】
技術者のピエトロが家長である、ジョルダーニ家。長男アンドレアは外務省にに勤務し、次男ニーノは大学で建築を専攻し、心理カウンセラーの長女ノラは妊娠中と、それぞれが順風満帆な毎日を過ごしていた。そんなある日、三男の高校生ロレンツォが交通事故で命を落とし、そのショックで精神が疲弊した母親アニタがガス自殺未遂を起こしてしまう。
家族の再生という狭い世界観やテーマに留まらず、そこにはイタリアや欧米諸国の社会が抱える様々な問題が大きく影響していて、スリリングで熱っぽいストーリー展開をおりなしている。
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見終わってからも何かと後を引く。例え内容が淡々としてようとも、そこはやはり6時間40分の重みでしょう。
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● 311分 ●
【解説・あらすじ】
ベルイマンの自伝的大作。序章と終章、間の五つの章立て構成で、スウェーデンの歴史ある大学街で暮らすブルジョワ一族エークダール家の、1907年のクリスマスからの2年間を、二人の孫の目を通して描いた群像劇。アカデミー賞で、外国語映画賞のみならず、撮影、美術、衣装デザイン四部門に輝いた。
この作品は数々の映画賞を受賞していますが、特にアカデミーの撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞には心から納得できます。この映画に出会えて本当によかった。
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おそらくほとんどすべての人がこの映画を観ないばかりか、この映画の存在にすら気が付かずに時は過ぎていく。それが残念でならない。
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● 243分 ●
【解説・あらすじ】
これまでにもシャイクスピア作品の映画化を手掛けているケネス・ブラナーが、長年熱望してきた『ハムレット』に挑んだ歴史ドラマ。自ら監督、脚本、主演の3役をこなし、すべてのセリフをカットすることなく4時間を超える長尺で絢爛豪華に描ききる。オフィーリア役は「日蔭のふたり」のケイト・ウィンスレット。デンマーク国王が急死し、国王の弟クローディアスが即位する。しかしある晩、王子ハムレットの前に国王の亡霊が現われ、すべてはクローディアスの陰謀だと告げる。復讐を誓ったハムレットは愛するオフィーリアにさえ心を閉ざしてしまう。
監督・脚本・主演、全てを一人で努め、しかもここまで見事なシェイクスピア劇に仕立て上げたケネス・ブラナーの才能は誰もが認めるに違いない。
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確かな脚本と原作への愛が生んだ名作。4時間見飽きない作品です。
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● 366分 ●
【解説・あらすじ】
希望を胸に人生を切り開く兄・ニコラ(ルイジ・ロ・カーショ)。才能はあるのに人生とうまく向き合うことができない弟・マッテオ(アレッシオ・ボーニ)。ローマに暮らすカラーティ家のこの兄弟は、イタリア社会を揺るがしたさまざまな事件を目撃する。
1日は24時間しかありませんが、この6時間は長くもなければ惜しくもありません。
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人が生きていくということを真正面から見つめた骨太でドラマティックな映画でした。
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● 237分 ●
【解説・あらすじ】
バルザックの『知られざる傑作』を原作に撮った、ジャック・リヴェット監督作品。孤高の画家リベットは、自らの最高傑作“美しき諍い女”を描こうと妻をモデルにするが完成直前に破棄してしまう。そして10年後。彼の前に、若いモデル、マリアが現れた事から彼は再び“美しき諍い女”の仕上げにとりかかるが……。
美しい建物、風景、そしてデッサン・モデル(エマニュエル・ベアール)が堪能できる映画です。
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芸術について考えさせられる素晴らしい作品です。それを思えば、4時間なんて短いくらいです。
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