パパと親父のウチご飯(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『パパと親父のウチご飯』(パパとおやじのウチごはん)は、豊田悠によるハートフルフード漫画。『月刊コミック@バンチ』(新潮社)にて、2014年から2020年まで連載された。元カノから娘・愛莉を預けられた整体師の千石、妻と離婚し息子・清一郎を引き取った編集者の晴海。シングルファーザーとして子育てに奮闘する2人は、互いの利害の一致からルームシェアを選択した。全員が抱える様々な問題を、料理を通しながら子どもたちと心を通わせ、次第に家族になっていく心温まるストーリー。

ハワイで自分の店を開くという夢を叶えるため、大切な愛梨を預けにきた真希へ千石が言った言葉。
ネグレクト気味の千石は、小さい頃から夢もなく理想の家庭もなかった。そのため、ずっと夢を追いかけていた真希を尊敬し応援していた。また愛梨を妊娠、出産した頃千石は師匠の死で荒れていた。そんな自分を気遣い、愛梨のことを話すことなく別れた真希に申し訳なさを感じていた。
真希はどうしても夢を諦めきれず、自分を頼ってくれたのも千石は嬉しかった。全てを含めて、千石は「子供なんて俺は絶対にいらない」と感じていたのに、真希のためならと引き受ける決心をした。

『パパと親父のウチご飯』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作者・豊田悠も燻製にハマる。

作中にて、燻製に試みる晴海と千石。

『パパと親父のウチご飯』3巻に掲載されている『パパと親父のウチ呑み』ではチーズの燻製のレシピが描かれている。3巻の後書きにて、「(漫画で描いた後)ハマって、卵やベーコンを燻製して食べています」というエピソードがあった。

宮崎弁の監修は株式会社読書人の黒木重昭

『パパと親父のウチご飯』第6巻に収録されている第26話では、舞台が宮崎となっている。宮崎弁を忠実に再現するため、担当に監修してくれる人を探してもらったところ、株式会社読書人の社長・黒木重昭が担当することになった。

obasan0407g5
obasan0407g5
@obasan0407g5

目次 - Contents