色づく世界の明日から(第7話『ヴィーナスの重荷』)のあらすじと感想・考察まとめ

再び色が見えなくなった瞳美は、葵とぎくしゃくしたまま夏休みに入った。一方、胡桃は将来について悩みを抱えていた。そんな中、魔法写真美術部は毎年恒例のキャンプ合宿の準備に取り掛かる。そしてキャンプ合宿当日、胡桃は元気づけられる言葉を千草にかけられて元気を取り戻し、瞳美も葵との心理的距離が縮まってあることを決意する。
今回は「色づく世界の明日から」第7話『ヴィーナスの重荷』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。
「色づく世界の明日から」第7話『ヴィーナスの重荷』のあらすじ・ストーリー
これからが大事

琥珀が星占いの時に出した図。
瞳美は葵と仲直りをした日に色が見えるようになったが、すぐにまた色が見えなくなってしまった。琥珀は瞳美と一緒に色が見えるようになった原因を考えるが、一向に何がきっかけだったのか分からない。
煮詰まってしまった2人の会話を明るくするため、琥珀は「瞳美、占ってあげる!」と言い、夜空を見上げた。
琥珀「ああ、今日はあんまり星出てないなあ…。じゃあ、魔法の星占いやろう!よほえうみ、描け今宵の天の星。瞳美の星座って何だっけ?」
瞳美「しし座。」
琥珀「オッケー、しし座ね。我に語れ、しし座の明日。」
すると、部屋の中に星空が広がり、一部の星が白い線で繋がれた図が現れた。
琥珀「ん…、なるほど。今を楽しく受け入れましょう。そうすれば、色づく世界があなたを待っています、だって!」
瞳美「テキトー。」
琥珀「ううん!これは間違いなく、絶対に当たる!」
瞳美「どうして?」
琥珀「だって、明日から夏休みだもん!」
琥珀は自信満々に言いきった言葉を聞いて、瞳美は「何それ…、フフッ。」と言いながら笑った。

模試の結果に落ち込む胡桃(左から2番目)。
次の日、瞳美と琥珀が魔法写真美術部の部室に行くと、胡桃が机に突っ伏してため息をついていた。胡桃の様子を見ていた瞳美と琥珀、あさぎは心配し、何があったのかと胡桃の側にいた千草に聞いた。
千草「なーんか模試の結果悪かったんだって。」
胡桃「見てよこれ…、もう夏なのにやばくない?」
胡桃が見せた模試の結果を見た千草は、「いやー、まだ夏じゃない?」とアドバイスになっていない返事を返した。
千草「ってか、国立狙いなんすね。」
胡桃「学費安いからね。」
千草「それだけで!」
胡桃「大事でしょうが!瞳美、琥珀!頭の良くなる魔法ないの?」
琥珀「あー…、スッキリする魔法はあるけど、良くなるのはないかなあ…。」
胡桃は椅子から立ち上がって琥珀の両肩を掴み、「それでもいい!スッキリさせたい!何なら模試の結果も忘れたい!」と滅茶苦茶なことを言いながら琥珀に詰め寄った。
千草「そのまま覚えた英単語もスッキリ忘れたりして。」
胡桃「ちーぐーさー!?受験生怒らせると怖いよー!?」
胡桃は千草を捕まえようとし、千草は急いで逃げ部室を飛び出した。そのまま千草が階段を駆け下りると、途中で将と葵と行き違いになった。呆気に取られる将と葵だったが、その後に胡桃が千草を追いかけて行ったことでいつもの2人のやり取りだと気づいた。将は階段の手摺から身を乗り出し、階段を駆け下りる2人に「おい!ミーティング!」と大声で知らせた。
胡桃「1発当てたらすぐ戻る!」
将「何やってんだよ…。」
葵「どうせ千草が何かやらかしたんだろ?」
将と葵はそんな会話を交わしながら部室に入った。

ミーティングの様子。
胡桃と千草の追いかけっこが終わり、部室に戻ってきたところでミーティングが始まった。
将「初めての奴もいるし、改めて。うちは夏休みは毎年キャンプ合宿をやってるんだ。」
琥珀「へえー、キャンプですか?」
あさぎ「写真部の伝統なんですよね。」
胡桃「そうそう。親睦を深めるには、火を囲むのが一番って!毎年同じ場所借りてるから、おかげ様でレンタル料半額なんだよねー。」
千草「へえー、お得じゃん。」
胡桃「でしょー?」
将「で、毎年このキャンプの仕切りは、次の部長に任せてるんだ。3年はこれから夏期講習もあるし、まあ部長になる前の予行演習だな。あさぎ、頼めるか?」
突然の指名に、あさぎは「わ、私!?」と戸惑う。当の本人を余所に、あさぎが次の部長になることに他の部員たちから賛成の声が次々と上がった。
あさぎ「もう、決定してるんですか…?」
胡桃「2年の中では、一番部活歴長いからねー。大丈夫、あさぎなら出来るって!」
瞳美「手伝えることがあったら言って。私も協力するから。」
緊張で唇を戦慄かせているあさぎに、瞳美は優しく声をかけ、あさぎは「瞳美ちゃん!ありがとう!」と感激した声で言った。すると「じゃあ、副部長は瞳美ってことで。」と胡桃が突然言ったため、今度は瞳美が「えっ!?」と驚いた。
千草「あ、俺その日に作品集用の撮影会もやるつもりなんで、よろしくね、部長!副部長!」
当然のように他のメンバーから次の副部長として扱われた瞳美も、あさぎと同じように緊張の色を顔に滲ませていた。

タブレットの使い方を琥珀に教わりながら、瞳美は魔法写真美術のライングループに参加する。
その日の夕方、2018年の個人的な連絡手段を持たなかった瞳美のために、琥珀の両親が取り寄せてくれていたタブレットが届いた。これで瞳美は魔法写真美術部のライングループでやり取りをすることが出来るようになった。
琥珀に使い方を教わりながらライングループでのやり取りをしていると、去年のキャンプ合宿で撮られた写真が参考として送られてきた。
琥珀「おおー、いい所じゃん!」
瞳美「これ、青空?それとも夕焼け?」
琥珀「夕焼け!綺麗な茜色。」
瞳美「おかしいよね…。少し前までは色がないのが普通で、空が何色かなんて気にしたこともなかったのに…。今は、どんな風に見えてるのか知りたい。」
琥珀「みんなに聞いてみたら?」
瞳美「今さら、何て言えばいいのかな…。色が見えないこと、ずっと隠してたのに…。もっと早く話しておけば良かった…。」
琥珀「俯いてるだけじゃ、何も変わらないよ。大事なのは、これからだよ!」
俯いてしまった瞳美を、琥珀は明るい声で元気づけた。
悩みと憧れ

胡桃は千草に、コーヒーの出前を頼んだ。
一方、胡桃は水辺の森公園で受験勉強をしていた。そこへアルバイト姿の千草が現れ、「お客さーん。コーヒー1杯のために出前とか、マジ勘弁なんですけど。」と言いながら、胡桃が注文したコーヒーを差し出した。胡桃は千草の苦情に構うことなく、「サンキュー。ほい、お代。」と言いながら支払いをした。
千草「勉強、家でやればいいじゃん。」
胡桃「家だと集中できないの。」
千草「そんなこと言って、俺にあまり会えなくて寂しいとか?」
胡桃「はいはーい。昼間も会ったでしょ。バカがうつる。」
胡桃は早くあっちに行けというように、片手を振って見せた。
千草「つーか、帰り大丈夫なんすか?この辺、日が落ちたら相当暗いよー?」
胡桃「お父さんが迎えに来てくれるって。それまでは勉強勉強。」
千草「俺も戻ろっと!頑張ってね、受験生。」
胡桃「ありがとねー。」
千草がその場から立ち去る時、胡桃によく似た女性の側を通りかかり、千草は思わず立ち止まってその女性が行った方を振り返った。その女性は「あ、いたいた。胡桃ー。」と言いながら胡桃の方に駆け寄り、胡桃も「お姉ちゃん!」と明るい声を上げた。女性は胡桃の姉である苺花だったのだ。
苺花「代理で迎えに来たよ。」
胡桃「あー、ちょっと待ってー!」
苺花「はいはい。」
楽しそうに会話を交わす姉妹の様子を、千草は見つめていた。

左が胡桃の姉・苺花。
胡桃は苺花が運転する車に乗り込み、家路についた。
胡桃「お姉ちゃん、仕事は?いつも帰って来るの遅いのに。」
苺花「今日久々に休み取れたんだよねー。で、研究の日にした。」
胡桃「休みの日くらい、仕事のこと忘れたらいいのに。」
苺花「まあ、お父さんに高ーい留学費用まで出してもらって、パティシエになったんだし。これくらいはね。」
胡桃「お父さん、よくぼやいてたよねー。せっかく国立入ったのに、お姉ちゃん急に留学したいって言いだして。こっそりバイトもして、製菓学校も通ってたし。」
苺花「いやー、お父さん説得するためのあの手この手使ったよねー。懐かしい。」
胡桃「あの頃のお姉ちゃん、忙しそうだった。」
苺花「今だって変わんないよ。でも楽しんだよね、好きなことやって、喜んでくれる人がいて。それだけで頑張れるもん。」
胡桃は前を向いている苺花の横顔をこっそりカメラに収めた。苺花はシャッター音で胡桃が自分の写真を撮っていることに気づいた。
苺花「ん、何で撮るの?」
胡桃「良い顔してると思って。」
苺花「胡桃も好きなことやりなよ。お父さんが反対しても、私が味方するから。」
胡桃「うん。」
胡桃は少しだけ俯いてしまった。

胡桃と千草は、苺花の話をしている。
キャンプ合宿当日、キャンプ場での受付を済ませて、魔法写真美術部はキャンプを行う場所へ歩いていた。山の斜面を登る時、千草は胡桃が1人だけ遅れてしまっていることに気づき、「胡桃先輩?」と呼びかけた。何かを考え込んでいた様子の胡桃は、千草の声で自分がみんなから遅れてしまっていることに気づき、「あ…、ちょっと!置いてかないでよー!」と言いながら足を急がせた。
キャンプ会場に着くと、次期部長のあさぎと次期副部長の瞳美がみんなの前に立ち、キャンプを取り仕切ろうとした。
あさぎ「そ、それではこれから、本年度の魔法写真びじゅちゅ部、あっ…。」
千草「いきなり噛んだ。」
琥珀「ドンマイ、あさぎ!」
あさぎ「これより、魔法写真美術部のワンデー合宿を始めます…!よろしくお願いします!」
瞳美「お願いします!」
あさぎは顔を真っ赤にしながら改めて宣言し、あさぎと瞳美は頭を下げた。
テントを張り終わり、バーベキューの準備が始まった。千草は野菜を切りながら、隣にいた胡桃に話しかけた。
千草「こういうのって普通、女子力見せるチャンスじゃない?何で俺?」
胡桃「何気にスキル一番高いのあんただし。」
千草「ま、たまに店の厨房手伝ってるし、いいんだけど…、なーんかときめかない。」
胡桃「何それ…。」
千草「そういや先輩、お姉さんなんかいたのね。」
胡桃「言ってなかったっけ?」
千草「聞いてない聞いてない。何してる人?」
胡桃「パティシエ。ブルティコロールってお店で働いてる。」
千草「えっ!?マジ!?そこ知ってる!ウチのクラスにもファンの子いるし!ほら!今これが一番受けてんでしょ?」
千草はそう言いながら、スマホにブルティコロールのケーキの画像を写し、胡桃に見せた。
胡桃「ああー、それお姉ちゃんが考えたやつだ。」
千草「おおー!スゲー!」
胡桃「ホント凄いよ。昔から何でも出来て、今の時期にはもう将来も考えてて。夢ちゃんと叶えてて…、憧れちゃう。」
千草「へえー。自慢のお姉さんなんだ。いいよねー、大人のお姉さん。モデル頼めない?」
胡桃「ダメー!お姉ちゃん忙しいから。」
千草「ちぇー。しょうがないから、胡桃っちで我慢しとこうかな。よく見たら似てるような似てないような…。」
胡桃は珍しく暗い表情を浮かべた。
胡桃「似てないよ、全然。お姉ちゃんと違って、私には何もないから。」
胡桃の様子に千草は違和感を感じた。
誰かのための行動と言葉

バーベキューをする光景。
バーベキューを楽しみながら、魔法写真美術部の部員たちは今後の予定を確認した。
将「帰りの撮影会、何時からだっけ?」
あさぎ「21時、女神大橋です。」
琥珀「何で橋?」
千草「長崎港から豪華客船が出てるでしょ?あれをレアなアングルから撮れるんですよ。」
琥珀「へえー、千草くんって女の子しか撮らないんだと思ってた!」
千草「橋から恋人の乗る船を見送る女の子…みたいな設定で撮る予定。哀愁漂ううなじとか、グッと来ない?絶対いい写真になりますって!だから女子、誰かモデルやって!」
琥珀「私パスね。他当たって。」
瞳美「ごめんなさい…。」
あさぎ「私も、ごめんなさい。」
千草「マジっすか!じゃーあー、胡桃っち!」
胡桃「さっきも断ったでしょー?」
千草「あいや、でも楽しいよ?俺めっちゃ上手く撮るし。」
胡桃「しつこいって。ホントに止めて。」
珍しく胡桃が本気で怒り、千草を含めてみんなは束の間黙り込んでしまった。胡桃は気まずくなった空気を変えるため、「あーっ、肉焼けてる!これもらい!」と琥珀が狙っていた肉を箸で掴み、その場は楽しい雰囲気に戻った。

瞳美は様子がおかしかった胡桃のことが気になり、自分から話しかけた。
その後、部員たちは思い思いに写真を撮ったり、絵を描いたりしていた。
胡桃の様子がいつもと違うことを気にしていた瞳美は、1人で海を見ながら座っている胡桃に話しかけた。
瞳美「胡桃先輩…、どうかしましたか?」
胡桃「んー?何が?」
瞳美「その、元気ないように見えたので。受験、大変なのかなって。」
胡桃「ああー…、ん、まあね。ごめんねー。さっき、ちょっと空気悪くしちゃったよね。」
瞳美「いえ、そんなこと…!」
胡桃「知ってる?山吹と葵の進路。山吹はカメラ好きだから、写真学科のある美大に行くんだって。葵は私と同じで国立狙いらしいけど…、急にやる気になってさあ。前より真剣に絵、描いてる気がするし…。なんかあったのかな?2人とも、何かお姉ちゃんと同じ顔してる。」
瞳美「お姉ちゃん…ですか?」
胡桃「うん。私の憧れ。」
胡桃はカメラに収められた苺花の写真を瞳美に見せながら、苺香のことを話した。瞳美は胡桃の話を聞いて、「パワフルなお姉さんなんですね。琥珀みたい。」と感想を言い、胡桃も「あぁー、ちょっと似てるかも。」と同意した。
胡桃「好きだから、夢だからって、それだけでどんどん前に進んでいけるんだよねー。そういうの、羨ましい。いいよねー、本気になれるって。私はそこまで好きなれる物って、ないから…。」
瞳美「写真は?好きじゃないんですか?」
胡桃「好きだよ?でも…、山吹みたいに詳しくないし、千草より撮るの下手だし、私のは趣味で続ける程度の好きだよ。やりたいことないんだ、私。だから勉強も身が入らないのかもねー。あーでもこの話、みんなには内緒ね!千草とか、めっちゃいじってきそうだし!」
瞳美「そうですね。」
しかし、2人の後ろにある坂の草原に千草が横になって会話を聞いており、「めっちゃ聞こえてるし…。」と1人で呟いていた。千草がいる場所は胡桃と瞳美からは見えなかったため、2人は気づかなかったのだ。

琥珀が魔法を込めた砂浜の砂が入れられたビン。

葵が瞳美に見せた絵。
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