色づく世界の明日から(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『色づく世界の明日から』とは、P.A.WORKS制作のオリジナルアニメである。
2078年の長崎県に住む少女・月白瞳美は、魔法使いの家系でありながら魔法を嫌悪しており、幼い時に色が視えなくなったことで、他人に心を閉ざしていた。ある日、祖母の琥珀の魔法によって、突然60年前の2018年に送られ、月白家に居候しながら同い年の祖母と共に高校生活を過ごすことになる。
心を閉ざした魔法少女が仲間たちとの交流で変わっていく学園青春ファンタジー作品。

CV:潘恵子
琥珀の祖母であり、瞳美の高祖母にあたる女性。高名な魔法使いであり、瑠璃と共に経営しているまほう屋は繁盛している。また月白家の精神的な大黒柱のような存在であり、何かあっても「おばあちゃんが大丈夫と言うなら大丈夫だろう。」と家族も柚葉のことを信頼している。
瞳美を未来へ帰す責任を感じている琥珀に励ます言葉をかけて勇気づけ、魔法の練習をするかどうかの意志を瞳美に任せるなど、瑠璃とはまた違った暖かさと大らかさを持っている。
孫の孫である瞳美のことを可愛がっており、2078年に帰らなければならなくなった瞳美と別れる時には涙を流していた。

月白弦(つきしろ げん)

CV:森川智之
琥珀の父親であり、瞳美の曽祖父にあたる男性。魔法使いではなく一般人だが、未来から来た瞳美を柚葉と瑠璃が受け入れているため、彼も何も言わずに瞳美を快く受け入れている。
普段は寡黙だが家族の空気を変えるために的確な発言をしたり、瞳美が友だちとラインでやり取りが出来るようにタブレットを準備して渡すなど、さり気なく気を配れる人物である。思春期の娘である琥珀との仲も良好。

葵遙(あおい はるか)

CV:本田貴子
唯翔の母親で、女手一つで唯翔を育ててきた。絵にしか興味がない息子のことを心配しており、瞳美が唯翔の恋人かもしれないという誤解が生まれた時には、とても喜んでいた。

風野光瑛(かざの みつあき)

中央に立つ男性が風野光瑛。

CV:丹羽正人
あさぎの父親で、写真館を経営している。
部の備品としてのカメラは学校の外に持ち出せないため、写真美術部に入部したばかりで自分のカメラを持たない生徒に無償でカメラを貸し出すなど、あさぎの部活動には協力的だ。

川合苺花(かわい いちか)

CV:橘えみり
胡桃の姉。パティシエをしており、やりたいことに真っ直ぐ突き進む芯のある女性。胡桃は苺花に憧れているが、一方で何もやりたいことや好きなことがない自分に焦りを感じる原因でもあった。

その他

朝川砂波(あさかわ さなみ)

CV:長谷川育美
南ヶ丘高校のOGで葵の先輩のあたる女性。絵を描くことを仕事としており、小さい個展を開くほどの実力を持つ。
葵の絵を評価していたが自分の絵に自信がない葵のことを密かに心配しており、葵が絵の道に進むことを決めた時には安心した表情を見せるなど、面倒見が良い姉御肌な性格だ。

一柳柊生(いちやなぎ しゅうせい)

CV:諏訪部順一
琥珀の行きつけの古書店のオーナー。魔法使いではないが魔法書を扱うため魔法のことには詳しく、瞳美を2078年に帰すために奔走する琥珀に協力した。
実は未来の琥珀の夫であり、瞳美の祖父にあたる人物。

『色づく世界の明日から』の用語

魔法

アニメの世界では一部の人間に魔法使いとしての力が生まれつき備わっており、魔法使いや魔法は当たり前の存在になっている。また、まほう屋で販売されている星砂のように、簡単な魔法を込めた商品を販売して生計を立てることもでき、一般の人も簡単な魔法なら星砂を入手して使うことができる。

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