中世ヨーロッパや英国の荘厳な雰囲気が楽しめる映画を紹介!『もうひとりのシェイクスピア』『マクベス』など

本記事では16世紀~17世紀ごろの中世ヨーロッパや英国を舞台にした、荘厳な雰囲気が楽しめる名作映画の数々をまとめて紹介している。記事中では史実に基づいて忠実に再現された衣装や小道具にも注目してもらいたい『薔薇の名前』や、CGで再現された16世紀のロンドンの街並みが美しい『もうひとりのシェイクスピア』などの作品を掲載した。

「アギーレ・神の怒り」

心配になるほどの鬼気迫る体当たりロケ撮影で、暴走した人間が破滅してゆくまでを“淡々と”描いている(描いているというよりは、カメラで追っているといった方が正しいかもしれない)。

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この偉大なるアギーレは、たった1人の大帝国をアマゾンの奥地に打ち立てたのである!!最後のアギーレの筏に立ちつくすシーンの映像がそのすさまじい生きざまを現わしています。

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善悪を超越するほど壮大なエル・ドラドへの夢。その巨大な野望は、良心も生命をおびやかす危険すらも止められません。唯一それを阻むのは自然だけ。

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▽中世スコットランド独立の実在した英雄の物語を軸にした壮大な歴史スペクタクル・ドラマ!タータンチェックやキルトといったスコットランドの民族衣装はこの時代から既に伝統だった!

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『ブレイブハート』

メル・ギブソン監督・主演、ソフィー・マルソー共演による1992年の映画。スコットランドがイングランド占領下にあった13世紀末、独立のために戦った実在の人物ウィリアム・ウォレスの伝説を軸にしたオリジナル・ストーリーによる壮大なドラマ作品。アカデミー音響効果賞、アカデミー作品賞、アカデミーメイクアップ賞、アカデミー監督賞、アカデミー撮影賞を受賞した。

『ブレイブハート』

スコットランド伝説の英雄ウィリアム・フォレストの生涯を深い感動と壮大な映像で描きあげた一大巨編。

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残虐な王の悪政に苦しむ民衆を率いて、自由と解放のために戦った実在の人物を描いた、全編を通してパワーがみなぎる歴史スペクタクル作品。誇り高く壮絶なラストも、深く心に残る。

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お話も、設定も、バトルシーンも、キャラもみんないい。衣装もいい!音楽もいい!スコットランドの山々の風景も最高!スコティッシュ訛りも好きだ!こんなに気に入る映画もなかなかないなあ。

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▽痛快娯楽作を期待するとケガをするよ!偉大なる冒険家・クリストファー・コロンブスの絶望と破滅の冒険をヘヴィでダークに描きながら、圧巻な感動的ラストが光る名作!

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『1492 コロンブス』

リドリー・スコット監督、ジェラール・ドパルデュー、シガニー・ウィーバー主演による1992年公開の劇場映画。スペインの修道院に身を寄せるイタリア移民・コロンブスが、如何にして世界を航海する冒険家になり、成功と挫折を繰り返しながら、遂にはアメリカ大陸へ到達するまでの波乱万丈の人生を描く。同年に公開された映画『コロンブス』と、「コロンブス」の名称をめぐって裁判沙汰となったが、リドリー・スコットが敗訴。そのため、原題にはコロンブスと入れられなかったのでした...。しかし内容はこちらの方が断然上!

「コロンブスは、世界の終末の近いことを信じ、またそのために世界の異教徒の改革を急がねばならぬ思いにせき立てられていた」という指摘は、この映画を見る際に大いに参考になるでしょう。

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ラストのコロンブスの回想シーンで霧の切れ目からジャングルが顔をのぞかせたとき、鳥肌が立つような高揚感がある。あのラストシーンこそが、この映画の全てです。

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冒頭のコロンブスの言葉「万人の同意が人類の進歩をうながしたことはない。人より先に目覚めた者はそれがために苦難の道を歩む」が印象に残る。この言葉がこの映画のすべてを表しているのだ。

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▽神々の不在、あまりにも残酷で野蛮な現実、それに対峙する人間の心に深々と切り込んだベルイマン監督の名作中の名作!中世を舞台とした美しい映像美が独自の感性で描かれる。そして奇跡が...。

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『処女の泉』

スウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマン監督による1960年の作品。中世のスウェーデンを舞台に、民謡をベースとした悲劇と奇跡の物語。ベルイマン監督が同時期に撮った名作『第七の封印』同様、「神々の不在」をテーマの根底におき、それに対峙する人間の弱さと強さを描く名作映画。理由もなく性的暴行を受けて殺されてしまった愛娘、復讐を果たそうとする父。そして最後には奇跡が...。公開禁止あるいはカットされたショッキングなシーンと、あまりにも美しい映像感覚が交錯する名作中の名作映画!

『処女の泉』

黒澤明の『羅生門』に大きな影響を受けたという今作は、北欧から届けられた驚くべきアンサー・フィルムである。ちなみにウエス・クレイヴンは、この映画から違った意味で影響を受けて、血みどろの復讐劇『鮮血の美学』を制作してしまった。

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話の筋自体は残酷の極みですが、登場人物の残酷な振る舞いを殊更にドラマチックに映さず絶えず凝視するカメラの姿勢は、冷徹でありながらも人間に対する鋭い観察力に満ち溢れている。

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原作は、スウェーデンの東イエトランド地方の民謡で「浮浪者の処女殺し」を歌った「ヴェンゲのテーレ殿の娘」からで、登場人物の名前や主要なストーリーはそのまま引用されている。

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