カルト教団の恐怖を描いたバッドエンド映画まとめ!『ローズマリーの赤ちゃん』など

ここではカルト教団の恐怖と狂気を描いたバッドエンドの映画をまとめた。実体験をもとにカルト教団の恐ろしさやごく普通の人間に潜む闇を描いた『マーサ、あるいはマーシー・メイ』、悪魔崇拝者たちの餌食になる妊婦を描いたロマン・ポランスキー監督の傑作『ローズマリーの赤ちゃん』などを紹介している。

出典: www.amazon.co.jp

『サンタリア 魔界怨霊』

『マラソンマン』『真夜中のカウボーイ』『コードネームはファルコン』といった独特のクールなタッチのサスペンス映画を得意とするジョン・シュレシンジャー監督による1987年公開のオカルト・サスペンス。主演はマーティン・シーン。

ニューヨークで少年ばかりを狙う殺人事件が頻発、精神科医の主人公が調査するうち、連続殺人事件の背後にアフリカの宗教集団サンタリアの存在があることを知り...。人を狂乱させる呪いをかけてくる宗教集団、しかもアフリカってところが何とも恐ろし過ぎるぞ!

『サンタリア-魔界怨霊-』

衝撃的なエンディングは良くある話だが、ここまで衝撃的過ぎるオープニングは中々お目にかかれない。母親がミキサーで...。しかも本編と関係ねえ!

自分が描く映画は、総てテーマは一つだ。人生において自分以外の力によって極限まで追い詰められた人間だ(ジョン・シュレシンジャー)

よかったねー、で終わると思いきや、最後に見事に観客を裏切る衝撃のラストは、ほとんど監督の悪意の世界。

▽ウォルター・ヒル監督、そしてキース・キャラダイン主演の日本未公開映画(号泣)。今度の相手は原始カルト集団「ケイジャン」!(ちょっと勘違いあり)ブラボー小隊が立ち向かう!

出典: shop.tsutaya.co.jp

『ダーティアーミー 〜対決! 悪魔のカルト集団』

「サザン・コンフォート/ブラボー小隊・恐怖の脱出」のタイトルでも知られる、1981年に製作された戦争アクションとカルト集団を混ぜ合わせた凄い作品。監督は当時ブレイク中だったウォルター・ヒル。でも日本未公開...。

お得意の戦争&ガン・アクションもアリだが、ルイジアナの密林に住む怪しい集団に襲われるってのがちょっと違うし、最強軍団かと思ったブラボー小隊は意外と...でした。しかし、悪魔のカルト集団は「ケイジャン」!なんか勘違いされてる~。

※ケイジャン=北米アカディアのフランス系住民のうち、元フランス植民地でスペイン領となったルイジアナに分散して移住した人々の事。カルト集団じゃありません!

『ダーティアーミー 〜対決! 悪魔のカルト集団』

ルイジアナの自然描写とライ・クーダーの音楽!凡百のホラー監督では味わえない斬新な恐怖演出で、かなり不気味な一編に仕上がっている。流石はウォルター・ヒル!

出典: www.allcinema.net

想像力をかきたてるラストのスローモーションなシーンは一体何を意味するのか。あなた自身が判断すべし。やっぱりウォルター・ヒルだ!

戦争映画なのか、パニック映画なのか、ホラーなのかアドヴェンチャーなのか良く分からないが、とにかくウォルター・ヒルだ!

disonne
disonne
@disonne

目次 - Contents