魔法陣グルグル 2017(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
「魔法陣グルグル 2017」とは、「衛藤ヒロユキ」による作品「魔法陣グルグル」の三度目のアニメーション作品。1回目「魔法陣グルグル」は1997年にアニメ化、2回目「ドキドキ伝説 魔法陣グルグル」は2000年にアニメ化、3度目になる本作は2017年にアニメ化。全二作はシリーズであったが、本作は原作一話から最終話までを全24話構成で製作したものとなる。主人公「ニケ」は勇者になるために、グルグルという魔法を使うヒロイン「ククリ」に出会い、二人は魔王ギリを倒す旅に出る。
『魔法陣グルグル 2017』の登場人物・キャラクター
主要キャラクター
ニケ
CV:石上静香
本作の主人公。
勇者としての適正はあるが、本来の職業は「盗賊」。
すばしっこく運動能力は高いが、剣は得意ではなく、ゴチンコからは才能が無いと言われた。
勇者として光魔法「キラキラ」を習得。
自然界の火・地・水・風の王に認められ、それぞれの剣を使う事が出来る。
「勇者の拳」という勇者専用アイテムを使用可能。
クレメンテとの修行で光魔法「かっこいいポーズ」も習得。
性格はお調子者で女の子に弱く、少々スケベ。
ククリを初めとした女の子のお尻や裸などに強い興味を示す。
勇者の記録係「リリック」の公式な記録では「勇者ああああ」という名前で書かれてしまう。
人の話を聞き間違えたり、間違って覚えたり解釈する事が多い。
しかしここぞという時の勘が良く機転がきく。
13歳で両親に勇者に仕立てられ無理やり旅立たされ、ククリと出会う。
始めはククリがニケを勇者と呼んでいるだけであったが、ククリと共に各地を冒険し、本当の勇者として認められていく。
ククリとは違い、本当に一般人の両親から生まれた一般人。
ククリの事を大切にしているが、ククリの前で好意を示す事はほぼなく、最終話の告白もハッキリとした答え方をしなかった。
2013年の人気投票2位。
ククリ
CV:小原好美
本作のヒロイン。
この世にたった一人のミグミグ族の末裔のグルグル使い。
生まれて間もなく魔法オババの元に預けられ、世間を殆ど知らず、友達もなく育つ。
13歳の時にニケと出会い、ニケを自分を迎えに来てくれた勇者だと認識し、ニケに好意を持ちニケと共に旅に出た。
性格は純粋で天真爛漫。怒ると手が出る。
特技は踊りと料理で、料理は旅の中で上達して行った。
小さな頃友達が欲しくて地面に描いた絵がグルグルとなり、少女「イルク」を生み出し、人間では無いがイルクが始めての友達且つ始めての魔法となった。
イルクは雨で地面の絵が消えるのと共に消えてしまうが、イルクの教えてくれた踊りはグルグルを描く上で重要な役割を担った。
甘い物が好きで、初めてチョコレートの美味しさに衝撃を受ける。
辛いものは苦手で、アラハビカの青とうがらしを食べ野生化してしまう。
その後も後遺症としてククリの中に残り、「ウニョラー」と似た言葉を聞くと再発する。
勇者という存在に対して強い憧れを持ち、ニケの事を「勇者様」と呼んで慕う。
ニケに対して独占欲があり、ニケが他の女の子にデレデレしていると怒り、嫉妬から悪魔化してしまったこともあった。
レイドから好意を寄せられ魔族の仲間になるよう誘われていたが断り、しかしレイドの事を嫌っているわけではなく、レイドとは友人となった。
カヤとは何度も魔法バトルになるが、いずれも遊ぶようにグルグルを使いカヤを圧倒する。
ニケと共に旅立ち、各地に眠るグルグルや魔神を集め、自身に課せられたギリを封印する運命を知っていく。
最終話で恋するハートを使いニケに告白し、ギリを封印する。
はっきりした返事では無いが受け入れて貰えたため、天界アナスタシアへ導かれた。
アナスタシアには両親や他のミグミグ族たちがククリを待っていた。
しかし直ぐに飽きてしまい、その後アラハビカにニケと共に現れた。
2013年の人気投票1位。
ギップル
CV:櫻井孝宏
ニケとククリを道案内する風の妖精。
頭にある白い2本の触角で魔力を探知し、人の持つ魔力の調査が出来る。
案内役として町や魔物などの知識が豊富。
マントの下は黒い褌だけを着用。
マントを大きくしてそのままテントになる事が出来るが、テントの中に入って横になるとギップルの褌を見る事になる。
またマントの中にテントの容量まで物を収納する事ができ、通常の姿の時もテントに入れた物の出し入れが可能。
しかし収納した物を排泄するように出したり、マントに手を突っ込むと変な顔をしたり、取り出しに難がある。
モンスターとの戦闘になると真っ先に逃げたり、何かと理由をつけて故郷へ帰る。
クサいセリフを極度に嫌い、近くにいる時は勿論遠くに居てもニケたちのクサいセリフの気配を感じ悶絶し、聞き続けると最悪死ぬ。
そのためクサいセリフばかり言うレイドとは相性が悪く、シリーズ通しシリアスシーンとも相性が悪い。
また褌姿でジュジュに深いトラウマを与え嫌われた。
掛け声は「ギップリャ!」で、読者からの応募採用で決まった。
出身地は風の王が住む「風の精霊の村」。
2013年の人気投票7位。
アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ)
CV:小西克幸
通称「キタキタおやじ」。52歳。本作の名物キャラクター。職業は踊り子。
元々はキタの村の町長で、町に伝わる女性の演踊「キタキタ踊り」を一般公開させ、町を繁栄させようとした。
しかし以降町で女の子が生まれなくなってしまい、「神聖な踊りを見世物にした祟り」だと思い、踊りを途絶えさせないため自ら踊る決意をした。
オヤジが肌を露出し踊った事で町は寂れ、責任を取って町長を降りた。
その後は宿屋の経営者をしながらキタキタ踊りの継承者になり、現在はキタキタ踊りの継承者を探すために旅をしている。
当初はキタの村に住む唯一の女の子「ミグ」を後継者にしようと思うが、全力で嫌がられた。
300年前からあるキタキタ踊りがグルグル「魔神ベームベーム」の魔法陣になっていた。
常にキタキタ踊りの正装(ほぼ裸に腰みの)という気味の悪い姿をしており、ククリのグルグル「ツチヘビ」にモンスターと認識された。
善良な性格であるが、自己顕示欲が強く、使命感も強い。
キタキタ踊りの宣伝をひと時も忘れず、隙あらばキタキタ踊りを踊る。
何かと物語に参加したがるが、ニケたちに邪魔者扱いされる。
しかしどんな目にあっても気絶せず、偶然から最強装備を度々手に入れたり、何かと物語をかき乱す存在。
きりなしの塔攻略時にコーダイ王から100万Rの褒美がニケたちに出るが、ニケたちは受け取りを拒否しおやじに全ての金を譲って体良くオヤジを追い払った。
アラハビカでニケとククリがウニョラー化して暴れまわった際にトマの店を壊してしまうが、コーダイ王から貰ったお金で懐が豊かだったおやじが修理した。
本作(2017年版)では旧アニメ(一作目と二作目)とはキタキタ踊りのメロディが違うものになっている。
2013年の人気投票4位。
ジュジュ・クー・シュナムル
CV:大地葉
プラトー教の巫女。戦う神官・ルナーの少女。11歳。
プラトー教の総本山があるシュギ村に父と共に住んでいる。
クールでマイペースな性格で、何を考えているのか分かり難い不思議なキャラクター。
戦闘用の祭壇で祈る事により戦闘を行い、その際トランス状態になり攻撃的で過激な性格に豹変する。
戦った後は寝てしまう。
それとは別に低級モンスターであれば素手で倒すなど、素の状態でも戦闘力が高い。
プラトー教に伝わる鳥の伝説に強い執着を持ち、ニケやククリをそれに例える。
序盤ではニケに好意を抱いているような描写があるが、ククリと関わるようになるとククリに対しても好意を持ち、ククリと親友になる。
トマには気になる言葉を毎日メールして困らせている。
シュギ村に来たニケと出会い、二つの腕輪を巡って魔物と戦う。
ニケたちと別れた後、しばらくしてルンルンと共にシュギ村を出てコパールでニケたちと再会した。
パンフォス防衛戦後はアラハビカに居残ることにし、平和な生活に飽きて自らドンカマーに攫われた。
ギリ封印に立会い、その後アラハビカに戻ってニケとククリが居ない事をつまらなく思っていた。
2013年の人気投票3位。
トマ・パロット
CV:藤井ゆきよ
キタの町出身の少年。11歳。
初登場はザザ・ミグと三人で登場するが、3人のなかでもトマが一番地味で活躍が無い存在だった。
その後魔技師になり、ネコジタ谷でニケたちのパーティに加わる。
ニケたちと合流した時点でレベル10と、ニケとククリよりも大きくレベルが高かった。
地味な存在であるが頭が良く有能で、沢山のアイテムを持ち歩き、ニケたちが困った時に活躍する。
単純な戦闘力では最強説が浮上し、敵に合わせて適切なアイテムを使ったり発明品を使ったりして戦う。
穏やかな性格で、アイテムの事になると人が変わったようになる。
コパールでアダムスキーと出会い、師匠と慕うようになり、一緒に行動する。
アラハビカでは念願の自分のお店を持つが、ウニョラー化したニケとククリに店を破壊されてしまう。
キタキタおやじに修理されるが、変な店に作り変えられてしまった。
その後ニケにアラハビカの支配人として町を任されていたが、ジュジュがドンカマーに攫われたのを追い、ニケたちと合流した。
ギリ封印後はアラハビカに戻り、ジュジュたちと共にギリ封印を祝う祭りに参加していた。
主要人物の同行者
ザザ・ドルドル
CV:藤原夏海
キタの村に住む少年。
キタの町の町長の息子。ミグの兄。祖父はザムディン。
魔力は無いが魔法に憧れている魔法マニア。
ニケとククリが魔物退治に行くのに付いていこうとして親に止められた。
しかしその後ククリとミグが攫われたため、トマと一緒にニケに同行する事になった。
ククリの召喚したベームベームを見てから魔法が怖くなり、剣士を目指す事にした。
2013年の人気投票19位。
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目次 - Contents
- 『魔法陣グルグル 2017』の概要
- 『魔法陣グルグル 2017』のあらすじ・ストーリー
- 勇者と魔法使い
- 魔神召喚
- それぞれの修行
- 二つの腕輪
- 闇のプリンス
- きりなしの塔
- 魔神探し
- 恋するハート
- 4つの剣
- 最後の戦い
- 『魔法陣グルグル 2017』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- ニケ
- ククリ
- ギップル
- アドバーグ・エルドル(キタキタおやじ)
- ジュジュ・クー・シュナムル
- トマ・パロット
- 主要人物の同行者
- ザザ・ドルドル
- ミグ・ドルドル
- ゴチンコ
- ルンルン・フェルメール
- 爺ファンタジー
- ヒガジ
- ミナジ
- キタジ
- ニシジ
- 主要人物の関係者
- バド
- レナ
- イザベル=クリスチーナ(魔法オババ)
- アダムスキー
- バジャーニ
- 妖精・精霊
- さっぱり妖精
- ドサクサ妖精
- モゲル
- クルジェ
- プラナノ
- グリエル
- チュリカ
- フェイフェイ
- サイコ妖精
- ハニワ具象気体
- ククリちゃんお出かけ修行ハウス
- くま門
- ラギラ
- 鉄仮面
- チュール
- トラトラ
- ギザ
- 自然界の四人の王
- 火の王(通称:料理大臣)
- 地の王(通称:グランドマスター・オッポレ)
- 水の王
- 風の王
- 神・天使
- ピピック&ペペック
- リリック
- 運命の女神
- 時の女神
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- 闇魔法結社
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- ククリの魔法陣から生まれた人物
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- その他キャラクター
- ウルガ13世
- キタの町長
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- ファンザナ・ファイナム
- メケメケ
- ケムケム
- 『魔法陣グルグル 2017』の魔王軍側の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- 魔王ギリ
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- 幹部
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- デマ
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