雪音クリス(戦姫絶唱シンフォギア)の徹底解説・考察まとめ

雪音クリス(ゆきねくりす)とは、サテライト制作による日本のテレビアニメシリーズ『戦姫絶唱シンフォギア』の登場人物である。第一期シリーズの敵であるフィーネの手下として、主人公立花響達と戦いを繰り広げるものの響を始めとした特異災害対策機動部二課から差し伸べられる温かい手によって月を落とそうとするフィーネに対抗する為に寝返る。口は悪いが面倒見の良い優しい少女である。

大型ミサイル4発と小型ミサイル発射し、ガトリング砲を連射する。『MEGA DETH FUGA』の上位互換のような技。

MEGA DETH INFINITY

大型ミサイル12発と無数の小型ミサイルの斉射による超広域攻撃。同様の「MEGA DETH」の中では現状最上位の攻撃と思われる。大型を含む大量の敵に襲われた際など、一度に相手を殲滅したい時などに使われる。

雪音クリスの名言・名セリフ/迷言・迷セリフ

「ずっと私は、パパとママのことが大好きだった。だから二人の夢を引き継ぐんだ。パパとママの代わりに歌で平和を掴んで見せる。私の歌はその為に……」

第一期にて、フィーネの計画によって月を破壊する為に放たれた砲撃を、クリスが捨て身で受け止めた時のセリフである。
歌で難民救済を行おうとして紛争に巻き込まれて亡くなった両親を見てクリスは歌が嫌いだと言い続けていたものの、本音は両親も歌も好きでありフィーネの元から解き放たれたクリスは二人の意思を継ぐことを夢にしていた。その為、自分の命を捨ててまで、歌で世界を救おうと自分の体に致命的なダメージを与える代わりに力を引き出す「絶唱」を口にし、そして地に落ちるのだった。

「楽しいな。私、こんなに楽しく歌を歌えるんだ。そっか、きっとここは、私が居てもいいところなんだ」

第二期にて、文化祭で同級生達に無理矢理舞台にあげられて歌を披露している時にクリスが心の中で呟いた言葉である。
ずっと孤独を味わい続けていたクリスは、仲良くなろうとしてくる同級生達が差し伸べてくれる手すら嬉しさを感じながらも握り返せないでいた。クリスは舞台で歌う中徐々に感情を発露させていき、その歌声は敵対し偵察に着ていた切歌や調の心にまで響く。クリスは歌いながら徐々に自分の心に正直になり、そしてこの場所は自分が居てもいい場所なのだ、と少しずつ孤独と決別していくのだった。

「ったりめぇだ」

自身が起動させてしまった、ノイズを操ることの出来る「ソロモンの杖」を取り戻す為に、クリスはあえて響達と敵対する。先輩であり、クリスのことを信じてくれた翼のおかげでクリスは無事にソロモンの杖を取り戻すことに成功したものの、敵に寝返ってしまったところまでしか事情を知らない響に、クリスは罪悪感から視線を合わせられない。
しかし、そんなことにもお構いなしに「やったね!クリスちゃん。きっと取り戻して帰ってくると信じてた」と喜ぶ響に、クリスは照れ隠しのように「ったりめぇだ」と言い返すのだった。

突然手を取られて戸惑うクリス

信じてたと言われて、照れ隠しをするクリス

「救ってあげなきゃな。なんせ私も救われた身だ」

第三期にて、敵対してる錬金術師キャロルが世界を壊す為に大量のアルカノイズを出現させた時、戦闘中にクリスが言った言葉である。
敵でも手を差し伸べて分かり合おうとする響の方法に感化され、そして自分と同じように孤独を味わい続けてきたキャロルを助けたいというクリスの思いがこもった一言である。

「その物質、どこぞの馬鹿の中から出たってんだから、さしずめ愚者の石ってところだな」

第四期にて、シンフォギアの決戦機能として新たに追加されたイグナイトモジュールを敵であるサンジェルマン達に封じられてしまった奏者達は、サンジェルマン達の持つ賢者の石に対抗する方法を探る。そして、かつて響が胸に埋まったガングニールと融合する過程でかさぶたのようになって現れた石を使うことを、錬金術の知識を持つエルフナインは思いつく。
その時に、賢者の石に対抗する石と聞いてクリスが言った言葉である。当の本人である響はこの命名に不服だったが、的を得た命名に周囲は納得するのだった。

「これだけ発破掛けられて、いつまでも足を竦ませてる訳にはいかねぇじゃねぇか」

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