覇穹 封神演義(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『覇穹 封神演義』は、藤崎竜による漫画『封神演義』を原作とするアニメ作品。中国・明代に書かれた怪奇小説『封神演義』をベースに、コメディやオマージュなどの要素を取り入れた作品となっている。同原作のアニメはこれが2作目だが、1作目とのつながりはなく、物語中盤の「仙界大戦」にフォーカスした作品となっている。
古代中国。仙人である太公望は、人間界を荒らす悪しき仙人を封じる「封神計画」の実行役を師から任される。様々な人間や仙人を味方にしながら、太公望は人間界を脅かす邪仙・妲己の打倒を目指していく。

CV:平川大輔

哪吒の師であり、哪吒を宝貝人間にした張本人。高所恐怖症であり、科学マニアである。宝貝の開発と研究が得意だが、戦闘は苦手である。
コレクションとして様々な宝貝を所有している。

普賢(ふげん)

CV:島﨑信長

物理学を得意とする仙人。太公望とは同時期に仙界入りしているため、仲がいい。知識は豊富で、性格も争いを好まない平和主義者。だが、使用する宝貝、太極符印が強力なためかなりの戦闘力も持っている。

楊戩(ようぜん)

CV:中村悠一

生物や物体に変身できる変化の術を宝貝無しで使うことができる唯一の道士。美形でナルシスト、犬が好きで、犬型宝貝の哮天犬(こうてんけん)を持っている。仙人名は清源妙道真君。位は道士だが、崑崙十二仙を越える戦闘能力を持っている。元始天尊に太公望の補佐をすることを命じられ、太公望が自分の上に立つ人物であるかを見定めるため、テストを行った。実は通天教主の息子で妖怪仙人である。

黄天化(こうてんか)

CV:KENN

武成王・黄飛虎の次男。喫煙家。「父を越えろ、それが親孝行だ」という武成王の言葉を胸に、崑崙山の清虚道徳真君に弟子入りをしていたが、殷に造反した際、追っ手に追われる父を助けに下山。その後、太公望の元で腕を振るうこととなった。父親譲りのまっすぐな性格と高い戦闘力を持つ。宝貝は莫邪(ばくや)の宝剣。

殷の仙人・道士

妲己(だっき)

CV:日笠陽子

本作のヒロインにして、ラスボス的存在。金鰲島出身の仙女で、殷の皇后。1500年以上を生きている狐の妖怪仙人。
スーパー宝貝「傾世元禳(けいせいげんじょう)」により完成させた「誘惑の術」(テンプテーション)を使い、紂王や金鰲島の仙人・道士たちを気ままに操り、悪政を行なっている。残忍な性格で、罪のない官吏や民衆に拷問を課して享楽にふけっている。一方では、妹想いであり、妹たち(胡喜媚・王貴人)からも慕われている。

聞仲(ぶんちゅう)

CV:前野智昭

金鰲島出身の道士であり殷王朝の太師(軍師)。金鰲島三強の一人。スーパー宝貝「禁鞭(きんべん)」を持ち、霊獣・黒麒麟(こくきりん)に乗る。
元は仙人骨を持っていない人間であったが、自分の体を激しく虐めたところ、仙人骨が生まれ、金鰲島の通天教主にスカウトされた。妲己に匹敵する知謀を持ち、性格は冷静沈着で冷酷である。仙人になる以前の300年前は殷の兵士であり、仙人になってからは歴代太子の教育係、王の側近となっている。そのため、殷国への忠誠心は強く、我が子のように思っている。黄飛虎(こうひこ)は数少ない友人である。
仙界大戦にて金鰲島側の総司令官となる。

金鰲島の仙人・道士

通天教主(つうてんきょうしゅ)

CV:堀秀行

妖怪仙人を集める金鰲島の教主で三大仙人の一人。楊戩の父親。
妲己の脅威から楊戩を守るべく、崑崙山との不可侵条約を結び、元始天尊に楊戩を預ける。

王天君(おうてんくん)

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