映画監督マイケル・ベイ、独特の撮影テクニックと作品に対する評価
「マイケル・ベイ」とは、映画『バッドボーイズ』『ザ・ロック』『アルマゲドン』『トランスフォーマー』シリーズなどの監督であり、いずれもメガヒットを記録している。
彼の撮影テクニックは特徴的であるが、映画評論家からは少なからず批判を受けてもいる。
監督のこだわり、作品の特徴、撮影テクニック、評論家からの評価が低い理由について解説。
動画サイトが特集した「マイケル・ベイ映画が好きになれない理由」
映画情報を独自にまとめているアメリカの動画サイト「Watch Mojo」が特集した「マイケル・ベイ映画が好きになれない10の理由」によると
・米軍の登場が多く愛国心が強すぎる
・女性はセクシーな人ばかりで人物像がステレオタイプ
・大衆指向に調子を合わせすぎ
・アクションが派手すぎてストーリーが分からなくなる
など、辛辣な声が多く挙がっている。
アカデミー賞ノミネートと同時に、ラジー賞の常連でもあるマイケル・ベイ監督
アカデミー賞では過去「主題歌賞」「視覚効果賞」「音響賞」「音響効果賞」の4部門ノミネートとなっているが、受賞までにはいたっていない。
しかし、ラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)ではワースト作品賞を含む7部門で候補となり、ワースト主演男優賞に『アルマゲドン』で主演男優を務めたブルース・ウィリスが受賞している。
その理由として、分かりやすすぎて作品に奥行きが足りないというものもある。
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目次 - Contents
- マイケル・ベイとは
- 幼いころから8ミリ映画に興味を持つ
- インターンで映画製作現場へ行き映画監督になる決意を固める
- 大学で映画学を学び、卒業制作のCMは壮大なスケールに
- ジェリー・ブラッカイマーとの出会い、そして映画『バッドボーイズ』で映画監督デビューへ
- マイケル・ベイ、定評がある描写に対するこだわり
- 「脳ミソに火薬が詰まっている」と言われるほど爆発の描写に定評あり
- ミリタリーフェチ・映画で米軍が登場
- 車をかっこよく撮らせたら右に出るものはいないと言われるほどの描写
- 独自の考えで、たびたびファンと衝突も
- マイケル・ベイの各作品の特徴とこだわり
- 映画『バッドボーイズ』初監督作品にして、名作を作り上げる
- 映画『ザ・ロック』ケーブルカーを吹き飛ばし、空爆を行う
- 映画『アルマゲドン』予算が浮いて、パリを崩壊させる
- 映画『パール・ハーバー』恋愛要素を含めてヒットする
- 映画『アイランド』近未来のシリアスな作品
- 映画『トランスフォーマー』最初はオファーを受けたくなかった?
- マイケル・ベイ監督独自の演出・展開・撮影方法とは?
- 爆破シーンの多さから「ベイ・ヘム」という造語をつけられる
- マイケル・ベイ監督の思い付きによる撮影手法
- カーチェイスシーンのために作られた特殊車両
- 「自殺未遂車」の異名をもつ車両「ベイ・ボマー」
- 鉄筋や鉄骨で溶接された頑丈な車両「ベイ・バスター」
- クレーンカメラが付いていて自在に動かせる車両「クレーン付きカイエン」
- 「分かりやすい」という内容が批判の対象に
- 動画サイトが特集した「マイケル・ベイ映画が好きになれない理由」
- アカデミー賞ノミネートと同時に、ラジー賞の常連でもあるマイケル・ベイ監督