魔弾の王と戦姫(魔弾シリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔弾の王と戦姫』とは、2011年より刊行されている川口士によるライトノベル、およびそれを原作としたテレビアニメなどのメディアミックス作品である。中世ヨーロッパ風の異世界を舞台にした、ファンタジー戦記ラブコメである。辺境の土地を治める平凡な青年・ティグルが戦いの中で覚醒していき、たくさんの戦姫と呼ばれるヒロインと出会う。緻密に練られた設定や、個性豊かなヒロイン達が魅力の作品である。

目次 - Contents

バートラン

CV:菅生隆之

ティグルに仕える側近。アルサスの領主がティグルの父ウルスであった頃からヴォルン家に仕えており、従軍経験は非常に豊富。ティグルに対しては、実の息子に対するような深い愛情を持って接していた。
ティグルの伴侶には幼馴染のティッタこそが相応しいと考えていたため、ティグルに接近するエレンに対してはあまり快く思っていなかった。

マスハス=ローダント

CV:飯島肇

ブリューヌ北部、オード地方を統治する貴族で、階級は伯爵。灰色の髭を生やしたずんぐりとした体躯の初老の男性である。初登場時55歳。
ティグルの父ウルスの親友であり、ティグルの恩人かつ後見人と言える存在である。

フェリックス=アーロン=テナルディエ

CV: 松本大

ネメタクムを治めるブリューヌの大貴族。爵位は公爵。42歳。
極端なまでに実力主義で、弱者を嫌悪する苛烈な性格。ブリューヌ国での自身の影響力増大を狙い、野心を実行に移していく。
武勇に関してはエレオノーラと互角になるほどに強く、また謀略戦でも甘くはない強敵。

ジスタート王国

ヴィクトール=アルトゥール=ヴォルク=エステス=ツァー=ジスタート

CV:長克巳

ジスタート王国の国王。初登場時60歳。王妃はすでに他界している。 七戦姫の存在を恐れており、隣国ブリューヌが内乱に突入しようという状況下でも、積極的に軍事行動を起こす姿勢を見せなかったため、エレンからはその小心ぶりを酷評されていた。軍事面では消極的であったが、内政と謀略術においては優れた手腕を発揮していた。

リムアリーシャ

CV:井口裕香

本作ヒロインの1人。エレンの筆頭家臣。初登場時19歳。長い金髪をサイドテールにまとめている長身巨乳の女性。愛称はリム。
文武両道で政治学や戦略学にも深く精通しており、ティグレの教師役も兼ねる。とにかく真面目でエレオノーラの忠誠心は深いが、ティグレと出会い、彼女も彼の成長と共に彼に惹かれていく。頼れる武官の1人。

『魔弾の王と戦姫』(魔弾シリーズ)の用語

地理・国家

ブリューヌ王国

本作の主要な舞台であり、大陸中央に位置する。温暖で肥沃な土地を持つため、歴史的に周辺国と多くの紛争を経験している。建国神話では、建国王シャルルが精霊から宝剣デュランダルと魔法の馬バヤールを授かり、勝利を重ねて建国したとされる。国旗は紅馬旗(バヤール)。王都はニース。作中では、内乱や他国からの侵攻により甚大な被害を被った。

アルサス

ブリューヌ北東部、ヴォージュ山脈近くに位置するヴォルン家代々の領地である。中心都市はセレスタ。王都から遠く、主要産業が少なく税収は少ない田舎町である。内乱鎮圧後は、ブリューヌと隣国ライトメリッツ公国の共同管理地となっていた。

ニース

ブリューヌ王国の中央に位置する王都である。中心にリュベロン山が聳え、その中腹に王宮が、麓に街が広がる。高い城壁と豊富な水により籠城戦に耐える構造を持つが、作中ではムオジネル軍の侵攻により陥落寸前まで追い込まれた。

ネメタクム

テナルディエ家が治める領地で、中心都市はランス。ブリューヌ南部最大の要衝であり、国内でガヌロン家と並ぶ広大な領土と、交易の中心となる港町を多数持ち、テナルディエ家に巨大利益をもたらしていた。

ルテティア

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents