UNDER NIGHT IN-BIRTH(アンダーナイト インヴァース)のネタバレ解説・考察まとめ

『UNDER NIGHT IN-BIRTH』とは、エコールソフトウェアとフランスパンが共同開発した2D対戦格闘ゲームで、家庭版はアークシステムワークスが販売を担当している。夜の街を舞台にし、夜の時間帯でしか使うことができない超常の力に目覚めた「偽誕者(インヴァース)」と呼ばれる人間たちが繰り広げる戦いが主なストーリーとして描かれており、作中の描写や設定などに夜が多く出てくるのが特徴となっている。

『UNDER NIGHT IN-BIRTH』の概要

TYPE-MOONの人気ビジュアルノベルゲーム「真月譚月姫」のスピンオフ作品「MELTY BLOOD」シリーズを手がけたエコールソフトウェア、フランスパンが共同開発した対戦ゲームであり、2014年からの家庭用の発売においてはアークシステムワークスが関与している。

本作は夜の街を舞台にし、夜の時間帯でしか使うことができない超常の能力に目覚めた「偽誕者(インヴァース)」と呼ばれる人間たちが繰り広げる戦いを主なストーリーとして描いており、作風も世界観もライトノベルを思わせるものとなっているのが大きな特徴となっている。

本作は最初は2012年9月20日からアーケード版のゲームとして稼働し、2013年9月5日からバージョンアップ版として「Exe:Late」が稼働されるようになり、翌年の2014年7月24日からは家庭用としてPS3版「Exe:Late」が発売されている。そして、2016年7月12日からさらなるバージョンアップ版として「Exe:Late[st]」が稼働し、2017年7月20日にその家庭用であるPS3、PS4、PSvita版がそれぞれ発売されている。

『UNDER NIGHT IN-BIRTH』のゲームシステム

基本操作

移動はレバーによるしゃがみ、ジャンプ、ダッシュ、バックステップ、投げ、投げ抜け、受け身動作、そして攻撃はA・B・Cボタンによる弱中強の通常技がそれぞれ基本操作となっている。攻撃は単方向レバー入力や同時押しによって特殊技になる。

キャラクター本体がダメージを受けると、そのキャラクターが出した飛び道具判定の攻撃や技が全て消えるため、画面端から飛び道具を連発して一方的に攻撃する「要塞戦法」が使いにくいものとなっている。
必殺技をガードした場合でも削りダメージが発生する仕様にもなっており(一部のキャラは通常技でも可能)、これについては初期のバージョンでは採用していないが、途中で加えられた。

特殊能力

キャラクターが持っている固有の能力で、キャラクターごとに異なる特性と性能を持っている。また、操作を必要とするアクション型と、操作を必要としない付加能力型の二種類が存在する。

パッシングリンク

通常技がヒットした際、別の通常技を入力することで素早くコンボ攻撃を繰り出せる動作。ただし、一度のコンボで一度使った通常技を再度このバッシングリンクに組み込むことはできず、特殊技はキャラクターごとの条件付きで可能なものと不可能なものが存在する。

スマートステア

地上でのレバー入力なしのAボタン攻撃(弱攻撃)がヒットした時、Aボタンを続けて押していくことで自動的にコンボ攻撃が繰り出される動作。パッシングリンクの途中で組み込むと、そのパッシングリンクで既に使用した通常技がスマートステアに含まれていもそのまま続けて発動することができる。

インクリース

ボタンを押し続けて溜めることで繰り出せる強力な攻撃。対応した技を出す際にA、B、Cのいずれかのボタンを押し続けることで溜めることができ、技の効果が強化されて強力な攻撃が繰り出せて、攻撃判定や技自体が変化する場合もある。

ヴェールオフ

画面下部に表示されるEXSゲージが100%以上溜まっている時にA・B・Cボタン同時押しで発動できるパワーアップ。EXSゲージを徐々に消費し、ゲージが尽きるまでこのパワーアップ状態は維持される。さらに発動までに無敵時間を持ち、衝撃波で相手を吹き飛ばすことができる。

発動中は攻撃力増加や特殊技が一定時間使い放題になるなどのメリットがあり、さらにABCボタンを溜め押しすることで発動を遅らせることが可能(その分無敵時間も延長する)となっており、ヴェールオフ発動中にゲージを消費する行動をした場合はその分だけゲージが減る(パワーアップ状態の時間が短くなる)。

イグジスエンハンス(EXSゲージ)

画面下部両側に表示されているゲージがイグジスエンハンス。これが必殺技やインフィニットワースなどの発動に必要となる。

画面下部に表示された、キャラクターが特殊技を発動するために消費するパワーゲージ。攻撃を当てるなどの行動によって増加していく。

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