天空侵犯（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2022.12.19

『天空侵犯』とは、マンガアプリ『マンガボックス』掲載された、原作・三浦追儺、作画・大羽隆廣によって執筆されたサスペンスアクション漫画である。
突如謎の世界に飛ばされた主人公・本城遊理が、人間を襲う謎の存在・仮面と戦いながら、脱出を目指す。
敵となる仮面のデザインやデジタル的な要素を加えた独特な世界観や設定が人気を博し、2019年7月には続編の『天空侵犯arrive』が連載、2021年2月1にはNetflixにてWebアニメとして全12話で放送された。

相川の配下

CV : 瀬戸麻沙美

女性の仮面であり、スナイパー仮面と同じく狙撃を得意とする仮面。
相川死亡後は、相川が残した理火を守れという命令に従い、管理者との戦いに参加する。

学徒仮面

CV : 戸谷公人

学生服を着た仮面。武器は投げナイフ。
相川の思想に共感しており、相川を崇拝している。遊理たちとの戦闘により、殺害される。

管理者

領域を管理している存在であり、完全なる神を作り出すことを使命とし、もとの世界と領域が交わることを防ぐために相川を殺害するなど、領域の守護も行っていた。
しかし真の目的は、本来禁止されているはずである管理者の自分が神になることである。
その正体は一番最初に領域に連れてこられた人間。当時の領域は形すら定まっておらず、自殺や逃走も許されることがなく、さらにより管理能力・処理能力をあげるため頭蓋骨を外され、完全に領域から動けない状態となってしまった。
そのような境遇を恨むとともに、自分自身も領域の被害者であるのに神を目指せず、後からやってきた参加者が神になろうとしていることに不満を抱き、領域を壊そうとする主人公たちを殺すことで、自分が完全なる神を目指す大義名分を得しようとし、これに対抗する遊理たちと対立することになる。
無表情仮面を操り、領域内の人間を殺害することで、領域内のエネルギーを奪い神になろうとするも、すでに自身の力を凌駕していた遊理との戦闘で敗北する。
これを観察していた統括者の介入により、管理者失格であるとみなされ、奥の手であったフロア9によって殺害される。

クチナシ君

クチナシ君

領域のつくった人物によって創造されたプログラム。巨大なクチナシの仮面の姿をしている。
管理者の決定、領域のシステムの維持・修理などの仕事を担っており、新たな管理者を遊理と定めたうえで、遊理と管理者によって傷つけられた領域を修復するために姿を消す。
しかし完全なる神を作り出すことはあきらめていないため、いまだ領域で殺し合いをさせることを進めようとしている。

主な天使

メイド仮面

Cv : 北原沙弥香

遊理が交戦した仮面。使用武器は片手鎌。
遊理の銃撃で仮面を壊されたことで、一時的に自我を取り戻した。
仮面の危険性を遊理に伝え、遊理が兄と再会できるよう応援した後、コマンドの命令に従い自殺した。
遊理が挫折しそうになった際、彼女の応援を思い出したことで生き残る決意を強くするなど、遊理にとって強く印象に残っている人物である。

守護天使

ディーラー仮面 / フロア7

CV : 伊藤静

遊理が最初に対話した守護天使。使用武器は騎兵銃。
遊理に対して二瀬の命を救う方法を教えたり、守護天使との戦闘の際,遊理に逃げるように忠告するなど、仮面の中でも温厚な人物。
作中では管理者の命令に従い理火を襲撃するが、管理者の目的とスナイパー仮面によって管理者の命令が解除されたことで、管理者側につくことをやめている。管理者との戦いの後は、遊理たちと行動を共にしている。

巫女仮面 / フロア5

もとの世界では大学生。使用武器は対物狙撃銃。見栄っ張りかつ直情的な性格。
作中では大天使を領域を破壊する魔であると判断し、交戦するが管理者の介入、遊理が魔と化したことで一時撤退する。その後ディーラー仮面とともに理火を襲撃するが、スナイパー仮面の説得にあう。管理者との戦いの後は、他の守護天使と同様遊理たちと行動を共にしている。

『天空侵犯』の用語

『天空侵犯』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

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