仏ゾーン(武井宏之)のネタバレ解説・考察まとめ

『仏ゾーン』とは、武井宏之による仏教を題材とした少年漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。『週刊少年ジャンプ』で1997年に連載。千手観音のセンジュが、弥勒菩薩の生まれ変わりである少女サチをインドに送り届ける為仏像に憑依し、現世に降り立つ。人間の欲望を糧とする魔羅(マーラ)、人間を憎むアシュラと戦いながら、センジュたちは旅を続けるのだった。話数こそ少ないが、仏教と少年漫画要素のミックスが独特の魅力となっており、連載終了後も根強い人気を誇る。

悟りを開いたサチ

サティ・サイガン。

悟りを開き、「サティ・サイガン」となったサチが登場する。『シャーマンキング』では、500年に1度全能の神グレート・スピリッツの主となるシャーマン(霊媒師)の王を決める為の大会が行われる。サチ改めサティは、チーム「ガンダーラ」を率いている。
尚、サティが手にしている杖の先端には仏塔と思しきものがついているが、これは一部の弥勒菩薩像が仏塔を持っている為と思われる。仏塔は釈迦の遺骨やそれに代わるものを納めた、仏像が作られる前のごく初期の仏教における崇拝対象であった。

恐山アンナの後継者

2代目イタコのアンナ。『仏ゾーン』のアンナと比べ、クールで女王様的な気質となっている。

「恐山アンナ」という名とイタコの術を持つキャラクターが『シャーマンキング』にも登場する。『仏ゾーン』のアンナとは別人で、『シャーマンキング』のアンナは2代目ということになる。後に、3代目の恐山アンナも登場した。

ジゾウ出演のアニメ

シャーマンキング-ふんばりの詩

6:45より、『仏ゾーン』キャラの登場となる。

『シャーマンキング』の主人公麻倉葉(あさくら よう)が「地蔵が動いたらカッコいい」と語る妄想の中に、ジゾウを始めとする『仏ゾーン』のキャラクターが登場している。

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