JUDY AND MARY(ジュディマリ)とは【徹底解説まとめ】

JUDY AND MARYとは、1992年から2001年まで活動していた日本のロックバンドである。シングル「POWER OF LOVE」でデビュー。卓越したメロディセンスから生まれる楽曲、ライブパフォーマンスが人々の注目となる。シングル「Over Drive」でブレイク後、立て続けに大ヒットを記録。

JUDY AND MARYの9thシングル。1996年2月19日シングル発表。週間チャート最高1位。1996年度年間チャート18位。アルバム「THE POWER SOURCE」収録。「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の初代オープニングソングとして使われ120万枚のヒット。バンド初のオリコンシングルチャート1位を獲得した。また、解散に至るまで唯一のオリコン1位を獲得シングルであり、唯一のミリオンセラーであった。突然マネージャーからアニメのタイアップが決まったので、3日で曲を書けと言われて作った曲。バンド側には急に伝えられた上、どんな作品かもよく教えてもらえなかったため、曲のテーマは唯一メンバー全員が知っていた作品「キャンディ・キャンディ」になった。

※キャンディ・キャンディ:原作=水木杏子、作画=いがらしゆみこによる日本の少女漫画作品。

Over Drive

JUDY AND MARYの7thシングル。1995年6月19日発表。週間チャート最高4位。1995年度年間チャート50位。アルバム「MIRACLE DIVING」収録。JUDY AND MARYにとって初めてオリコンチャートTOP10入りを果たしたシングルである。累計67.0万枚を売り上げた。JUDY AND MARYの出世作でありここからバンドは全盛期を迎える事となる。解散ライブである東京ドームでのライブではトリで演奏された。JUDY AND MARYとして演奏した最後の曲である。また、当初YUKIは「バギーバギー」というタイトルにしたかったという。

くじら12号

JUDY AND MARYの11thシングル。1997年2月21日発表。週間チャート最高5位。1997年度年間チャート72位。アルバム「THE POWER SOURCE」収録。12号の意味はサッカーの背番号のうちサポーターナンバーである背番号の12番を基に考案したもので、サッカー日本代表の応援歌という意味があると作曲者のTAKUYAが発言している。歌詞の「太陽」は日本のことで、「ドルフィンキック」もクジラを食べる日本人のキックという意味である。終盤に聴こえる「波を越えて」と歌っているのはTAKUYAである。

散歩道

JUDY AND MARYの14thシングル。1998年2月11日発表。週間チャート最高3位。1998年度年間チャート50位。アルバム「POP LIFE」収録。フジテレビ系ドラマ「ニュースの女」主題歌。JUDY AND MARYの曲の中でも数少ない、五十嵐公太による作曲。五十嵐の曲がシングルになったのは唯一この曲のみ。第49回NHK紅白歌合戦に出場した際はこの曲を披露した。

ラッキープール

JUDY AND MARYの21thシングル。2001年1月24日発表。週間チャート最高3位。アルバム「WARP」収録。フジテレビ系ドラマ「2001年のおとこ運」主題歌。タイトルの「ラッキー」にかけているのか、このシングルCDの価格が「7」が3つぞろ目の777円だった。製作中「まだ見ぬ明日も風任せ」というYUKIの詞に対しTAKUYAが「ジュディマリらしくない」と反対したと言われる。ジャケットは久々にフルメンバーで撮影された。これは13thシングル「LOVER SOUL」以来である。

JUDY AND MARYのエピソード・逸話

バンド結成

1992年、サポートメンバーだった五十嵐公太が正式にバンドに加入。この頃はメインのバンドを持つ恩田のサイドプロジェクトに近く、メンバー全員そのつもりで、このバンドでのデビューは目指していなかった。そのため制作やライブの費用は全て恩田の自己負担であり、メンバーには恩田自身がギャラを支払っていた。恩田も「YUKIちゃんもこのアルバムを名刺代わりに出来れば」と話していたと、この時点では一過性のつもりであり、インディーズアルバム発表・ライブ後は既にほぼ解散状態になっていた。
しかし、恩田はこのバンドへの熱意が解散後に強く湧き上がったため、再始動を決意。五十嵐はこれに同意したものの、元メンバーの藤本泰司は既にソロアルバムをバンドで作る構想があったため、JUDY AND MARYでのデビューは辞退せざるを得ず脱退し、それに代わる形でTAKUYAが加入し現メンバーとなった。

JUDY AND MARYの関連サイト

www.sonymusic.co.jp

www.yukiweb.net

ameblo.jp

dedicationrecords.jp

www.kohtaigarashi.com

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