東京レイヴンズ(Tokyo Ravens)のネタバレ解説・考察まとめ
東京レイヴンズは、富士見ファンタジア文庫から刊行されているあざの耕平によるライトノベル。
陰陽師家の名門の血筋でありながら、霊気の流れや、霊的存在を見ることの出来る力「見鬼」の才がない、落ちこぼれの少年土御門春虎が、陰陽師になり除々に力をつけていく、土御門春虎と土御門夏目を中心とした陰陽師アクションファンタジー。
CV:橘田いずみ
幼女好きの少女。掴みどころのない性格に反して知識は豊富。
その正体は、「三六の三羽烏」大友・小暮と同期の一人。かつて、官内庁御霊部で夜光ついて研究をしていた呪術者。御霊部が解体されてからは、行方をくらまし、忠誠心はないが、道満の式神として一時行動を共にしていた。春虎奪還作戦の際には、天馬に策を授け、泰山府君祭の際には協力しと影で春虎に協力をしている。
蘆屋 道満(あしや どうまん)
CV:飛田展男
蘆屋道満と名乗る死人のような老人。陰陽庁からは「D」と呼ばれ近年起きている事件の背後には関わっているとされている。気にいった相手には敵味方問わず知恵や力を貸す、呪術戦を繰り広げた大友のことも認めている。
その正体は「荒御霊」と呼ばれる霊体となって永い時を生き続ける大陰陽師・蘆屋道満本人である。
かつての土御門夜光の宿敵で戦歴は現代に語り継がれるほど。
追加登場人物・キャラクター(第二部)
相馬 秋乃(そうま あきの)
珍しいウサギの生成りの少女。サイズが合っていない眼鏡をかけた12,3歳ぐらいの少女。気弱でドジな性格。
普段は耳と尻尾を隠しているが、動揺すると実体化してしまう。また、ウサギの力で走るときは十二神将クラスの高位呪術者を驚愕させるほどの目で追えないスピードで走る。
実は、秋乃に憑いているのは鴉羽と対をなす玉兎の形を持つ式神「月輪(つきのわ)」であり、鈴鹿は相馬の実験かなにかで胎児であった秋乃に月輪を憑かせたのではないかと考えている。
夏目とは。星宿寺を訪れた際に世話役となり、その縁で友達となった。
山城 隼人(やましろ はやと)
十二神将の一人。第一部と第二部の間で国家一級陰陽師になった。倉橋局長の直弟子。
陰陽塾では夏目たちの2学年上の先輩だったが、2年で陰陽塾で学ぶべきことは学び終えたとして、夏目が入学したときには陰陽塾から去っていた。
滋岳 俊輔(しげおか しゅんすけ)
十二神将の「大佐」
複数の式神を一つの部隊のように的確に指揮して迅速に修祓を行う。生来病弱で秀でた才能を持たず、陰陽第Ⅰ種取得も30第になってからの遅咲き。それゆえに個々人の才能に左右されないシステマチックな霊災修祓を理想とし、その実現を目指している。上巳の再祓の少し前に霊障を負い現場から離れていたが、春虎の覚醒から間もなく復帰。
幸徳井 白蘭/幸徳井 玄菊(かでい びゃくらん/かでい くろぎく)
十二神将の「双瞳姫」
三善と同じく日本に三名しかいない特別霊視官である双子。陰陽道において土御門に匹敵する名家・賀茂の宗家である幸徳井家の礼状である。物心つく前から英才教育を施されたサラブレッドであるが、生まれながらにして優れた見鬼の才を持つ。20代後半となった今でも世間知らずでマイペースな性格に育ってしまった。外見も年齢以上に幼く見える。お互いの霊気を共鳴・増幅させることで三善以上の見鬼の感度を発揮できる特技をもつ。
若宮 恵理(わかみや えり)
小暮、大友、早乙女、の「三六の三羽鴉」の担任講師。既に亡くなっているが、この事件から三人がバラバラに行動するようになった。(事件の詳細は不明)
若宮 里香(わかみや りか)
「月刊陰陽師」の記者。小暮と共に、陰陽庁の裏の部分を調べている。小暮たちの陰陽塾時代の担任講師の妹。十二神将が陰陽庁を離反する際にも活躍する。
直田 公蔵(なおた こうぞう)
自主党の幹事長を務める議員。有名な大物政治家であり、各方面への影響力は絶大である。
倉橋美代とは十数来の付き合いであり、たまに重大なことを相談するときなどは最中を手土産に相談しに行っていた、「最中案件」と呼ばれている。冬児から話を聞き、陰陽庁を告発する際に、公安を動かすために働きかける。
鶴田 亀雄(つるた かめお)
天馬の両親の直接の部下でウィッチクラフト社創業時からのメンバーの一人。冗談のような名前だが本名であり、縁起のよさから会社に採用されたという。天馬の両親が開発した機甲式「羽馬」を保管し続けていた。
星宿寺
常玄(じょうげん)
星宿寺の阿闍梨で代表を務める初老の男。陰陽庁に対抗するために、昔ながらの合図を用いて春虎を星宿寺に招き、星宿寺の館長に就かせようとするが、断られ強行手段に出て春虎に負ける。その実力は十二神将をも超えると言う。
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『東京レイヴンズ』の概要
- 『東京レイヴンズ』のあらすじ・ストーリー
- 第1部(1巻~9巻)
- 第2部(10巻~14巻)
- 主な登場人物・キャラクター
- 土御門 春虎(つちみかど はるとら)
- 土御門混/飛車丸(つちみかど こん)(ひしゃまる)
- 角行鬼(かくぎょうき)
- 土御門 夏目(つちみかど なつめ)
- 北斗(ほくと)
- 土御門家の式神 北斗(ほくと)/竜
- 阿刀 冬児(あと とうじ)
- 倉橋 京子(くらはし きょうこ)
- 大連寺 鈴鹿(だいれんじ すずか)
- 百恵 天馬(ももえ てんま)
- 陰陽塾
- 大友 陣(おおとも じん)
- 倉橋 美代(くらはし みよ)
- 陰陽庁/十二神将
- 小暮 禅次郎(こぐれ ぜんじろう)
- 鏡 伶路(かがみ れいじ)
- 天海 大善(あまみ だいぜん)
- 倉橋 源司(くらはし げんじ)
- 宮地 磐夫(みやち いわお)
- 弓削 麻里(ゆげ まり)
- 三善 十悟(みよし とうご)
- 双角会
- 相馬 多軌子(そうま たきこ)
- 比良多 篤祢(ひらた あつね)
- 大連寺 至道(だいれんじ しどう) / 夜叉丸(やしゃまる)
- 六人部 千尋(むとべ ちひろ) / 蜘蛛丸(くもまる)
- 土御門家
- 土御門 夜光(つちみかど やこう)
- 土御門 泰純(つちみかど やすずみ)
- 土御門 千鶴(つちみかど ちづる)
- 土御門 鷹寛(つちみかど たかひろ)
- その他の登場人物・キャラクター
- 早乙女 涼(さおとめ すず)
- 蘆屋 道満(あしや どうまん)
- 追加登場人物・キャラクター(第二部)
- 相馬 秋乃(そうま あきの)
- 山城 隼人(やましろ はやと)
- 滋岳 俊輔(しげおか しゅんすけ)
- 幸徳井 白蘭/幸徳井 玄菊(かでい びゃくらん/かでい くろぎく)
- 若宮 恵理(わかみや えり)
- 若宮 里香(わかみや りか)
- 直田 公蔵(なおた こうぞう)
- 鶴田 亀雄(つるた かめお)
- 星宿寺
- 常玄(じょうげん)
- 理妟(りあん)
- 千翁(せんおう)
- 平将門(たいらのまさかど)
- 『東京レイヴンズ』の用語
- 陰陽師
- 見鬼
- 土御門家
- 倉橋家
- 若杉家
- 相馬家
- 幸徳井家
- 陰陽術
- 帝式陰陽術
- 汎式陰陽術
- 甲種呪術
- 乙種呪術
- 式神
- 鴉羽織
- 月輪
- 生成り
- 霊災
- 泰山府君祭
- 天曺地府祭(てんちゅうちふさい)
- 上巳の大祓
- 上巳の再祓
- オープニングテーマ
- 黒崎真音『X-encounter』(1話 ~13話)
- Gero『〜Outgrow〜』(15話 ~ 19話、21話 ~ 23話)
- エンディングテーマ
- KOTOKO『君が笑む夕暮れ』(1話 ~ 2話、4話 ~ 13話、24話)
- 川田まみ『Break a spell』(15話、17話 ~ 19話、21話 ~ 23話)
- 『東京レイヴンズ』の名シーン・名場面
- 14話の大友陣と道萬の呪術戦
- 24話 飛車丸覚醒