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tw-27063159189のレビュー・評価・感想

姫様“拷問”の時間です / 'Tis Time for "Torture," Princess
7

ほっこりアニメ

「拷問」と聞くと暴力や武器などの物騒で恐ろしい想像をするかと思いますが、このアニメが描く「拷問」は少し違います。拷問する相手との戦いというより、自分との欲望の戦いなのです。
主人公は王族の姫様で、魔王側の者たちによって捕らえられ牢獄に入れられます。そこで拷問を受けるのですが、例えばそれは美味しそうなパンを食べたり、かわいい猫たちと戯れたりする様子を目の前で見せられるという拷問なのです。姫様はいつも根負けし、王族についての秘密を話してしまいます。その様子が可愛らしくてほっこりするアニメです。

さらにその王族の秘密というのも、「国王はブリーフ派」といったどうでもいいような秘密ばかりで、見ていてクスッとなります。拷問をして秘密を話してしまうというシンプルなストーリーの連続なのに、あの手この手で「拷問」をする様子が飽きなくて面白いです。
また、魅力的だと思ったのは魔王の性格です。魔王だから極悪非道でいいはずなのに、一般庶民に近い感覚の持ち主というチグハグさが面白く、そのやり取りに温まります。そして魔王側の者たちも、相手を思いやり尊重する善の心があるため見ていてとにかく癒されます。基本的に1話完結の物語なので気軽に見ることができると思います。

エネミー・オブ・アメリカ
10

あるマイクロチップを持たされたことから、国家から監視され命を狙われることになる男の物語。

ストーリーの発想が面白い。現代社会がいかにデジタルや様々なシステムの中で成り立っているかということをまざまざと見せつけられた。ターゲットの位置情報を得る発信機もごくごく小型化され、靴の中やズボン等、ありとあらゆる身に着けている物に仕込まれてしまっている。そのため偵察衛星の情報や、移動手段の航空機、鉄道、車、徒歩に至るまで驚くほど正確に追尾することができる。生活に必要な資金でも現金を持ち歩かない限りクレジットカード、銀行の口座、すべてが第3者によって操作することができる。NSA,CIA,FBI連邦政府機関と国家の利害で対立したら個人の生活や人生など紙のように飛ばされてしまう。その中で主人公は元NSAのエージェントの協力のもと次々と迫りくるピンチを切り抜けてゆく。元凄腕エージェントを演じるジーンハックマンが私生活ではパソコンの電源も入れられないというのは面白いこぼれ話だ。便利な現代社会のツールに潜む危険さ、脆弱さそういうものを強く感じさせる映画である。アメリカには便利な文明の道具を嫌い、あえて中世のような自給自足の生活を送るサバイバリスト達がいるが、不自由なものの大切さも再認識できた。国家機密の中で働くということは、国家の国益と運命共同体という事実をしっかり認識していきたい。

Dead by Daylight / デッド バイ デイライト
8

逃げ4人と鬼1人の鬼ごっこ形式が面白い!!

タイトルにもある通りDead by Daylightは逃げる側(生存者)と鬼側(殺人鬼)に分かれて鬼ごっこをするオンラインゲームです。
生存者側は発電機を5台修理し脱出ゲートから出たら勝ちで、殺人鬼側はそれを妨害しつつ生存者をフックに吊るし殺害したら勝ちとなります。
生存者側では殺されないように4人で連携を取り救助をしたり、殺人鬼の注意を引きつけたりと脱出のために試行錯誤することを楽しむことができます。
一方で殺人鬼側では生存者4人を殺害するために試行錯誤しながらプレイをし、ジワジワと生存者を追い詰めていくのを楽しめます。

またこのゲームの面白いところは様々なホラー映画作品の殺人者とコラボしており、例えば『悪魔のいけにえ』という映画からレザーフェイスという殺人者が出てきたり
『エルム街の悪夢』という映画からフレディという殺人者が出てくるなど他にも様々な種類が登場するため、その映画に興味を持ち映画を見てみたりとゲーム以外にも楽しむ要素を持たせてくれる良いゲームだと思います。

さらにこのゲームはパソコン版、PS4版、Nintendo Switch版と多くの種類のハードで遊ぶことができるので、皆様が使っているハードに合わせて遊ぶことができます。
このレビューを読んでくださった皆様がゲームに興味を持っていただけると幸いです。

おたんこナース
8

看護師は大変

新米看護師似鳥ユキエのおたんこナースぶりの話です。
作画は、動物のお医者さんの佐々木倫子さんで、動物のお医者さん的なノリのコメディでした。
似鳥さんは、ダメなとこもたくさんあるけど、ちゃんと看護したいとの思いもあり、見ていて応援したくなります。
看護師が入院してきたとき、緊張するとか、入院患者にドンがいるとか、結構あるあるなのかなと思いながら、読みました。
あと、尿を貯めるとかそういう調査というか治療があることも知れたし、結構奥が深いです。
私が好きなのは、似鳥さんが看護学校の生徒だったときに、受け持った子どもの患者の話です。
結構大人っぽいし、冗談だとわかってると思って、遊んでたりしたけど、似鳥さんの研修が終わっていなくなるとわかったら、ずっと一緒だと言ったのにとか怒って泣いてみたいな感じの話で、入院中の子どもがすごく不安なんだなとわかって、いい話でした。
似鳥さん以外の看護師さんもみんないい味だしていて、似鳥さんの同期のメガネの人はすごく優しくて自分を犠牲にしちゃうし、先輩たちはみんな強い感じです。
白衣の天使とか言われていますが、強くないと看護師など務まらないのでしょう。
コメディとして面白いし、仕事漫画としても面白い作品だと思います。

モンスターズ・インク / Monsters, Inc.
9

子どもが可愛すぎる。

人間の子どもの悲鳴を電気に変えているモンスターズ・インク(会社)で、悲鳴を集める怖がらせ屋をしているサリーとその相棒マイク。2人とモンスターズ・インクに連れてこられた人間の子どもとの交流の話です。すごく明るくておちゃらけててなんでも一生懸命なマイクと、怖がらせるのはとてもうまいけど実は慎重派で穏やかな感じのサリー。どっちも魅力的なキャラで応援したくなります。人間の子どもには毒があると教えられていたので、最初、サリーとマイクが小さな女の子を怖がっている様はおもしろいし、実は毒はないんじゃないかと気づいて、だんだん母性本能がわいてくるところも見ていてほっこりしました。女の子の声とかすごくかわいらしくて、子どもってかわいいなあと思いました。ライバルのモンスターと人間世界とモンスター世界を行ったり来たりして戦うところもおもしろかったです。結局、モンスター世界に人間を置いておけるわけもなく、少女とは別れてしまうのですが、その場面は涙ものでした。少女とは別れちゃいましたが、モンスターは、人間の笑いでも電気が貯められることがわかって、人間を怖がらせるのではなく笑わせるようになり、人間との付き合い方は良い方向に向かったかなと思います。それに、再会もできたようですし、ハッピーエンドでした。