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toumyoubieng7のレビュー・評価・感想

NANA / ナナ
9

漫画「NANA」活動休止までの振り返り

「NANA」は、作者矢沢あいによる作品。集英社「Cookie」にて2000年7月号から連載されていたが、2009年8月号から作者療養のため、休載が続いている。
バンドで成功するために上京した「ナナ」と、東京に住む彼氏と同居するために上京した「小松奈々」
が新幹線の中で出会う。新幹線の中で隣同士の席になった2人。
話したがりの「奈々」と淡々と奈々の話を聞く「ナナ」は新幹線から降りて、連絡先も交換しないまま別れる。
その後、奈々は家探しをし、気に入った物件の見学先で新幹線で出会った「ナナ」に出会う。部屋の広さと家賃が割り勘になることを不動産屋から提案され、2人は同居することに。
この同居が2人の運命と歯車を大きく動かすことになる。
ナナには、ロックミュージシャングループ「トラネス」のメンバー「レン」「タクミ」「レイラ」「ナオキ」と繋がりがあると知ると奈々は大興奮。
特に奈々はタクミの熱烈のファンで、のちにタクミと急接近することになるのだが、ナナは2人を出会わせたことを死ぬほどに後悔するのだ。
ナナのバンド「ブラスト」のメンバー「ヤス」「ノブ」「シンイチ」。彼らもまた「トラネス」やナナと奈々の関係で大きく人生が変わる。一人ひとりが主人公のため、どの人物にも感情移入ができ、目が離せない物語になっている。

NMB48 / エヌエムビーフォーティーエイト
10

今が勝負だNMB

「NMB48」は2010年10月9日に、AKB48第3のグループとして発足した、大阪難波を拠点に活動するアイドルグループである。アイドルグループとしては初めて吉本興業に所属しており、吉本興業の芸人との仕事が多いのが特徴でもある。陣内智則やケンドーコバヤシ、かまいたち、フットボールアワーら人気芸人が彼女らの番組のMCをしていた。

そろったダンスやMC力の高さ、ライブで長尺の吉本新喜劇を取り入れるなどで人気を博した。しかし2015年に山田菜々が、その翌年に渡辺美優紀が卒業。2018年にはNMB48のキャプテンとして、絶対的なセンターとして、エースとして8年間NMB48を支え続けてきた山本彩が卒業して新制NMBがスタートした。2代目キャプテンには山本彩のファンであり、5期生の小嶋花梨が指名された。

そんな中その翌年には人気メンバーである太田夢莉が卒業。その後新型コロナウイルスの流行により活動を制限されている中で、たて続けに吉田朱里、村瀬紗英、次世代エースとして期待を集めていた山本彩加、最期の1期生である白間美瑠の卒業があった。そのうえ2021年はスキャンダルにも悩まされた1年だった。心機一転立て直しを図ろうとした矢先、エースの1人である梅山恋和が卒業を発表した。
しかし、彼女らは前を向いている。キャプテンの小嶋花梨が自身のYouTubeチャンネルを開設して、会議の裏側や新しく加入した8期生への講義などをアップし、彼女らの覚悟を見せてくれた。
NMB48 は面白いグループだ。そんな彼女らから、まだまだ目が離せない。

魔境伝説アクロバンチ
8

キャラクターが救い

いのまたむつみさんが描くキャラクターが魅力的で良いです。特に若本規夫氏が演ずる蘭堂ヒロは美形でクールで男の色気を感じさせてくれるキャラクターです。第11話でのシャワー&キスシーンはドキドキです。レイカのポロリシーンも。絵的にはいのまた氏が作画担当した第5&14話が好きです。5話はミキのポロリシーンあり。愛らしくて魅力的に美しく描かれてるので、出来ればいのまた氏の作画回をもう少し見たかったなと思います。主題歌の「夢の狩人」は名曲だと思います。山本正之氏は改めて、才能があるお方だと再認識しました。声優陣も豪華で若本氏は勿論、柴田秀勝氏、三輪勝恵氏といった面々が作品に彩りを添えられていたんだなと思うと、改めて声の力というものの凄さを感じました。蘭堂ヒロが1番ですが、蘭堂ミキもその次に好きですが、パーマン1号のイメージが強い三輪氏が担当声優とは信じられません。キャラクターが目当てで観ていたので、内容はそこまで覚えていません。最終回があのアニメのパクリと言われることがありますが、それはないだろうと思っていました。ハッピーエンドで物語を完結させて欲しかったです。当時の制作現場の状況を考えると仕方がなかったんでしょうね。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

最高のバスケマンガ

この作品は、主人公の不良少年がとあることがきっかけで高校からバスケを始めて、チームメイトとともに全国制覇を目指すストーリーとなっています。
バスケ部に入部して最初の主人公は、自分だけ目立とうとして個人プレーばかりで自分勝手、チームのことなど一切考えていません。
ですが、チームメイトやバスケというスポーツに触れあっていくことで、だんだんと主人公が成長していきます。
その主人公の成長過程を見ていくのが、この作品の一番の魅力だと思います。
作品の中にはバスケだけでなく、恋愛やバラエティー要素、ヤンキーマンガのようなバトルも含まれているので、読んでいて飽きることがありません。
序盤の1話では、主人公は一切バスケに興味がないのに、作中のヒロインにバスケ部に勧誘されて、
そのヒロインにかっこいいところを見せるためだけにバスケ部に入部することを決意して、バスケを続けていくんです。
この冒頭の話でこの後、どういう展開になっていくんだろうと気になってきませんか?
思いつく展開はいろいろあると思いますが、どの考えも裏切られて、想像以上の展開で読むのが止まらなくなるぐらい楽しませてくれます。
一度読んでみてはいかがでしょうか?

シャドーハウス
9

ゴシックミステリー好きにオススメです。

シャドーハウスはシャドー(お影様)と生き人形の生活を描いたアニメ作品です。
全体的にゴシックな雰囲気なので、ヨーロピアンな装飾等が好きな人にはかなり好印象だと思います。
お話はミステリー系で考察も楽しい内容になっています。
少々怖い描写もあるのですがホラー過ぎないので、怖い物語が苦手な私でも楽しめました。
キャラクターの表情がすごく豊かなので、そういった描写にも注目したい作品です。
また人物設定がよく考えられていて、最初は苦手だったキャラクターが次第に印象良くなっていったり、どのキャラにも感情移入しやすいのが良かったです。
音楽に関しても優秀で優雅で綺麗な音楽がよく使われていました。
作中で流れるある曲は声優さん達の明るい声もあって、少しゾクゾクしましたね!
日常パートだけではなく謎解きをする回などもあり、飽きない構成になっていると思いました。
私は漫画もアニメも両方鑑賞したのですが、アニメの方は原作から改変されている部分がありました。
本来登場するはずのキャラがアニメでは登場しなかったりするのですが、1期でアニメが終了した場合伏線が回収できないことを考えて原作から改変がされているそうです。
ただ原作に繋げるようにアニメ1期が終わっているので、アニメのみですと少し中途半端です。
なので作品全体的な評価としては、あと一歩というところだと感じました。

ちゃんみな
9

才能だらけのハレンチ女王

ちゃんみなを知ったきっかけは、とあるオーディション番組の出演者がプロモーションビデオに出演しているから見てみよう、という軽率な気持ちでした。いつの間にか他の曲も聴きたくなり、知らなかったことを後悔するようなスルメ曲ばかり…聴けば聴くほどいい!発音が良く、聴き取りやすいラップで、歌詞や心情が聴く度にアップデートしていくような感覚がありました。聞き流してしまいがちのラップが、こんなにも心地良く聴ける日本の女性ラッパーは、ちゃんみながナンバーワンなのではないでしょうか。
ハレンチで過激な楽曲から、自身の自己紹介のような楽曲、繊細で切ない感情を赤裸々に表現している楽曲…なんだかちゃんみなを覗き見しているようなハレンチな気分になってしまいます。
プロモーションビデオやライブでの自己プロデュース能力の高さにも驚きです。過激な衣装や派手な髪色やメイクがとても似合い、飽きさせないカッコイイ演出は必見です。しかし時折見せる、少女のような表情や、ライオンの着ぐるみを着た猫のような可愛さを見せてくれて、ギャップも魅力の一つなのではないかと思います。
語学堪能、才能の塊で「練馬のビヨンセ」と言われるちゃんみなが、これからもっとグローバルに活躍する姿が楽しみで仕方ありません!

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
10

異色のマーベルヒーロー

ドクターストレンジという映画はベネディクトカンバーバッチさん主演のものです。時間と制作費がふんだんにかけて作られた贅沢感があります。アクションの表現が細部までこだわりがあり、見ているほうがはらはらして緊張感がありました。ロケ地もさまざまなところで行われており、世界のいろいろな場所が登場しますので、旅行が好きな方は元ネタがわかるのでそういった見方もできると思います。マーベル作品は全部見ないといけないような先入観がありますが、この作品単体で見てもストーリーが構成されていますので、より具体的なマーベルの世界を知りたいと思わされるようなつくりになっているなと思います。そこはうまく誘導ができていると思いました。
主演はベネディクトカンバーバッチさんで、もともと味のある俳優さんだと思っていました。今回の役柄を演じる中ですごいと思ったのは、テンションの上がったり下がったりの表現の仕方でした。あまりテンションが変わらない気質を演じている部分はあるのですが、その中でもテンションが上がっているときオペをしているときや戦闘など自分が能動的に興味を持ってやっているときはなんだかテンションが高いのです。冷静な中での表現なのでそこは大変だったかと思いますが、そういう部分も面白かったです。

ゆるドラシル
10

かわいくてストーリーもボリューム満点、お勧めスマホゲームアプリ、ゆるドラシル!

ゆるドラシルというゲームを御存じでしょうか?
あまり聞いたことのない人もいるかと思いますので、簡単な説明をしていきます。

神話の関係しているRPGで、コマンドバトルをしてストーリーを進めていくタイプのゲームとなっています。題材として挙げられるのがラグナロクで、様々な神が登場します。オーディンは勿論、スルトやユグドラシルなども出てきます。また、5周年を迎えたゲームなのでなかなか長い間楽しまれているゲームであることがわかります。

このゲーム、ゆるドラシルのチャームポイントはズバリ
・濃厚なストーリー
・可愛かったりかっこよかったりするキャラクター
・リセマラが不要!

この3点が主に挙げられます。ストーリーに関しては、先程ら少しずつ触れてきていますが、可愛いキャラクターとは対照的にシリアスに仕上がったものとなっています。そのため、かなりストーリーは楽しむことができると思います。
キャラクターのデザインが題名にもある通り、ゆるい感じのものとなっていて、可愛いのが多いです。
そして最後に、リセマラ、所謂リセットマラソンが不要なことがゲームの始めやすさを底上げしています。最初のほうのガチャで好きなキャラクターで始めることができるのでモチベーション向上につながるかと思われます。

ゆるドラシルは以上のような要素のある素晴らしいゲームです!気になったらぜひやってみてください!