90年代の懐かしさがつまった青春映画!
平成の懐かしい文化が散りばめられた素晴らしい映画です。
特に平成のギャルの再現度が高く、同じ時期に青春を過ごした方にはきっと楽しめるはず。当時はギャル文化が日本社会に大きな影響を与えていて、若者が時代をひっぱるような大きなエネルギーを持っていました。映画では援助交際や麻薬、暴力シーンなど過激な場面も含まれていますが、映画を観終わった後は、あの頃は自由でおおらかな時代だったと感じられるでしょう。
「垢抜けない」主人公が、同級生のギャルと親交を重ねる中で、徐々にギャルへと進化する姿も必見です。
物語は、元ギャルだった主人公が大人になり、偶然であった友人に死期が迫っていることを知るシーンから始まります。
彼女の「もう1度あのメンバー(サニー)に会いたい」という願いをかなえるため、主人公が仲間探しに奮闘。それぞれ大人になり、紆余曲折の人生を歩んできたメンバーは、あの頃とは別人になったかのような印象の変化があります。
パートナーの不倫や借金、仕事の悩みなど、人生の荒波に揉まれ、人生を楽しむことを忘れてしまったメンバーが、それぞれの葛藤を抱え、再びあの頃の絆を取り戻すシーンは感動すること間違いないでしょう。