映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」レビュー
高校時代を過ごした女友達があることきっかけに再開し、再集結するというあらすじです。
映画の中では、当時流行った音楽(安室奈美恵など)が頻繁に流れており、その世代の人からすると懐かしさを感じることができます。
女同士の友情や、女子高生の若さが全面に出されている作品です。
田舎から引っ越してきた主人公(学生時代)を演じるのは広瀬すずさんで、かわいらしいのはもちろん「田舎から来た冴えない感じ」がとてもうまく表現されています。
ちょっとしたことで、ギャルの女子グループに気に入られ、つるむようになります。そのグループのリーダー的存在を演じているのが山本舞香さんです。
さばさばした雰囲気と気さくな印象が役にぴったりでした。
友情だけでなく、甘酸っぱい恋も描かれています。主人公が恋をするのが三浦春馬さんが演じる大学生なんですが、ちょっと危なそうで、大人っぽい雰囲気をまとった男性でとっても素敵な役柄です。
大人になってから再会するシーンは、すごく切なくてまさに「エモい」と言わざるを得ないです。
この映画は、十代の友情・恋愛を描いているだけでなく、大人になってからの結婚生活・お金問題・仕事などの苦悩もリアルに描かれています。
若いころを思い出して浸りたい方にはおすすめの作品です!