青春をもう一度。
若かりしあの頃。大人はみんな誰でも子供だった時期があり、子どもだったからこそできたことがあり、子供ならではの葛藤があり、色々なことを思い出せる少し懐かしくなる映画でした。曲も多数使われていたり、ギャルがブームになっていた時代のお話なのでその頃に学生だった方にはぜひ見ていただきたいです。友情をテーマにしていて素晴らしいなと思った点は、バラバラになってもまたみんな集まれるように主人公が奮闘しているところや、sunnyのもとリーダーがどれだけ慕われていたか、仲間を想っていたかということ。そして現代でもそれぞれが問題を抱えていますがそれを解決していくところにとても感動しました。またこの映画ではダンスにも注目です。若い時代のダンス、現代でのダンス。それぞれの個性が出ていて、ダンスを通じて仲間の絆というものを表現しているのかなと思いました。ひとつ気になった点は未成年の飲酒です。おでん屋さんで高校生が飲酒する場面があるのでそこはダメなのではないかなと思ってしまいました。また、ナナについてその後があやふやであり、どうしてこうなったのかというのが描かれておらず消化不良で終わってしまったところだけ残念でした。その他は楽しく、感動したのでよかったです。