女性の青春が味わえる感動作
大々的に宣伝しておらず、上映されている映画館も限られていた作品でしたが、楽しく、笑いあり、涙ありの名作です。
ともに青春をすごした仲良しコギャルたち。そのリーダーだった子が、主人公と40歳になって病院で再会し、余命幾ばくもない中、かつての仲間に会いたいと訴えるところから話ははじまります。かつて仲良しだったメンバーがなぜ決裂し、その後どう成長し、再び集まれるのか。主人公と集まっていく仲間の奮闘する様子が描かれています。
なにより配役が素晴らしいです。コギャル役の人が成長したらこうなるだろうという役の人を的確にあてていて、その視点にまず惹かれます。特に渡辺直美が(笑)
さらに、懐かしい曲にあわせて踊る主人公たちのウキウキした様子が見ているほうにも伝わってきて楽しく、それでいてシリアスで危機一発なシーンもありハラハラさせる部分もありました。笑う部分もしっかりあり、特に広瀬すず演じる主人公が方言でキレる場面は、爆笑でした。そして、話の途中途中でしっかりと泣けるシーンがあります。
とにかく飽きる場面がなく、終わったあとも終わっちゃったのか~と一緒に行った子と惜しんでしまいました。DVDがでたら、即買います。