転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime

『転生したらスライムだった件』とは、小説投稿サイト『小説家になろう』に2013年から連載されたWeb小説が大幅に改定され、マイクロマガジン社からCGノベルとして刊行された作家・伏瀬氏によるライトノベルである。
異世界にスライムとして転生した三上悟は、無限牢獄に封印された暴風竜ヴェルドラに出会い、盟友としての契を結ぶとともにリムル=テンペストの名を得る。
そして何年かかろうともヴェルドラを封印から開放すると約束し、無限牢獄もろともスライムの胃袋にしまい込むのである。
様々なトラブルに巻き込まれながら強大な力をたくわえて仲間を増やしていくリムルは、いつしかジュラ大森林の盟主としての地位を得て、国家“ジュラ・テンペスト連邦国”をつくり上げた。
大切な仲間の理不尽な死をきっかけに“真なる魔王”として目覚めたリムルは、その力を使い盟友ヴェルドラを開放。
魔王たちの宴・ワルプルギスに乗り込んで、悲劇を生んだ元凶である魔王・クレイマンと対決することになる。
回を追うごとに強大になる敵に立ち向かうリムルとその仲間たちの活躍を描くこの物語は、2018年にTVアニメとなり、ほかにもコミック化などにメディア展開している。
ライトノベルのガイドブック「このライトノベルがすごい!」では、単行本・ノベルズ部門で2017年に8位、2018年に6位、そして2019年には5位となるなど高い評価を受けている。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slimeのレビュー・評価・感想 (2/3)

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
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ゲームでは雑魚キャラのスライムが成り上がっていく痛快ストーリー!

ごく平凡な人生を送っていた主人公が転生する、異世界ファンタジー漫画です。
通常ですと、勇者や魔法使いなど人に転生するお話が多い中、まさかのスライム。
ゲームではキングオブ雑魚キャラに転生します。
主人公が転生した世界ではスキルの装備があり、主人公もユニークスキルとして食べたものを解析する捕食者と案内and辞書の様な存在である大賢者を駆使し、あれよあれよという間に強くなっていきます。
見どころとしては出会う敵や魔物、人間にはじめは所詮スライムと相手にされないのに、いざ戦うとサラッと勝利してどんどんと仲間を増やしていく痛快感ではないでしょうか。
物語が進行していくと主人公は魔物の国を作り、そこでは人間も魔物も仲良く暮らす平和な生活を送っています。
異世界転生漫画でもかなりのイレギュラーな展開に、人間や魔王が絡み壮大なスケールのストーリに広がっていきます。
転スラに登場するキャラクターはどれも個性的で、特にオーガという大鬼族のメンツは魅力的です。
ハクロウという凄腕の剣術使いにクールな忍ソウエイ、異世界では必須のボインキャラシオン。
仲間になるまでもなってからもストーリーをより魅力的に引き立たせています。
仲間想いの優しいスライムが仲間たちと成り上がっていく異世界痛快下克上ストーリー、
スカッとしたい方にはおすすめの一冊です。

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転生シリーズのパイオニア

誰しもが1度は考えたことがあるだろう。死後の世界というものを。死んでしまうとどうなるのかな。地獄かな天国かな。この作品はどちらでもない。そう、異世界への転生を果たすのです。
数多く存在する異世界転生シリーズ。そのパイオニアがこの「転生したらスライムだった件」と言っても過言ではない。この作品は、主人公が通り魔に刺され死んでしまい、異世界へ転生されるという物語です。異世界転生するとどうなるのか。ほとんどが、勇者になって世界を救う。魔法使いになって人助け。などチート級の能力を手に入れます。ところがこの作品では、スライムという下級モンスターに転生。中身は人ですが人ではないのです。しかし、やはり能力はチート級です。体内に取り込んだものを解析し吸収します。そして自分の能力にしてしまうのです。もちろん能力を使った戦闘シーンも良いのですが、1番の見どころと言えば村です。主人公のスライムは最初にゴブリンの村にたどり着き、村を救った英雄となります。その村を拠点とし、仲間たちが集まってきます。そして国として認められた時には、スーパースライムとなっています。村と共にスライムや仲間たちが成長していきます。そして影で動く、魔王の存在。この後、魔王がどのように関わってくるかも見所です。

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俺TUEE物

夏休みにWeb版を読んで面白かったので(最後まで読み通すのに丸々三日かかったが)、書籍版も手に取ってみました。
以下Web版の感想を書いておく。
転生モノは数多あれど、ゲームで頻出のやられ役であるスライムに転生し無双するという設定が秀逸。
また、序中盤で魔物達が自らの手で理想の町づくりを進めていくのを読むのが面白い。創造の喜びの追体験だろうか、知らんけど。
ただ、気になる点も幾つかあって、まず表現が稚拙な箇所がチラホラ見られる。
もっとも、これは第三者のチェックを介さないWeb上での発表だしWeb版執筆時はプロの作家でも何でもなかったのだから仕方がないと割り切るしかない。
次に、序中盤は前述の通り新興勢力として町を作り成り上がっていく過程を描いているが、終盤は主人公勢力が強すぎる。
戦いの結果が分かっているから安心して読めるとも言えるが、やはり若干冷める。
最後に、主人公は現代日本の文化を異世界で再現することによって異世界の文化レベルを上げる(そうとは書いていないが結局そういうことだろう)のだが違和感を覚えた。(唯物史観的に?、)異なる文化の間にあまりにも自明に優劣をつけすぎている気がする。
Web版が面白かっただけに、良いところはそのままに、(僕が思った)悪い箇所は直されていることを期待して、書籍版を読んでいきたいと思います。

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最弱のモンスターが最強になり国を作るサクセスストーリー

2019年9月に再放送されるまでの人気を誇る「転生したらスライムだった件」
2020年4月に第二期のアニメも放送されることになっています。
なろうシリーズおなじみの転生物語で、現実世界ではさえない人生を歩んでいた主人公が、交通事故で異世界に転生することになってしまいました。
転生した先はゲームや漫画でよくある魔法やモンスターがいる世界で、なんと転生したのは「スライム」という、現実世界では最弱を代表するかのようなモンスターだった。
そんな最弱と思われていたスライムが、世界最強の竜と友達になり、世界を救った英雄や魔王、さまざまな仲間との出会いによって家族が増えていく笑いあり、涙ありの物語です。
<ここからはネタバレがあります>
主人公のリムルが鬼人族や竜種、ハイゴブリンなどの家族を増やし、ついには魔物による国家を作ります。
人間の国と国交を結んだり、現実世界での知識を使って生活を発展させたり、そのことをよく思ない国と戦争したりとジオラマRPGやモノづくりRPGに似たストーリーを楽しめます。
また、主人公がもともと強すぎるわけでもなく、仲間を守るために憎しみにとらわれたりそれを家族が持ち直してくれて強くなったりと感動する部分が多くあります。敵だった者も仲間になっていくのもいいところですね。
個人的には利己的な人間を一蹴するシーンがあるのでそこでかなりすかっとしました(笑)
原作小説を読むと、科学的な難しい話も多く出てきますので、何度も読み返すことで「なるほど!」と気づくところがあるのも個人的には好きなところです。
再放送や二期が確定するほどの作品ですので、一度見ていただければと思います。
アニメで主揃いと感じていただけたら、ぜひ原作や漫画もお手に取っていただきたい作品です。

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面白い展開目白押し

この作品は主人公が通り魔に刺されて死んでしまう所から始まります。死ぬ直前女の人が語って来るのですが主人公にはまだそれが何なのか分かりませんでした。そして主人公は死にある洞窟で目を覚ますのです。その姿が水色の体をしたスライムだったのです。
最初の時は目も見えなくて感覚だけあったのでそこら中の洞窟に生えてる草や鉱石などを食べまくっていました。そんな時下層に落ちて一匹の龍と出会いそして友達になりお互いに名前を与えられたのです。
そして名前を貰ったスライムは洞窟を後にし森に出て歩いていたら、ゴブリン達と出会い傷ついたゴブリン達を癒ました。そしてゴブリンの長老に今の現状を伝えられると一緒に狼達と戦う事になるのです。主人公のスライムは知恵を出して狼達の襲撃に備えます。ゴブリン達にすれば狼は恐ろしい天敵でしたが主人公の知恵と能力のもと狼の長を倒し、主人公のスライムは狼の長を食べ擬態し、狼の長の姿になって狼達を追払おうとしますが、狼達は主人公にひれ伏し主人公を主として崇める様に。そしてゴブリン達の村は狼達を迎え平和になりました。
そこからまた問題が浮上して主人公は知恵を出してその問題を解決しようと動きます。そうして仲間が増えたりバトルが激化したりと面白い展開目白押しです。良かったら見て下さい

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転スラ最高!!の件

ざっくり言うと、元人間が異世界にスライムとして転生。童貞だったアラフォーの主人公は転生時に大賢者のスキルを獲得。暴風竜ヴェルドラに名付けられ最強のスライムとして仲間と共に理想の国家を作っていくというストーリー。数々の異世界漫画を読み漁る中でもひときわ目立って面白い。ここ最近ではいち推しである。他種族との共存や主人公(スライム)を取り巻く政治的取引、強者の思惑との駆け引きなど毎回見逃せない展開となっている。また主人公が仲間思いで単に優しいだけではないところにも好感が持てる。ほかのキャラクターもそれぞれ個性があり、シリアスとギャグ要素の波状攻撃で笑いあり涙ありで読み飽きない。異世界とかによくあるエロ感もなく、絵もとても可愛くて好み。特に男性陣がイケメンで格好良い。個人的には原初の悪魔の黒髪の人が最高だと思う。この方は性格的にちょっとあれな感じもなかなか良くて今後の活躍が楽しみである。人型だけでなくランガ(狼型の魔物)もモフモフして超可愛いのである。尻尾をぶんぶんしているところとか主人公(スライム)をなめ回していて唾だらけになっているところとか描写がされていたり猫派の自分もキュンとしてしてしまう。この漫画を読むと最高に癒されるのである。

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最高です。

まず序盤で死ぬところから面白いです。主人公三上が後輩に会社のマドンナと付き合ってるという報告食事会に誘われるシーンがあります。童貞の三上は通り魔に襲われた後輩をかばって刺されます。消えゆく思考のなかで自分の下半身に謝り、「30歳童貞で魔法使いなら40近い俺はもうすぐ賢者だったのに...大賢者も夢じゃないな」と言いながら死にます。このシーンがなかなか好きでした。そして、次は世界の声と解析の声です。時に突っ込み、時には静かとなかなかいいキャラクターをしています。実際にキャラとしては存在せず声のみですが。そしてゴブ太たちゴブリン族と出会います。ゴブリン族は牙狼族と争っており、そこをスライムに転生した三上が助けます。この後の展開にビックリしました。普通のアニメならこのまま色々な種族と戦って行くのが普通の流れだと思うのですが、魔物だけの街を作り始めるのです。まさかの町作りアニメなのです。この後もリムル(スライム)は、鬼神族、オーク族、トレント族、など多種多様な仲間を率いれては町作りを発展させて行きます。なんだかこのアニメを見ると皆が協力すれば人種差別や迫害なんかがなくなるのではないだろうかと思うほど素晴らしい作品です。世の中の人にたくさん知ってもらいたいと思います。

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異世界アニメの先陣を切った小説、アニメ

このアニメ(漫画、小説)は「小説家になろう」という個人で執筆できる小説を下にアニメ化、小説化された物です。
転生したらスライムだった件(以下転スラと略します。)はその中で最初期に執筆していた小説でもう一つ有名な小説はオーバーロードなのがあります。最近では、異世界物でよくあるタイプ、いわゆる主人公が無双状態になるタイプの物なのですが、今アニメを見てもやはり勢いがあり、とても面白いです。アニメと小説の流れは殆ど同じですが、さらに細かな感情表現を見るためには小説がオススメです。

アニメに関して主に話していこうと思いますが、主人公は現実世界で突然トラブルに巻き込まれ、意識を失います。その後洞窟の中で目を覚ます(実際には見えないのですが)とスライムになっていたという始まりです。この世界では魔素とスキルが主な戦闘技術になります。主人公が転生した洞窟は世界を脅かす3龍「ベルドラ」の住む洞窟で生まれます。この洞窟はベルドラによる魔素が多く充満しており、そこに住むモンスターは魔素を浴びて成長するため、主人公も最初から強いという設定になります。(この辺りの設定はアニメでは割愛されており、小説内で説明があります。)その洞窟内でベルドラと出会い、素っ頓狂な理由でベルドラと仲良くなります。外に出られないベルドラは主人公が転生してきた際に得た特殊スキルを用いて洞窟の外に出て、様々な魔獣や魔物と出会い、街を作り成長させていくというのが簡潔な説明かなと思います。
このアニメの面白いところは主人公だけが強いわけではなく、見方も主人公の成長と同時に成長するため、俺強い系ではなく、俺たち強い系となるところかなと思います。

アニメでは仄々としたところで終わりを向かいますが、また第二期がスタートするようです。ここからが本編のスタートかなと思うので、どのように描画されるのか非常に楽しみです。

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良質な転生もののマンガ版

いわゆる転生ものの作品になります。ですが転生先が人ではなく魔物という点、そして魔物の視点で物語が進むのが特徴です。
そして主人公が人から魔物に転生している為、見た目が魔物でも考え方は人という点で行動原理が人間の心理にのっとってるので読みやすいと思います。
マンガ版のおかげでキャラクターの表情、街の様子などを細かく読み取れるのもいい点です。
この点はWEB版や小説版を読んでいる人にも勧めることが出来ると思います。

話の展開としては、よくある転生ものの裏切られたり、強大な力を持つ無自覚な主人公というわけではないので、そういう内容に距離を置いている方でも読めます。(但し敵側の行動は人であっても魔であってもその限りではありませんが…)

そして他の作品では閑話休題として扱われそうな祭りや主人公の開発する街の話がとても面白いです。
特に食べ物の話などは見ていて本当に引き込まれてしまいます。
その為、どの話を読んでいても間延びしている感が無く、マンガの絵も相まってどんどん次の巻へと手が伸びてしまいます。

ファンタジーな世界観の中で主人公の倫理感は比較的いい方なので大人、子供問わずに読めるのもいい点ではないかと思います。

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転生物の金字塔です

主人公は三上悟(みかみさとる)。通り魔に刺されて死亡し、異世界に転生する、いわゆる転生物の草分け的な作品です。主人公は転生後、スライムとなり、剣と魔法とモンスターが存在する世界で成長を続けます。
見どころは、まず「スキル」です。主人公は転生直後から様々な「スキル」を身に着けており、敵を倒すことによって「スキル」を成長・発展させていき、できることの幅が広がっていきます。
次の見どころとしては、主人公の仲間など、作品中に登場する登場人物(モンスター)の多さです。主人公はスライムとして、魔物の仲間を多く増やしていきます。多くはヒト型で、鬼や龍人族、小鬼族など、多種多様な種族が存在します。彼らもまた主人公と同じように、様々な「スキル」を駆使し、戦闘などで活躍し、さらに「スキル」を向上させていきます。
前段は主人公のレベルアップと興国がメインとなりますが、後段は周辺諸国とのやり取りもまた魅力です。人間の国家など、狡猾な組織との対立など、また前段とは違った魅力なのではないでしょうか。最後に、小説版・アニメ版・コミックス版など、様々な媒体で展開されていますが、それぞれ少しずつ違った展開を見せているのも、読者を飽きさせない工夫です。

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なろう系小説の代表的な作品

この小説は「小説家になろう」で連載されていた作品で、のちに小説化、漫画化、アニメ化されました。
ある日、冴えないサラリーマンである三上悟は通り魔に襲われかけた後輩を庇ったことで命を落としてしまいます。
目が覚めると彼は異世界に転移していたが、なんと転移後の姿はゲームでもおなじみの最弱モンスターであるスライム。しかし、彼(というかスライム?)は転生時にユニークスキルである「大賢者」と「捕食者」を会得していました。
ともかく、彼はこの状況で生き延びなければなりません。スライムの状態では何も出来ないので、転生時に召喚された場所をうろうろしていると目の前に1体のドラゴンが現れます。実は彼が転移してきた場所は、この世界では最強の存在である竜種の1体、暴風竜「ヴェルドラ」が300年にも渡って封印されている場所だったのです。
彼は、最初はヴェルドラにビビりながらもなんとかコミュニケーションを取ることにして、ヴェルドラと友達になります。そして、その時にヴェルドラから「リムル=テンペスト」という名前を付けてもらい、封印の洞窟を脱出します。
この封印の洞窟は、ジュラの大森林と言われる森のなかに存在し、そこにはゴブリンやオーガなど様々な種族が住んでいました。
リムルはそれらの種族と友好を深め、時には戦いながら配下にしていき自らの支配勢力をどんどん伸ばしていきます。
この作品は、最弱モンスターであるスライムが自らのユニークスキルをもとにどんどん成り上がっていく物語です。
主人公のリムルは外見こそ絶世の美少女なのですが、中身は冴えないサラリーマンなのでどこか言動がおっさん臭く、それもこの作品の面白さの一つです。
敵を倒したり、時には配下にしていく姿はかなり爽快なのでおすすめです。

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異世界転生系のTHE王道漫画

転生したらスライムだった件。略して、転スラは簡単に説明すると異世界チート系漫画の王道といえるだろう。というのも今や王道となっている異世界転生系といわれているこのジャンル。今や様々な有名作品がある中でこのジャンルの火付け役となったのはこの転スラである。しかし他の異世界転生系のように、主人公が最初からチート能力を持っているのではなく、成長の過程でチートの能力を手に入れていくという、二つの過程が楽しめる漫画となっている。また主人公が成長していく過程で徐々に仲間が増えていくのだが、その仲間たちとのやりとりや会話などの中にもギャグ性のある箇所や真剣なはなしをする場面での主人公がいう名言なども注目箇所のひとつといえる。他の異世界転生系の中にはメジャーな異世界転生系というジャンルに縛られてストーリー性や登場人物の作り込みなどがあまくなってしまって読むのがめんどくさくなったしまって途中で読むのをやめてしまう場合があると思うがこの作品はそのような心配は一切いらない。またあるひとつの系統に縛られない主人公の能力も見所の一つで、毎回毎回様々な技がでできて、そのような能力を持ちながらも慢心しない主人公の人柄も好感的に思える漫画である。

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神様、仏様、スライム様!

サラリーマンだった男が死んで転生した先は、異世界のなんとスライムだった。手も足もない、、、スライム、、、最弱モンスターであるはずがのスライムが、ありとあらゆる魔物を仲間にしながら、魔物たちの王国を創ってゆきます。、

そこでは、ありとあらゆる魔物たちが共存し、やがては、人間や悪魔たちも、その王国で仲良く共存しはじめます。

王であるスライムは、争いをできるだけ避けながらも、襲ってくる敵に勝利し続け、その負けたものたちを王国の仲間や友人にしてゆくところが、見どころです。

さりげなく大人のコミュ力があるスライムです。

この世界にも、こんなスライムがいればいいのに、、、、と思えてくる、、、そんなスライムです。

世界のまとめ役として、目立たないですが、とても有能です。

いかにも、王様風でないところが、魅力かもしれません。

スライム王は、誰に対しても、ごく自然に、フレンドリーな対応をします。

スライムは、その「捕食者のスキル」=「捕食した相手の能力を獲得する」のために、ありとあらゆる全知全能に近い能力を獲得してゆき、そして世界を平和にしてしまいます。

愛と力と知恵、、、さらに、ユーモア、、、の四拍子そろった「全世界の王の模範?!」のようなこのスライムを、ぜひ、全人類で召喚し、この世界に呼び戻すと良いでしょう。

成功すれば、「世界平和実現」は、間違いなしです。

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転生系で1番!

転生系のアニメは何本か見ていましたが、これが1番好きです。転生後が人間ではなくスライムだったという点も面白いです。転生後最弱や最強という設定はありがちなものですが、それでもとても楽しませてくれる内容です。スライムに転生した主人公の様々な場面での交渉術も見ていておぉー、となります。最初からヴェルドラの吸収はチートかと思いましたが、後半で主人公よりも強い相手が出てきたりしてうまく立ち回る姿もなかなかです。敵であった者も味方につけ、誰も傷付けないような立ち振る舞いは素晴らしいです。ひとつ、うん?となったところはシズさん吸収の場面です。主人公とシズさんはいいかもしれないけど、一時とはいえシズさんとともに旅をしていた三人組が、シズさんが望んだから。と主人公が言うだけですぐに納得するのはちょっと無理があるのでは…と思いました。しかしそれ以外の部分に関してはとても面白く良くできていると思います。敵対する人やモンスターなどもキャラが濃くどのキャラクターもとても印象に残ります。シズさんの教え子を守るというのもとても良いです。最終話では続きが気になるような終わり方でした。教え子の一人の女の子に宿った妖精は何者なのか、目的は?と続きが気になります。

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「転生したらスライムだった件」をお勧めする理由

「転生したらスライムだった件」(以下「転スラ」)をお勧めする理由は大きく3つあります。
1つ目は世界観です。転スラがほかの異世界物のアニメと違うところは世界の大きさにあると思います。転スラの世界には様々な国が存在しており、そのすべての国やそこに住む人々がストーリにかかわってきます。そのため、壮大で重厚なストーリーになっています。はじめは小規模な戦いが描かれていましたが、作品が進むにつれ戦いの規模が大きくなり、その緊迫感やわくわく感は飽きずに作品を楽しめる要因となっています。
2つ目はキャラクターの魅力です。転スラにはものすごくたくさんのキャラクターが登場します。主人公であるリムルやその仲間であるベニマル、ランガといった頻繁に登場するキャラクターだけでなく、各国の主要人物などによって物語が展開していきます。ヒナタやほか魔王の存在によって物語がより濃密なものとなっていきます。そのため、それぞのキャラクター性が生き、キャラクターだけを見ていても楽しめるものとなっています。また、転スラに登場するキャラクターは非常にかっこいいキャラクターが多く、女性にも多くのファンがいて幅広い層の人が見ていても楽しめます。
3つ目はストーリーのテンポの良さです。先ほど転スラは物語が進むにつれて壮大になっていくとお話ししました。しかし、戦いが大きくなりテンポが落ちるのかと思いきやそんなことはなく、もたれることなく展開していくため非常に見やすい作品になっています。

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建国と絆

日本に住む中年男性が事件に巻き込まれ転生するという話です。今流行りの転生ものですが、冒険をして成長するといった内容ではありません。まず転生したのはスライムなのですが、あらゆるスキルを取得し、仲間を増やしている様子がとても面白いです。また、転生先の世界にはない建築物や食べ物を以前暮らしていた日本のものと同じようにしたいとどん欲に創っていく様子が楽しいです。何より主人公のリムルが人を惹きつける性格をしており、読んでいて好ましいです。頼もしい仲間がどんどん増え、そのたびに新しい施設が増えるのですが、同じように敵対する者も出てきて争いになることもあります。ただ、敵対するものもただの悪ではなく、そこに至るまでの経緯があり憎むべき対象にならないところもいいと思います。露出の多い人物の服装やファンタジーっぽい外観。また竜がいて、魔王やらスライムやら魔人に悪魔などなど…、一見大人が見てもつまらないのでは?と思われるでしょうが、内容はしっかり作りこんであり本当におすすめです。原作が小説とのことでそちらも併せて愛読していますが、漫画と挿絵も作画者が違っていても髪形や服装、言葉遣いに至るまで同一化されておりとてもいいです。

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良くも悪くも一度読んでみないと

内容世界観などは良くも悪くも、よく見かける異世界転生系といった雰囲気。作品のストーリーの進み具合が早く、展開も早いので読むことに関してはサクサク読み進められる。キャラクターに関しては、主人公やその他のキャラクターの設定など、面白いものを感じる人は少なくないと思う。しかし、一方で、キャラクターの能力が多少強力過ぎたりと、一部で読む人を選ぶ内容だが、読んでみないとわからないので、ひとまず漫画を三巻だけ購入なり、悩んでいる人は余裕があれば読んでみて損はない。能力、キャラクターの設定、敵味方関係、自身がそれらを見て何を感じるかは、CMなどではなくアニメ、漫画などで一度確認すると自身にあっているかがわかると思う。漫画かアニメどちらでもよいのであれば、漫画がおすすめ、作画の雰囲気はアニメ、漫画で多少異なるので、両方見るのであれば、アニメを見た後に漫画とみるとより楽しめるのではと思う。最後までの展開に関して、気になれば、小説版もあるので、そちらを読めば、なんとなくの展開がわかる、設定資料集などもあるので、読んで面白いと思えば、楽しみ方は多く、一番くじなどもあるので、ハマった際はいろいろ入手してみるのもよいだろう。

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おすすめの異世界転生漫画(アニメ)

多数ある異世界転生漫画のなかでも、スライムに転生する漫画です。基本的に異世界転生漫画は、人として別の世界に転生し、そこで魔物などを倒していったり、最終的に魔王を倒すことを目標とする漫画が多くあります。しかし、この転生したらスライムだった件では、魔物側に主人公がいて、魔物の国を作り魔物と人間が共に暮らしていけるように、力を尽くしていくという漫画です。この漫画の見どころは大きく三つあります。一つ目は、他の漫画にはあまりない国を作っていくという点です。前世の知識を利用して異世界にどんどん新しい文明を作り、町を発展させていく様子は見ていてわくわくしてきます。二つ目は派手な戦闘シーンです。町を作ったりといった、日常的な場面もありますが戦闘をすることもあります。この漫画では特に、漫画においてもアニメにおいても、作画がすばらしく、臨場感があり戦闘シーンの作画にこだわりを持っている人にもお勧めできるものになっています。3つ目は主人公がスライムだという点です。多くのゲームや漫画でも最弱の扱いでもあるスライムがこの漫画では最初は弱いものの、だんだんと力をつけていって、ついには魔王になるまで強くなっていきます。以上のように「転生したらスライムだった件」は多くの魅力がある漫画です。漫画は読んでいるけど異世界転生漫画は読んでいない方、異世界転生漫画に飽きてしまった方にはぜひ読んでいただきたいです。

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現実離れ感が没入ポイント

主人公がふとしたきっかけで異世界に転生してしまうお話。
転生したものは、ゲームなどでおなじみの最弱モンスターであるスライム。そんなスライムに転生してしまった主人公がとてつもないスキルと前世で得た知識を元に、モンスターと人間の共存できる未来を目指す物語。
主人公であるリムル(スライム)は転生直後にある1匹のモンスターと出会う。それは転生した世界ではとてつもなく強力で時には守り神として、また時には世界の滅亡をもたらすモンスターとして恐れられてきたドラゴンである。ドラゴンの名はヴェルドラといい、人間のみならずモンスターからも恐れられてきた。そんなヴェルドラとあることからリムルは友達となり、ドラゴンの力を使えるようになる。そして今までヴェルドラの強い力が抑止力となっていた世界は動き始め、人間同士による領土争いやモンスターによる種族間の争い、人間とモンスターとの争いが生まれリムルも巻き込まれていくこととなる。
そんな中でモンスターに対しては自身の強さを誇示し、人間との抗争を止めたり、人間に対しては手を取り合い協力することでお互いの権益確保を勧めるなどモンスターと人間の共存を広げつつあった。
しかし、どんな所にも反発するものはおり、共存を広げていたリムルの裏で暗躍するものが人間の弱みにつけ込みモンスターを襲い始めた。そんなときリムルの中で今までの共存するという考えに変化が訪れ、ある決断をすることとなる。

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スライムなのに主人公

転生したらスライムだった件という作品ですが、主人公三上悟が日本で通り魔に刺されて亡くなり異世界に転生してスライムになり、そのスライムが色々な魔物などから知識を学びスキルを手にして成長していく物語です。

そもそもスライムというのは基本的に異世界ファンタジーの話では最弱のモンスターとしてどの作品でも書かれることが多く、今まで異世界ものの作品であまり描かれることのないスライムを題材とした作品がどのようにストーリーを展開していくのかを楽しむ作品になっているといます。

この物語は人族、ゴブリン、オーガ、ドワーフ、エルフ、ドラゴン、オークなど多種多様な種族が登場してきてストーリーを盛り上げてくれます。特に衝撃的だったのがアニメの一期9話から14話までの物語でこの間だけでストーリーが大きく変化します。9話で里を滅ぼされたと勘違いしたオーガ達がスライムのいる村に攻め込んできて、10話でその勘違いに築き、実はオークの仕業、さらにその後ろにも黒幕がいることが分かりそのオーク達を倒すために手を組んで、14話でオークを倒しさらにそのオークも仲間となる。という物語の進み方で、話の展開が早いにもかかわらず中身が濃くわかりやすい内容になっています。本のシリーズ累計2700万部を超える大ヒット作品なのでとてもお勧めの作品です。

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最高の違和感が最高

そのタイトル通りに転生したらプニプニ水色、雑魚敵代表にスライムに転生してしまう主人公の話。とはいえ、何でも吸収できるスキルはもはやチート級で、現世での知識とそのスキルで、モブキャラ達もメガ進化でどんどん伝説級に。モブなのに最強!
ファンタジーの世界に江戸を思わせる日本の町並みと、横にならぶ洋館。統一されていない違和感が突っ込みどころが満載。
ただ、ただ主人公が強すぎる…。天災とも言える危機を結構簡単に解決、敵も倒していってしまいます。
主人公達の村が教われて、数多くの仲間を失い、大きな悲しみを力に復讐を果たします。そんな最高の感動シーンも、主人公のチート的魔王覚醒で、あっけなく全員復活します。全然挫折しないんです。だって最強だから。
なんといってもキャラクターデザインが最高。ゴブリンは進化してムキムキに、リザードマンの女の子は最早人間に。
ついつい、「なんでやねーーーーん!!」突っ込んでしまう、違和感が最高に面白い作品です。
この苦労知らずなトントン拍子に好き嫌いは別れるかも知れません。それでも、最大の敵の登場があるんではないかと、期待が止まらずに止められない。完全に策にはまってしまっています。

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こんなに最強なスライムがいていいの!?

GCノベルズから刊行されているほか、漫画や外伝漫画、アニメなどのメディアミックスが行われており、ファンを増やし続けている『転生したらスライムだった件』についてのレビューになります。

あらすじとしてはタイトルの通り、普通の会社員をしていた主人公がある日“通り魔”に刺され死亡してしまい、その際にスライムとして異世界に転生してしまうというものです。
一見最弱に思えてしまうスライムですが、異世界の洞窟で出会った暴風龍と友達になったり、主人公と同じ世界から来たと思われる人間との出会いがあります。
また、転生時に獲得したユニークスキル(このスキルが本当に強い!)を駆使し次々に出会う魔物たちを助け、仲間が増え、その仲間を守るために街作りを行うことになります。スライムよりも強いとされている魔物たちがリムル(異世界での主人公の名前)を崇め尊敬しているシーンは、見ていてほのぼのしてしまいます。街作りの過程で更に様々な種族達と出会う中で戦いになったりもしますが、最終的には皆が救われ、どんどんと国は大きくなっていきます。
温厚で平和主義者のリムル。「種族問わず楽しく快適に過ごせる国を作りたい」というリムルの願いが引き起こす数々のキャラクターとの出会いや出来事から目が離せない『転スラ』(通称名)、主人公最強系の作品が好きな方にはもちろん、異世界ものの作品を見たことがない方にもお勧めの作品です!

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
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おすすめです

主人公『三上悟』は普通のサラリーマン。
ある日、後輩が彼女らしき女性と話していたときにひったくりに遭います。
そのひったくりはナイフを所持。
刺されそうになった後輩を庇って、三上はひったくり犯に刺されてしまうのです。
意識を失った、三上。
次に目が覚めると、そこは見知らぬ洞窟の中だった。
なんと三上は、『スライム』として見知らぬ世界に転生を遂げていたのです。
様々なキャラクターたちと冒険していく物語。
一風変わった転生モノを観たい方にお勧めです。

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
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スライムが世界を救う!

現代人である男性主人公「三上悟(みかみさとる)」は通り魔に刺され、異世界へ転生する。
異世界ではスライムになって、さまざまなチート機能を身につけていた。
そんなスライムだが、彼自身もまた、キャラクターとして成長しつつ、自らが力と知恵を使い、周りを巻き込み、助けながら、世界を統べるモノへ近づいていく。
多種多様な魔物、人間、精霊、果ては魔王まで味方につけて、世界を平和へと導いていく。

この異世界では、私達現代人が知るゲームやアニメで出てくる種族が沢山出現し、弱肉強食の中でも互いをいたわりあい、助けあいながら【皆】が成長していくことが感じられる。
一見して「最弱」なスライムが、「知恵」と「力」を持った事で、【優しく強い心】を持った【最強のスライム】に変貌する。しかし、スライム(主人公)は驕らず、謙虚に、そして楽しく行動することで、信頼を得て、困難に立ち向かっていく。
周りの信頼は主人公(リムル)を助け、力になることで、主人公以外も更なる成長を遂げる。
能力を過信せず、決して見下さず、優しさを、感謝を、そして無能を許容することで、人間より人間らしいスライムに!

「僕、わるいスライムじゃないよ!」――この言葉が、始まりを告げる。