スライムが世界を救う!
現代人である男性主人公「三上悟(みかみさとる)」は通り魔に刺され、異世界へ転生する。
異世界ではスライムになって、さまざまなチート機能を身につけていた。
そんなスライムだが、彼自身もまた、キャラクターとして成長しつつ、自らが力と知恵を使い、周りを巻き込み、助けながら、世界を統べるモノへ近づいていく。
多種多様な魔物、人間、精霊、果ては魔王まで味方につけて、世界を平和へと導いていく。
この異世界では、私達現代人が知るゲームやアニメで出てくる種族が沢山出現し、弱肉強食の中でも互いをいたわりあい、助けあいながら【皆】が成長していくことが感じられる。
一見して「最弱」なスライムが、「知恵」と「力」を持った事で、【優しく強い心】を持った【最強のスライム】に変貌する。しかし、スライム(主人公)は驕らず、謙虚に、そして楽しく行動することで、信頼を得て、困難に立ち向かっていく。
周りの信頼は主人公(リムル)を助け、力になることで、主人公以外も更なる成長を遂げる。
能力を過信せず、決して見下さず、優しさを、感謝を、そして無能を許容することで、人間より人間らしいスライムに!
「僕、わるいスライムじゃないよ!」――この言葉が、始まりを告げる。