なろう系小説の代表的な作品
この小説は「小説家になろう」で連載されていた作品で、のちに小説化、漫画化、アニメ化されました。
ある日、冴えないサラリーマンである三上悟は通り魔に襲われかけた後輩を庇ったことで命を落としてしまいます。
目が覚めると彼は異世界に転移していたが、なんと転移後の姿はゲームでもおなじみの最弱モンスターであるスライム。しかし、彼(というかスライム?)は転生時にユニークスキルである「大賢者」と「捕食者」を会得していました。
ともかく、彼はこの状況で生き延びなければなりません。スライムの状態では何も出来ないので、転生時に召喚された場所をうろうろしていると目の前に1体のドラゴンが現れます。実は彼が転移してきた場所は、この世界では最強の存在である竜種の1体、暴風竜「ヴェルドラ」が300年にも渡って封印されている場所だったのです。
彼は、最初はヴェルドラにビビりながらもなんとかコミュニケーションを取ることにして、ヴェルドラと友達になります。そして、その時にヴェルドラから「リムル=テンペスト」という名前を付けてもらい、封印の洞窟を脱出します。
この封印の洞窟は、ジュラの大森林と言われる森のなかに存在し、そこにはゴブリンやオーガなど様々な種族が住んでいました。
リムルはそれらの種族と友好を深め、時には戦いながら配下にしていき自らの支配勢力をどんどん伸ばしていきます。
この作品は、最弱モンスターであるスライムが自らのユニークスキルをもとにどんどん成り上がっていく物語です。
主人公のリムルは外見こそ絶世の美少女なのですが、中身は冴えないサラリーマンなのでどこか言動がおっさん臭く、それもこの作品の面白さの一つです。
敵を倒したり、時には配下にしていく姿はかなり爽快なのでおすすめです。