現実離れ感が没入ポイント
主人公がふとしたきっかけで異世界に転生してしまうお話。
転生したものは、ゲームなどでおなじみの最弱モンスターであるスライム。そんなスライムに転生してしまった主人公がとてつもないスキルと前世で得た知識を元に、モンスターと人間の共存できる未来を目指す物語。
主人公であるリムル(スライム)は転生直後にある1匹のモンスターと出会う。それは転生した世界ではとてつもなく強力で時には守り神として、また時には世界の滅亡をもたらすモンスターとして恐れられてきたドラゴンである。ドラゴンの名はヴェルドラといい、人間のみならずモンスターからも恐れられてきた。そんなヴェルドラとあることからリムルは友達となり、ドラゴンの力を使えるようになる。そして今までヴェルドラの強い力が抑止力となっていた世界は動き始め、人間同士による領土争いやモンスターによる種族間の争い、人間とモンスターとの争いが生まれリムルも巻き込まれていくこととなる。
そんな中でモンスターに対しては自身の強さを誇示し、人間との抗争を止めたり、人間に対しては手を取り合い協力することでお互いの権益確保を勧めるなどモンスターと人間の共存を広げつつあった。
しかし、どんな所にも反発するものはおり、共存を広げていたリムルの裏で暗躍するものが人間の弱みにつけ込みモンスターを襲い始めた。そんなときリムルの中で今までの共存するという考えに変化が訪れ、ある決断をすることとなる。