転生物の金字塔です
主人公は三上悟(みかみさとる)。通り魔に刺されて死亡し、異世界に転生する、いわゆる転生物の草分け的な作品です。主人公は転生後、スライムとなり、剣と魔法とモンスターが存在する世界で成長を続けます。
見どころは、まず「スキル」です。主人公は転生直後から様々な「スキル」を身に着けており、敵を倒すことによって「スキル」を成長・発展させていき、できることの幅が広がっていきます。
次の見どころとしては、主人公の仲間など、作品中に登場する登場人物(モンスター)の多さです。主人公はスライムとして、魔物の仲間を多く増やしていきます。多くはヒト型で、鬼や龍人族、小鬼族など、多種多様な種族が存在します。彼らもまた主人公と同じように、様々な「スキル」を駆使し、戦闘などで活躍し、さらに「スキル」を向上させていきます。
前段は主人公のレベルアップと興国がメインとなりますが、後段は周辺諸国とのやり取りもまた魅力です。人間の国家など、狡猾な組織との対立など、また前段とは違った魅力なのではないでしょうか。最後に、小説版・アニメ版・コミックス版など、様々な媒体で展開されていますが、それぞれ少しずつ違った展開を見せているのも、読者を飽きさせない工夫です。