最高です。
まず序盤で死ぬところから面白いです。主人公三上が後輩に会社のマドンナと付き合ってるという報告食事会に誘われるシーンがあります。童貞の三上は通り魔に襲われた後輩をかばって刺されます。消えゆく思考のなかで自分の下半身に謝り、「30歳童貞で魔法使いなら40近い俺はもうすぐ賢者だったのに...大賢者も夢じゃないな」と言いながら死にます。このシーンがなかなか好きでした。そして、次は世界の声と解析の声です。時に突っ込み、時には静かとなかなかいいキャラクターをしています。実際にキャラとしては存在せず声のみですが。そしてゴブ太たちゴブリン族と出会います。ゴブリン族は牙狼族と争っており、そこをスライムに転生した三上が助けます。この後の展開にビックリしました。普通のアニメならこのまま色々な種族と戦って行くのが普通の流れだと思うのですが、魔物だけの街を作り始めるのです。まさかの町作りアニメなのです。この後もリムル(スライム)は、鬼神族、オーク族、トレント族、など多種多様な仲間を率いれては町作りを発展させて行きます。なんだかこのアニメを見ると皆が協力すれば人種差別や迫害なんかがなくなるのではないだろうかと思うほど素晴らしい作品です。世の中の人にたくさん知ってもらいたいと思います。