BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン

BUMP OF CHICKENは日本の4人組ロックバンド。通称バンプ。
星や宇宙を題材にした曲やMVが多く、音楽性のスタイルはエモーショナル・ハードコアに分類され、デビュー以来一貫している。
抽象的で物語性のある歌詞も魅力で、独特の世界観を構築。その世界観はファンを虜にしてやまない。
デビュー時には若い世代を中心に人気を集め、今もそのファンたちは熱狂的なファンとして定着している。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキンのレビュー・評価・感想

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
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時には寄り添い、時には一歩を踏み出すきっかけをくれる曲を奏でる人気バンド

1996年に結成した4人組ロックバンド。メンバー全員が1979年生まれで、同じ幼稚園に通っていた幼馴染であり、「BUMP OF CHICKEN」として結成する以前から一緒にバンドをしていた。
作詞作曲を担当しているのはメンバーの「藤原基央」。彼が作る曲の歌詞は「自分もこんな気持ちだったな」「身に覚えがあるな」と感じさせることが多く、その場面が簡単に頭に浮かぶ。
例えば「ホリデイ」という曲がある。その曲には「遅刻かも 起きなくちゃ いいや、ホリデイ 僕は起きないぞ」という歌詞がある。学校に行くのか会社に行くのか、他の予定かはわからないが遅刻ギリギリまで寝ていてそのまま寝てしまえと思いきるシーンが頭の中に浮かぶ。起床失敗である。曲の最後には「あと2回寝返りしたら試しに起きてみよう あと3回寝返りしたら今度こそ起きてやろう」という歌詞がある。2回寝返ったら起きると決めるも、既に失敗しており3回寝返ったら起きると改めて思い立つ。経験したことがある人はいるのではないだろうか。
頑張りすぎている人が聞いたらもしかしたらだらしないと思うかもしれない。でも人生はそんな風に失敗することもあるし、そんな日があってもいいんじゃないかと肩の力を抜くことができるかもしれない。こういった誰かが身に覚えがありそうなことに対して、明確な答えは出さずに寄り添うような雰囲気のある歌詞に癒される人は多いのではないだろうか。
また、そういった様々なシーンを連想させる表現力が非常に高いことからか、ゲームやアニメの主題歌を歌うことも多い。アニメ映画「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険」の主題歌「sailing day」や、ゲーム「テイルズ オブ ジ アビス」の主題歌「カルマ」、人気コンテンツ「ポケットモンスター」とのタイアップ曲「アカシア」など。作品の本質を捉え、楽曲に昇華するのが非常に上手く、その作品のファンが聞いたら気に入ること間違いなしだろう。
疲れた心にグッとくるような曲を探している方や好きな作品とのタイアップ曲がある方には非常におすすめのロックバンドだ。

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宇宙を表現するBUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENをご存知だろうか。
天体観測で衝撃的なデビューを果たし、今現在も天体観測は代表作の1つ。「天体観測」は知っているという方も多いのではないだろう。
宇宙がテーマの楽曲が多く、天文学者や天体ファンにもファンが多い。「プラネタリウム」や「天体観測」は星見のお供だ。「flyby」や「voyger」、「宇宙飛行士からの手紙」や「RAY」といった楽曲は地球、衛星、彗星、星座が出てくる。
ボーカル藤原基央がすべての楽曲を作詞作曲している。藤原基央の魅力はその声にある。バラードの語りかけるような歌い方はファンの心に寄り添い、ファンを虜にしている。また歌唱力も定評があり、ファルセットを上手に使って多彩な声を届けてくれる。ボーカルトレーニングは苦手であまりしていないらしい。学生時代から隙間時間があればでたらめな歌を歌っていたという、自己流の発声が魅力の1つかもしれない。
メンバーは幼稚園から一緒の幼馴染で仲が良い。ギターの増川弘明ことヒロ、ベースの直井由文ことチャマ、ドラムでありバンドを組もうと言い出した升秀夫ことひでちゃん。そしてボーカルギターの藤原基央こと藤くん。精力的に新曲を発表し、ライブも行っている。今後の活躍が楽しみだ。

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藤原基央が紡ぐ言葉の数々は正に芸術!

BUMP OF CHICKENの魅力は、まるで小説を読んでいるかのような素晴らしい歌詞にあるでしょう。彼らの歌詞から、日本語の歌詞の魅力に目覚めた人も多いと思います。

BUMP OF CHICKENは、日本の4人組ロックバンド。メンバーはボーカルの藤原基央、ギターの増川弘明、ベースの直井由文、ドラムの升秀夫の幼馴染の4人です。
彼らは非常に仲が良く、この絆が彼らの魅力の1つとなっています。ロックバンドだったら、メンバーの仲が悪い方が良いと思う人もいますが、BUMP OF CHICKENではその逆で、彼らの仲の良さが彼らの音楽に影響を与えているのかもしれません。

そして何より、彼らの音楽の魅力はその美しい歌詞にあります。アルバムを聴き終わった後、まるで1冊の小説を読んだ後のような感覚になることでしょう。全ての曲が1つのゴールに向かって続いているかのような、起承転結が感じられます。

作詞を手掛けるボーカルの藤原基央氏は、ファンからは「藤くん」という愛称で親しまれており、彼の作り上げる歌詞に魅了された人は数多くいます。実際、彼らの楽曲がNHKの『みんなの歌』で採用されたこともあり、その実力・魅力を証明しています。

人気の曲はたくさんありますが、最初は彼らのファーストアルバムから聴くことをおすすめします。若さや荒々しさが満載ですが、非常に心のこもったアルバムです。そして是非、リリース順に聞いていってください!

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知らないあなたは人生損してる!?BUMP OF CHICKENの魅力について

「BUMP OF CHICKENが最近気になっている」「友達が好きだけど、実際BUMPの何がいいの?」「まず初めに聞くなら何から聞けばいい?」
そんな悩みを抱える方に向けて、こちらのレビューでは下記2点について書かせていただきました!
・知らないと損するBUMP OF CHICKENの魅力
・BUMP OF CHICKENをはじめて聞く人におすすめの曲3選

ぜひ最後までお読みください!

1.知らないと損するBUMP OF CHICKENの魅力
BUMP OF CHICKENの魅力は数えきれないほどありますが、1番はその歌詞にあります!ボーカルの藤原基央さんの書く歌詞は、哲学的でとても考えさせられる内容が多いです。
そのため歌詞の意味を理解するのが難しく、上手く言語化できないのですが、それでも藤原さんのメッセージから伝わるものは確かにあって、気持ちが熱くなります。それがBUMP OF CHICKENの歌詞の魅力だと思います。
バンド名であるBUMP OF CHICKEN(臆病者の衝突)の通り、「弱者や若者の抵抗」というメッセージ性を感じる歌詞が多い印象です!

2.BUMP OF CHICKENをはじめて聞く人におすすめの曲3選
はじめて聞く人は、まず下記の3曲から聞いてみてください!

1.天体観測
言わずと知れた名曲。「流石に天体観測は聞いたことあるよ!」という人も多そうですが、BUMP OF CHICKENを知る上で避けては通れない楽曲なので、念のため取り上げました。
2.カルマ
疾走感あふれる楽曲で、BUMP OF CHICKEN初心者でもノリやすい一曲です。ゲームのタイアップ曲で、藤原さんがゲームの世界観を表現した歌詞も魅力的です!
3.ray
キャッチーな曲調と心地良いサウンドが特徴で、こちらもBUMP OF CHICKEN初心者におすすめ。初音ミクとのコラボレーションや『紅白歌合戦』で披露した楽曲としても有名です。

BUMP OF CHICKENのお伝えしたい魅力やおすすめ曲は他にも山程ありますが、まずはこのレビューでBUMP OF CHICKENに興味を持ってくださると幸いです!

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独特の声とそこから語られる世界観

言わずと知れた、邦楽のロックバンド。1996年から活動している古参バンドである。
メンバーは、全員が幼稚園からの幼馴染で、バンド間の仲がとてもいい。
アルバムの最後には、ボーナストラックが付いていることが多く、仲間内でフザケて作られたような楽曲が収録されていたりする。
ファンなどからは、バンプと略されて呼ばれることが多い。
楽曲全体的に、物語調の歌詞が多く、刺さる人にはとことん刺さるような内容になっており、ファンも根強い。
また、これに影響を受けているバンドも多い。RADWIMPSや米津玄師などはそれにあたる。
また、ボーカルの藤原基央の声は特筆すべき点で、バラエティ番組の物真似などで使われたりすることも多い。
独特の歌詞と声で、初めての曲でも、バンプを知っている人には、聴いた瞬間に「これはバンプだ」と分かる人が多いと思われる。一度聴いただけでも耳に残るような声質と、歌詞の世界観の作り込みは素晴らしい。
楽曲のほとんどが、藤原基央の作詞作曲である。

BUMP OF CHICKENの名前の由来は、メンバー全員が学生時代はあまり目立たない存在だったそのリベンジという意味を込めた、「弱者の反撃」「臆病者の一撃」を意味する。
ライブでは、ゆるいトークが挟まれたりする。

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BUMPとともに

彼らの曲の歌詞には本当に泣かされる。デビュー当時の昔の曲から最新の曲まで、一貫して彼らは私たちリスナーのことを第一に考え、リスナーを想って曲を作っていることがよくわかる。BUMPリスナーは大多数の人が、人生が生きにくく不器用な人間だと思われるのだが、BUMPのメンバーもそういう種類の人なのではないかと思う。「もう痛まないけど治らない傷」とか「正義の味方には見つけてもらえなかった類」とか、「これは私のことを歌っているのではないか?」と思ってしまう曲ばかりだ。若い世代から私のようなおばさんまで、老若男女の不器用な人たちの心に刺さるのだ。心の優しい彼らは、私たちリスナーに優しく「そんな君たちでも大丈夫だよ。生きていていいんだよ。そのままで十分だよ」と歌ってくれる。
世間の皆さんは彼らの代表曲「天体観測」という曲はよく知っているが、ほかにも素晴らしい曲はたくさんある。NHKのBUMP OF CHICKEN 18祭の曲「窓の中から」が若者の心に刺さる曲としてテレビで紹介されていた。またNHK朝ドラの主題歌「なないろ」がヒットしている。アニメの主題歌では「SOUVENIR」ポケモンとのコラボ曲「アカシア」などなど……ゲームが好きな人ならFF零式のテーマ曲「ゼロ」やテイルズ オブ ジ アビスの「カルマ」など。きっと「どこかで聴いたことがあるな、この曲知ってるな」と思う曲が、少なからずあると思う。だが、彼らはめったにテレビに出ない。だから認識されにくく、「天体観測」しか知らないという人が多い。皆さん、一度ライブに行ってみてほしい。ライブで直に彼らの演奏に、歌声に触れられたら、もう彼らの虜になること間違いなしだ。

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「こんにちは、音楽愛好家のみなさん!日本のロックバンドBUMP OF CHICKENをご存知ですか?」

BUMP OF CHICKENのユニークなサウンド、力強い歌詞、心を掴むメロディーは、長年にわたって熱狂的なファンを獲得してきました。BUMP OF CHICKENは1994年に結成され、最初のメジャーレーベルのリリースは1999年のアルバム「Flame Vein」でした。それ以降、彼らは多数のアルバムやシングルをリリースし、多くが日本のチャートのトップに輝いています。彼らの音楽は、感情の深さと思慮深い歌詞で知られており、しばしば愛、喪失、自己発見などのテーマを扱っています。もしプレイリストに追加する新しいバンドを探しているなら、ぜひBUMP OF CHICKENを聴いてみてください。ガッカリさせないと思います。
彼らは独自のスタイルを完璧に表現しています。「カルマ」は、心に響く歌詞とグッと引き込まれるメロディーが美しいトラックです。また「天体観測」は、魅惑的なメロディーと共感を覚える歌詞で知られるもう1つの人気曲です。BUMP OF CHICKENのヒット曲「メーデー」は、多くのファンに共鳴した別のトラックです。アップなテンポと生き生きとした歌詞で、即座に気分を上げてくれます。
独特のサウンドやファンに共鳴する音楽で日本の音楽シーンに足跡を残しています。彼らのメロディーや歌詞への強いこだわり、そして強力なファンへの想いが彼らを成功に導いていると思います。

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勇気をくれる曲

デビューから様々なアニメやドラマCMなどのタイアップとヒット曲を出してきた、バンプオブチキン。
そのバンプが2019年に出した曲にAURORAという曲がある。
歌詞の内容は、心の中の様々な葛藤や悲しみをのりこえていくさまが描いてある。
PVの動画は、遊牧民の少年が得体のしれないものと戦い仲間を失った悲しみをのりこえる様子が描いてある。
バンプの曲はメッセージ性が強く、心に寄り添ってくれる歌詞が多くのファンを引き付ける魅力のひとつである。
1996年の結成以来、衰えないボーカルの声と、バンドのクオリティーの高さ、ライブ映像もだが、会場に来ているファンとの一体感が中高年から若い人まで魅了するのではないかと思う。
去年はNHKの朝ドラの主題歌も担当したバンプオブチキン。
これからもますます、魅力がましていくことが期待されると思う。
辛いときだけでなく、様々なシーンでバンプの曲に励まされ、時には癒されてきた私。これからもずーっとバンプの応援をするファンでありつづけたいし、もっと、もっとたくさんの幅広い年齢の人にもバンプの魅力が伝わっていくと良いなと思う。
勧めたい曲はたくさんあるけど、2019年に発売の、AURORAはお勧めです。

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もう一度「天体観測」を。

アニメ『SPY×FAMILY』にも楽曲提供をしているバンド、BUMP OF CHICKEN。支持層も幅広く日本でも有名なバンドの1つである。

ボーカルの藤原基央の歌詞が非常に評価が高く、日本語で描かれた世界観は多くのミュージシャンが影響を受けたと言われている。米津玄師、RADWIMPSの野田洋次郎はこの話題では度々名前が挙がる。
活動初期から特徴的だった物語形式の歌詞は、後のVOCALOIDの発展にまで貢献したとの評価まである。

代表曲は「天体観測」を始め、「カルマ」、「RAY」等。
支持層が広く、代表曲も世代によってバラツキが見られる。しかしどの世代でも、藤原の歌詞に心を奪われているのは変わらない。
ここ数年は楽曲提供が非常に多く、2022年では劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に「クロノスタシス」を、前述のアニメ『SPY×FAMILY』に「SOUVENIR」をそれぞれ提供している。

結成26年を迎えた現在でも、その勢いは衰えを一切感じさせない。
活動初期こそ演奏技術にやや不安の声もあったが、現在では20年を越えるキャリアを裏付けるBUMP OF CHICKENならではのサウンドとして更に進化を続けている。

2022年12月に、「天体観測」のRerecording Versionを発表した。
「天体観測」が発売されたのは、2001年3月14日。もう20年も前になる。この曲をきっかけにBUMP OF CHICKENを知ったという人は多いのではないだろうか。
かつての音源と比較しても、現在のBUMP OF CHICKENの輝きは未だ一等星である。

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言葉を追いかけてくるギター音に心が震える「天体観測」

チューニング音のような2つのギター音がなっている5秒間。
そこから広がり混じりあっていく複数のギター音が始まります。
8本のギターを使った音たちが流れ星を表現し、混じりあう音が胸の鼓動を高めます。
2001年に発売されたシングル「天体観測」。『BUMP OF CHICKEN』のシングル作品最大のヒット曲となり、多くの年代から指示を集めました。
全作詞、作曲はボーカル・ギターの藤原が担当。
歌詞を追っていくと、ラブソングと捉えることもできますが、彼が書いた歌詞からは恋愛に関する感情だけではなく、
自分自身の感情、過去、今、未来との葛藤、後悔。
自分がいる地点から見た膨大で予測不可能な未来への感情、人生感が詰まっています。
それぞれ違う部分の歌詞を抜き出すと、様々な景色が見えてくる。
伝えたい想いが藤原の声で歌われ、ドラム、ベース、そしてギターが追いかけるように演奏され、
暗闇を一瞬で過ぎ去る流れ星のように深く交差し、深みを生み出しています。
「天体観測」は、4分22秒の曲。この4分22秒の中に抱えきれないほどのその瞬間瞬間の感情がつまっています。
そしてシングル「天体観測」に収録されている曲、「バイバイサンキュー」は、
まるで弱い自分に、旅立つ自分に怖くないよと言いかけせているような言葉はすこしゆったりとしたテンポで、優しい藤原の声で歌われています。

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年齢ごとに自分や周りを見つめ直せる

わいわい楽しい気分の時には少し鬱陶しく感じるかもしれません。ですが、ふと静かな時間を過ごしたいとき、何か迷いが生じたとき、落ち込むような出来事がおきたとき。彼らの曲には、ふとした感情や状況に心地よい音と声、自分の気持ちを代弁するかのような歌詞が全身に染み渡るような感覚があります。

彼らに出会ったのは中学生の時。デビュー前の『リトルブレイバー』という曲でした。当時はメンバーも私も若く、世間の矛盾や孤独感に共感したものです。
ですが現在、様々な経験を経た今では「幸せな時間の大切さ」「矛盾の中で生きていく強さ」に共感しています。
私は実家も親も兄弟もないシングルマザーですが、そんな中でもやさぐれず幸せを見つけていけるのも彼らのおかげだと思っています。
そのおかげかはわかりませんが、大切にしてくれる人にも巡り合えました。
消えない孤独感はあります。それでも彼らの曲を聴くと「こんなにステキな世界がある」「大切な人がいることが幸せ」「誰かの幸せを思うことは自分の幸せでもある」ことを忘れずにいられます。
心がふわっと軽くなったり、反対にぎゅっと締め付けられたりするような苦しい歌詞もあります。
わかりやすい歌詞ながらも、意味の深い内容の曲が多いのがBUMP OF CHICKENの特徴かと思います。
メンバーと共に歳を重ねたこともあり、私には常にタイムリーなアーティストです。

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いつもとなりにいてくれるロックバンド

BUMP OF CHIKENは日本を代表するロックバンドであり、ロックバンド特有のギターの歪んだ音や、力強いドラムの音や、リズミカルなベースの音が気持ちよく奏でられている。だが、このバンドの曲を聴いていて一番に印象に残るのは、ボーカルである藤原基央の歌声である。あの、すこし荒々しく、それでいてやさしさに包まれているような歌声が、聴いていてすごく心地よい。また、その歌詞にも注目してもらいたい。ただ言葉を突きつけるような歌詞ではなく、BUMP OF CHIKENの音楽はいつも隣で寄り添ってくれるようなものだと感じる。名曲「花の名」の中に、次のような歌詞がある。「”あなたが花なら、たくさんのそれらと変わりないのかもしれない そこから一つを選んだ僕だけに歌える歌がある あなただけに聞こえる歌がある”」これは、自分も含めて、特別な人なんかいない。そのなかで誰かと一緒にいることから何かが生まれる、という意味である。このように、BUMPのかく歌は、弱い立場の人たちや、悩みを抱えている人たちにとって、とても救われるものである。デビュー当時のロック色が強く荒々しいイメージがだんだんpopな曲調へと変わりつつあるが、歌のメッセージはずっと変わっていない。

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『エンターテイメントの支え合い』なないろ

2021年5月17日配信、ミュージックビデオ公開。
12月22日CDパッケージ発売。BUMP OFCHICKENとして16枚目の配信、CDパッケージとしては27作目の作品。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主題歌である。配信、CD共にジャケットは青い空の上の雲が虹色に『なないろ』に染まっているように見える。歌詞の中には天気や人間の力ではどうにもならない自然、それが時には災害になることを連想されるが、人間にしかできない力はたくさん、七色なないろ以上あるということをリスナーに伝えているように、まるで大人が子どもに語りかけているように感じる箇所もある。「未来は明るいよ。」と。

タイアップの『おかえりモネ』は東日本大震災が題材だ。震災が起きたことで主人公の周りの家族や友人達が傷ついてきたことは自分が負わせてしまったのではないか、自分の傷など比べ物にはならないのではないかと今までの連続テレビ小説とは少し異なる自分の大切な人を心の底から知り心を寄せ、自分の抱えられない思いを我慢しながら大切な人たちの傍にいるという難しい役所であったと感じる。そんな主人公モネに対する応援歌のようにも感じた。
モネの周りにも一人一人色濃い力強い家族仲間がいるというメッセージも曲を聴きながら感じた。
タイアップというものはとても難しいものであり、BUMP OF CHICKENの曲としてリスナーに向けて歌うこと、ドラマのストーリーに合わせる二つ成り立たせないとならない。今回はドラマの主人公に対して送った応援歌三つ成り立たせていたように感じる。
劇中には吹奏楽に関する物語も入っている。
曲中の間奏の管楽器がとても美しい。
第72回紅白歌合戦ではおかえりモネの最後のシーン気仙沼の海を舞台にBUMPOFCHICKENがおかえりモネの出演者と共演した。
人間にはどうにもならないことも人間の心にしかつかない傷もいつか必ず明るい色、それぞれの綺麗な色に変わっていく。それは仲間と共に染まっていく。
何の皮肉か分からないがちょうどコロナ禍にあった時の作品でありおかえりモネもその際の放映だ。
エンターテイメントも困難であるコロナ禍の中での支え合いのようにも感じた。

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BUMP OF CHICKENの次世代エース曲、アカシア

BUMP OF CHICKENの新定番曲になりつつあるアカシア。そんな名曲の魅力を二つ紹介したい。
・心躍るサウンド
キラキラと輝く鉄琴の様な音と、軽快で透き通ったアルペジオから曲は始まる。徐々に各楽器が合流していき、ゆっくりと歩き出すように歌い出される。
このドキドキやワクワクが内在するサウンドを1度味わうと、もうBUMP OF CHICKENの虜になっているだろう。
音の端々からある種のノスタルジーを感じる事が出来る。
・ポケモンの世界観に寄り添った歌詞
2つ目は、ポケモンのミュージックビデオの為に書き下ろされている点だ。
ボーカルの藤原基央は幼少の頃からよくゲームに触れていた事もあり、ポケモンというゲームに寄り添った歌詞で仕上がっている。
「君の一歩は 僕より遠い 間違いなく君の凄いところ 足跡は 僕の方が多い 間違いなく僕の凄いところ 」
こんな歌詞も、藤原がポケモンをよく理解しているからこそ書ける歌詞ではないだろうか。
BUMP OF CHICKENらしさとポケモンの世界が非常によくマッチしている事が見受けられる。
簡潔に2つの魅力を挙げたが、本当に色んな感情が湧き起こる曲となっている。
BUMP OF CHICKENやポケモンのことをよく知らない方にも、ぜひ聴いてもらいたい一曲だ。

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ファンからタイアップで聞いた方まで、大満足できるかと

2000年辺りから始まり、今の今まで、そしてきっとこの先もずっと愛され続けているバンドです。
約22年の活動は伊達でなく、私のように子ども時代にファンだった方はもう既にいい中年になっています。が!
人気は衰えることなく、また今の少年少女おじさんおばさん新たなファンがどんどん増え続けています。
「見えないものを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ」
「必ず僕らは出会うだろう」
「ゴールはきっとまだだけど もう死ぬまでいたい場所にいる」
これらの歌詞だけ聞いた事ある方もいるのでは?
「あ!この曲そうだったの!?」と思ったあなた、ぜひ数曲でいい。聞いてみてください。
何か言葉にできない「グッ!」と来るものがあったなら、アルバムを手に取って聞きましょう。
最近はタイアップ曲も多い(というか大体何かしらとタイアップしてる)のでそこから入っても良いと思います。
「今から聞くのもなぁ」という方、前述の通り世代が動くと同時にファンが増えています。
大人から子どもへ。もしくは逆、子どもから大人へ。どんな形であっても良い。気になったなら、それが聞き時です。
挫けそうな時、落ち込んでる時、そんな時のための応援歌のような曲も多数あります。とにかくメッセージ力の強いバンドです。
一緒に「透明よりも綺麗なあの輝きを確かめ」に行きましょう!

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BUMP OF CHIKEN の魅力と聴衆に支持される理由

近年ポケモンとの30周年記念でのタイアップや朝の連続テレビ小説で話題になったbump of chiken。老若男女が彼らに引き付けられる理由とは何か、その2つの魅力について述べていこうと思う。
そもそも BUMP OF CHIKEN とは、千葉県出身の4人組ロックバンドで、メンバーは全員幼稚園からの幼馴染である。彼らは1999年よりメジャーデビューを果たし、セカンドシングルではあの有名な「天体観測」をリリースするに至った。この楽曲は現在YouTubeでの総再生回数が1億回を突破するなど、多くの人々から支持を受けており世間に大きなインパクトを残してきた。
そんな多くのオーディエンスから指示を受けている BUMP OF CHIKEN の魅力は、何といっても歌詞の良さにある。もちろん彼らの音楽のメロディーも逸したものがあるが、歌詞は格別である。それは人の心に寄り添い後ろから支えてくれるような優しい詩であるからである。例えば、アルバム「COSMONAUT」よりHAPPYの一節「終わらせる勇気があるなら、続きを選ぶ恐怖にも勝てる」には、新しい選択に直面している人をやさしく後押ししてくれるようなメッセージが込められている。このように彼らの音楽オーディエンスをやさしく包み込むだけでなく、前に突き進む原動力を与えてくれる力がある。
メジャーデビューを果たしてから約20年たった今でもオーディエンスから支持を受け、トップアーティストでい続けられるのは、この歌詞の良さに他ならないと私は思う。

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物語を作るバンドBUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)はバンプの相性で親しまれている彼らの代表曲『天体観測』は、YouTubeで1億回以上再生され、日本のロックシーンを代表するバンドです。
ボーカル・ギター作詞作曲、藤原基央
ベース・直井由文
ギター・増川弘明
ドラム・升秀夫
千葉県佐倉市の幼馴染で結成『メンバーは皆平等』という考えからリーダーは決まっていないのがメンバーの人柄を表しており、高い演奏力と低音で柔らかく熱量のある歌声で、話題を呼び、1996年大会に出場したのをきっかけに2月11日が結成記念日となった。
他にもメンバーがアニメやゲームが好きだという事もあり、数々のアニメ(3月のライオン・ポケモン)や映画(億男・always続三丁目の夕日)とタイアップし、話題となりました。ゲームではファイナルファンタジーとコラボをし、その作品のキャラクターが楽曲『ゼロ』を歌うシーンも取り入られています。

ストーリー性のある楽曲と生きる意味や価値を深く追求した歌詞が、幅広い年齢層から支持を集め、『歌詞が自分の生活に寄り添ってくれている』と共感できるポイントがあるのもバンプの最大の魅力で、短編小説を読むような感覚で楽曲を聞いてみるとバンプがより身近に感じられ思います。

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深い歌詞、聞く人に寄り添う音楽

BUMP OF CHICKENは千葉出身の4人組の幼なじみバンドです。
BUMP OF CHICKENの名前を聞いて多くの人が思い浮かべるのは、「天体観測」だと思います。
BUMPが好きなわけではないが、カラオケで歌った経験がある方は多いのではないでしょうか?
今ではCM、映画の主題歌や色々なものとコラボしていて、彼らの曲を聴いたことのある人はたくさんいるでしょう。
でも、昔からそうだったわけではないんです!昔はテレビ出演はおろか、コラボをすることなど、滅多になかったんです。
ですが、昔からライブを行えば、会場はいっぱい、幅広い年代のファンに愛され続けてきたのか。
その要因としては、楽曲の深さです。歌詞が聴き手ひとりひとりに寄り添ってくれるような。
簡単に言えば、「共感」です。彼らは自分たちの楽曲を聴き手と共有することが上手かったんでしょう。
楽曲を聴いて、まるで自分のことのように感じる。そうなってしまえば彼らのとりこになっていることでしょう。
そんなBUMPを長年知っているファンからすると最近のBUMPは変わったといわれています。
メディア露出がなかったBUMPがキャッチーな曲を出し、色々なコラボをしているからです。
中には、昔の方が良かったという人もいますが、彼らは変化ではなく、進化したのです。
最近聴き始めた方、BUMPに興味がある方がいればぜひ、歌詞に注目して聴いて下さい。

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BUMP OF CHICKENは最高

BUMP OF CHIKENは、その世界観から多くの若者の支持を集めているバンドです。
特に歌詞が個性的で、ストーリー性のある歌詞を書くことが多いです。
曲の中にひとつの物語があり、それらを読み解いていくのがとても楽しく、その間、聴いている人たちは皆その世界に深く入り込む体験が出来るのです。
たとえば『ラフメイカー』という曲。
主人公が部屋で泣いているところから始まります。
そこにラフメイカーという人物が、訪ねてくるのです。
家の外にいるラフメイカーは、主人公に「笑わせないと帰れない」、「あんたに笑顔を持ってきた」と言うのですが、当然、主人公は怪しんでしまいます。
そんな主人公の態度にラフメイカーはとうとう泣き出してしまい、主人公も思わず一緒に号泣。
泣き続けるラフメイカーを哀れに思った主人公は、ついに、ラフメイカーを部屋に招き入れるのです。
しかし、ラフメイカーは入っては来ませんでした。
それどころか、いつの間にか手にしていた鉄パイプで窓を叩き割って、こう言うのです。
「あんたの泣き顔笑えるぜ」、と。
そんなラフメイカーに思わず呆れてしまった主人公は、堪らず笑顔を取り戻してしまうのです。
どうでしょうか。
こんなにもしっかりとしたストーリーがある曲を、あなたが聴いたことはありますか?
是非、聴いてみてください。

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2000年代を代表するロックバンド。

BUMP OF CHIKENは、日本を代表するロックバンド。1999年に結成し、デビューアルバム『FLAME VEIN』をリリース。2000年にはメジャーデビューを果たした。そして翌年、シングル『天体観測』が大ヒット。累計55万部を売り上げ、一躍、有名になる。それ以降、数々のヒットソングを生み出し続け、平成から令和にかけて活躍を続けてきた。ミュージックビデオではポケモンとの共演も果たすなど、新しいチャレンジも続けている。バンドメンバーは元々、幼稚園時代からの顔馴染で、1994年に中学校の文化祭に向けてバンドを結成したのが始まり。ここまでの大物バンドに成長するとは、きっと誰も思わなかっただろう。

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後世に伝えるべきバンド

BUMP OF CHICKENは幼馴染の4人で結成されたバンド。かつて「天体観測」という曲で一世を風靡したが、まだまだ人気が増え続けている。彼らのバンド名は直訳すると「弱者の反撃」といった意味があるが、その名の通り、周りの人に左右されない、自分の意思を強く持った自分が主人公の曲もあれば、傷ついた人や悲しんでいる人、辛い思いをしている人たちに寄り添ってくれる楽曲が数多くある。私自身も彼らの楽曲に励まされ、数多くの悲しみや苦しみから救われた。アップテンポな曲でも優しく抱擁されているかのような安心感、バラードになればその優しさはさらに大きくなり、聴いている間に自然と涙をこぼすことも少なくない。
作詞作曲は全てボーカル&ギターの藤原基央氏が担当し、作った楽曲は必ずメンバーの前で弾き語りで披露し意見を求め音合わせに入ると聞く。幼馴染だからこその信頼感と安心感から、「BUMP OF CHICKEN」は多くの人々に愛され、追いかけられる存在のバンドと言えるだろう。彼らのシングルやアルバムはどれも一度聴いた人の心を虜にすること間違いなし。まだ聴いたことがない人は、ぜひ一度聴いてみてほしい。私も音楽が好きで様々なバンドを聴くが、「BUMP OF CHICKEN」こそ、後世に伝えるべきバンドだと自信を持って言える。

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デビュー当時から変わらない爽快さとノスタルジーを感じる数々の美しい歌

デビューして、今年で21年。新人の頃の初々しさは現在では熟成されながらも、サウンドの新鮮さは今も変わらずJ-POPのトップバンドとして活躍中です。
最初のヒット曲、「天体観測」からドラマ、アニメーション、映画の主題歌やCMソングなど、今もヒットソングを歌い続ける、BUMP OF CHICKEN。その曲は耳に心地よく、爽快感があり、歌詞にはノスタルジーを感じ、経験したことがなくとも切なく、共感が得られると思います。MVも丁寧に作られ、各曲に合わせてメンバーだけだったり、曲でできたショートムービーのようにファンを飽きさせることなく、常に新しいことを挑戦しています。初めてのコラボレーション・アーティストも当時、流行っていた「初音ミク」とデュエット曲を作った実験的とも言える一曲でした。
アルバムもドラマなどの主題歌やCMソングで聞きなれた曲だけでなく、合間、合間にある曲もクオリティーが高く、聞き飽きる曲はありません。むしろ、一つのアルバムで各曲が一作品のパーツになります。彼らの曲を聞くと自分に重なる曲があると思います。経験から共感を得たり、自分の気持ちを代弁したかのような一曲があると思うので、その曲を探すことができるアーティストです。

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「BUMP OF CHICKEN」という音楽。

私がBUMP OF CHICKENの音楽に初めて触れたのは、「ロストマン」という楽曲だった。
朝の情報番組で珍しくTV出演した彼らが目に留まり視聴していると、この楽曲のエピソードを披露してくれた。
「作詞に9ヶ月もかかった」というセリフに私は度肝を抜かれ、早速その年リリースされたベストアルバムを購入し、「ロストマン」を聴いた。
大切な何かを失った男が、自問自答しながら旅立つ姿を描いた「ロストマン」は、その曲が持つ不思議な力で、私の目の前に勇気を持って歩み出していく男の背中を見せてくれた。

彼らが生み出す楽曲達は、絶対的な何かを持っていると私は感じる。
一つ一つの楽曲が持つストーリーを、聴く人たちのそれぞれの形で体験させてくれる力だ。
ありきたりな日常を特別なものに変えてくれる力。
特にBUMP OF CHICKENは他のミュージシャンの中でも群を抜いて、その力が強いと私は感じる。

もう1つ、彼らの魅力といえばアルバムごとに進化していく音楽性だ。
当たり前のことかもしれないが、音楽は日々進化していくものである。
それは、流行や新しいものを生み出していく進化と、自分の中で新しいことに目覚めていく進化の2つがあると私は考える。
BUMP OF CHICKENは後者の面において、著しく進化している。
初期のバンドサウンドへのこだわりから、現在ではEDMの音楽性も取り入れている。
初音ミクとコラボレーションした「ray」は記憶に新しい。

様々な形の音楽で、私たちに素敵なストーリーを与えてくれるBUMP OF CHICKEN。
最後に1つだけ、私が言いたいのは、もし彼らの作る楽曲に興味があるのなら、サブスクリプションで楽しむのではなく、CDで楽しむ事をオススメする。
謎の空白の後、真のBUMP OF CHICKENがそこには居る。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
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進化を続ける唯一無二のバンド

BUMP OF CHICKENというバンドは、性別や世代を問わず、あらゆる人の心に響く歌を世界に発信し続けている。
特に、ボーカルの藤原基央が紡ぐ歌は、一度聴いただけでは理解できない物語になっていたり、希望なのか、はたまたそれ以外なのか聴くものが考えさせられる奥深い内容だ。
「ゼロ」や「アリア」のような叙情的な歌詞の歌もあれば、「ハルジオン」や「シリウス」のような疾走感あふれる歌もあるが、彼らの歌には聴くもの自身のその時の感情や状況によってたくさんの解釈ができるという不思議な特徴がある。
正解はないのだろう。しかし、どの曲も共通して私たちの中に何か大切なものを残していくのだ。
これまで9枚のオリジナルアルバムを発表しているが、一つひとつのアルバムを通しても世界観が圧倒的で、聴くものはその1時間と少しの間、その世界に浸り時間を忘れてしまう。これはライブも同様である。

2014年に発表したアルバム「RAY」からは、少しずつバンドとしての更なる進化を感じさせる曲が増え、BUMP古参組にも常に新鮮な空気を感じさせてくれる。
幼馴染4人組が今後も「BUMPらしさ」を常にアップデートさせながら、私たちに届けてくれる新しい世界が心から待ち遠しい。