BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン

BUMP OF CHICKENは日本の4人組ロックバンド。通称バンプ。
星や宇宙を題材にした曲やMVが多く、音楽性のスタイルはエモーショナル・ハードコアに分類され、デビュー以来一貫している。
抽象的で物語性のある歌詞も魅力で、独特の世界観を構築。その世界観はファンを虜にしてやまない。
デビュー時には若い世代を中心に人気を集め、今もそのファンたちは熱狂的なファンとして定着している。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキンのレビュー・評価・感想 (3/3)

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
10

弱者の反撃

バンプ・オブ・チキン、日本語にすると弱者の反撃。その名のように、曲はなかなか自信を持てない人や才能が無いと感じている人、強くなれない人が勇気を持てる、そういった人が一歩踏み出せるようなものばかりだ。プロになってどれだけ売れても、未だにそのスタンスが変わらず、常に自信がない人を励まし続けている!
天体観測で一躍有名になったがCMやドラマ、アニメ、映画の主題歌をかなりの数手掛けている。なぜならバンプ・オブ・チキンはその作品に合わせた曲や歌詞を作るのがとてつもなく上手いからだ。それでいてバンプ・オブ・チキンらしさを見失わないところは、まさに天才としか言い様がない!私はバンプ・オブ・チキンが好きで、彼らの文学作品のような作りこまれた歌詞と、体に宇宙が広がるような曲に心臓が熱くなったり涙をながすことが多い。繰り返し聴けば聴くほど、どんどん曲の良さを感じ神曲になっていくところもまた面白い!勉強や仕事で大変なときや落ち込んで自信を失ったときは、ぜひバンプ・オブ・チキンを聴いて下さい 胸の底から熱くなって優しく励ましてくれます。私は彼等を好きになれて本当に良かったと思っています。テレビにあまり出ないのですごく有名になることはありませんが、歌だけでやっていくところがアーティストだなととても感じます。

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9

BUMP OF CHICKEN 2nd アルバム THE LIVING DEAD の魅力

2000年にリリースされたBUMP OF CHICKENの2ndアルバムについてです。
このアルバムの1番の魅力がアルバム一枚を通して一つの物語になっているコンセプトアルバムであるところです。ある一人の男性が涙の音に導かれて、その涙の主に色んな物語をプレゼントするところから始まります。涙の主が読む物語が以降の楽曲となっています。その物語は、周りに猛反対されても自分の信じた道を進み続ける話や、都会に敗れた人物が自分の故郷に帰ってくる話、愛をくれた飼い主のために命をかける黒猫の話、最愛の人との別れの話、運命に弄ばれ自分の夢さえも忘れてしまう人の話、自分で自分自身を縛りつけてしまっている人の話などがあります。そして最後の曲、Endingで男性は涙の主に「これらの物語の登場人物はすべて君の味方だ」と告げます。そして男性は新たな涙の音に導かれて去っていきます。
歌詞、メロディー共に非常に魅力があり、18年前のアルバムですが今の若い人でもすごく気に入るような作品となっています。楽曲の作詞作曲のほとんどをボーカルの藤原基央さんが行っています。藤原さんの歌声も、スッと耳に入ってくるような歌声でカッコよく、聴いているだけで自分もカッコよくなれた気分になります。老若男女に愛される作品になっております。

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8

一番好きなアーティスト

最初に知ったのは、たまたま夜にやってたアニメ(テイルズ)の主題歌のカルマと言う曲だったと思う。アニメも好きだったが、その歌詞がとてもアニメの世界観に合っていて、自分も歌う様になっていた。そして他の曲も聞くようになってハマっていった。
頑張って生きろ!みたいな歌詞が多い中で、BUMPは生きてるだけでも偉いとか、辛いならそばにいるよみたいなメッセージの曲があって、私は辛い時期にかなりその歌に助けられた。
バラードっぽい曲もあれば、ノリノリの曲もあるのでかなり長い期間聞いていられるし、ゲームやアニメの主題歌も歌っていたりするのも、ゲームやアニメも好きな私個人としてはテンションがあがって大変楽しい。
アルバムやCDに付いてる歌詞カードもこだわりや世界観があり、見ても楽しい。テレビ等の露出が少ないのが少し寂しいが、それ故にメディアに出てきた時のテンションはヤバい。
シークレットの曲があったりするのだが、かなりふざけてたりするので面白い。オリジナルのグッズやキャラクターもあるのだが、可愛いし格好いいのでオススメです。
個人的なオススメの曲は『ダイヤモンド』。『RAY』が初音ミクとコラボしてるので是非聞いて頂きたい。

BUMP OF CHICKEN / バンプ・オブ・チキン
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BUMP OF CHICKENというバンドについて

BUMP OF CHICKENといわれると、『天体観測』という曲に結び付く人も多いかと思われます。『天体観測』はBUMP OF CHICKENを一躍人気バンドにしてくれました!
千葉県佐倉市の幼なじみ4人で結成されたBUMP OF CHICKENは結成20年を超えました。
ボーカルの藤原基央が作詞作曲も手掛けています。
BUMP OF CHICKENの魅力として、まずはその歌詞を挙げる人が多いのではないでしょうか。
BUMP OF CHICKENの楽曲の中で私の一番好きな曲は「ロストマン」という曲です。
その曲は「状況はどうだい僕は僕に尋ねる」という始まりかたをします。これを聞くと私もこの1日や数日のことを振り替えれるような気がするのです。
また同じ曲中に「間違った旅路の果てに正しさを祈りながら」という歌詞があります。藤原基央さんは、このようにそっと背中を押すというより、支えてくれるような歌詞を描く方なのです。この曲を聞くと、日々間違った選択をしてしまう時もある私も、励まされた気持ちになります。そっと寄り添ってくれるような歌詞と、藤原基央さんの優しい歌声が日々の疲れを癒してくれます。
藤原基央さんのことを多く書いてしまいましたが、幼なじみだからこそのバランスのとれたBUMP OF CHICKENは4人だからこそ続いていくのだと思っています。
リボンはほどけないわけじゃない、結んできたんだ。という歌詞もありますが、彼らが結んできたんだリボンの先を私はこれからも見守って応援していこうと思っています。

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自分に自信が持てるようになりました

BUMP OF CHICKEN(以下BUMP)との出会いは高校3年の時でした。
思春期のモヤモヤ、うまくいかない人間関係、とにかく色々なことに嫌気がさしていた時期にBUMPのアルバム「Jupiter」をなんとなくレンタルして聴きました。一曲目の「starge of ground」を聴き思わず涙が溢れたのを覚えています。
自分は自分でいいんだよ、自分を世界の中心に見たっていいんだよ、そういった歌詞の内容で、今までそんな風に直球な歌詞の音楽に出会ったことがなかったので衝撃でした。
大人でも自分に自信がなくて、でも一生懸命に生きていることを伝えてくれる人っているんだな、と。自分の周りにはいない大人に安堵し、憧れるようになりました。
それから今までのアルバムを聞いたり、ライブやツアーに行ったりして追いかけるようになって10年。
曲の雰囲気や歌詞の印象はだいぶ変わってしまい、私が高校生の時に感じた衝撃的な直球さはなくなってしまったけれど、今でも私を支えてくれているバンドです。辛い時や落ち込んだ時は必ず聞いて、頑張ろう!と思い直して生きています。もし、今の自分に自信が持てないという方がいたらぜひ昔のアルバム「Jupiter」あたりを聞いてみてほしいなと思います。