ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ

『ハッピー・デス・デイ』とは、2017年に公開された新感覚のホラー映画。
主人公はわがままで自己中心的な女子大生ツリー。彼女は自身の誕生日に謎の仮面の人物に命を奪われる。しかし殺されたはずのツリーが目を覚ますと、なぜか殺された誕生日の朝に戻っていた。彼女は自分が殺される誕生日を何度も繰り返す中で、このタイムループ地獄から抜け出すために殺人犯の正体を暴き、自分が生き残る道を目指して突っ走っていく。"殺されること”を何度も繰り返すことで高まる恐怖とスリルを最大限に味わえる映画である。

ハッピー・デス・デイの関連記事

ハッピー・デス・デイのレビュー・評価・感想

New Review
ハッピー・デス・デイ
8

怖いよりも面白い

一応ホラー映画なのだが、コメディ要素の強い作品だ。
ホラーが苦手という人でも、ダークなファンタジーコメディと思えば観られるのではないだろうか。
主人公は、自分の誕生日に何者かに殺されてしまい、しかし死んだと思ったらなぜかまた同じ誕生日の日を繰り返し、
再び何者かに殺されするとまた同じ日を…といういわゆるタイムリープものだ。
タイムリープ物は、おそらく一定のファンがいるジャンルのひとつと言えるだろう。
多くの作品はシリアスな物が多いだろうが、前述したとおり、この作品はコメディ要素の強いホラーだ。
最初、わけもわからず殺され、同じ日を繰り返すということに、当然ながら主人公は困惑し恐怖する。
しかし、犯人を見つけてやろうと決心してから急に吹っ切れたようで、全裸で大学のキャンパスを歩いてみたりと、色々と悪乗りするのである。
しかもその様がとても楽しそうなのである。
少しだけ残念なのは、犯人捜しをするというところから、少なからずミステリー要素もある作品なのではと思えるが、
あまりそういったところは期待できないということだ。
ただ、これは私がミステリー作品も好きだから残念に思っただけで、人によっては全く気にならないところかもしれない。
ほとんど本能のままに生きていそうな主人公は可愛らしいので、そういったところも楽しめるので、良いかもしれない。

ハッピー・デス・デイ
10

前向きになれる新感覚ホラー映画!

誕生日の朝、頭痛とともに目が覚めた女子大学生ツリーはいつも通りの日常を過ごしていきます。しかし、1日の終わりを迎えた頃にツリーは仮面を被った何者かに殺害されてしまいます。そして、また誕生日の朝に戻ります。ツリーは何が起こっているかわからずまたその日を過ごしますが、みんなが起こすアクション全てに既視感があります。このままだとまた殺されるのかもしれないと感じたツリーは前日とは違う行動をとってみたものの結局再び殺害されてしまいます。そうです、ツリーは殺されることを回避するまで死のループが繰り返されてしまうのです。ツリーは無事このループから抜け出すことはできすrのか?そしてツリーを何度も殺害している犯人は一体?
この映画のすごいところはホラー映画にもかかわらず、主人公が今までしてきた行いを改めて死のループを回避するように努力している姿に心が動かされる不思議な作品です。ミステリー要素あり恋愛要素あり、ホラー映画が苦手といって見ていないのは勿体無い作品です。あらゆる伏線がありそれを回収していくシーンは爽快でスッキリします。クリストファー・ランドン監督によるハッピーな気分になれる新感覚ホラー映画、胸を張ってお勧めできる作品です

ハッピー・デス・デイ
7

ホラーだけどおもしろい。

何度もループしておもしろかったです。主役の子からすると16、7回も殺されただなんて哀れだけど、つくりのせいかそれほど怖いって感じではなく、爽快な感じでした。犯人についてはちょっとわかっちゃったところはあります。あの子はちょっと怪しかったです。私だって、ちょっとあんなことされたらムカつきます。きっと昔からの恨みがたまっていたのでしょう。私はなんとなくそれが理解できたけど、主役の子は全くわかってない感じでした。ほんと自分本位で周りが見えていない子でした。主役の子が最初寮に戻る間だけでさえ、いろんなことを無視していておもしろかったです。たくさんの人に恨まれてそうな子っていい設定だなと思います。最初はホラーだったけど、だんだんとおもしろくなってきます。ちょっとファイナルデッドシリーズっぽかったかな。ビッチであまり好きになれない女の子でしたが、なんかだんだんと好きになっていきました。お父さんに正直に話したり、いろいろいい場面もありました。ホラーコメディってジャンルでしょうか。こういう映画はみんなで見ると楽しいかもしれません。最終的に、ハッピーエンドっぽいけど、そうじゃないかもっていう終わらせ方もホラーの定番だし、好きでした。

ハッピー・デス・デイ
10

ホラー映画なのにコメディあり、謎解き有り、視聴後は爽やか!

私は今まで様々なホラー映画を観てきました。その中でも、群を抜く面白さでした!
アニメでもタイムループものがありますが、こちらの映画もその層が好きと言える映画です。
主人公が誕生日に何度も殺されては、殺される日の朝に戻ってタイムリープを繰り返す話です。
「なぜ殺されるのか?」「犯人は誰だ?」と考え、意欲的に犯人をあぶり出すために、容疑者たちを周回するごとに調べるシーンはもはやギャグです。
主人公も「どうせまた皆忘れるし」と思って、周回している世界で全裸で大学を歩く(しかも、めっちゃ笑顔)シーンは、見ていて爽快でした!
自分も周回する世界にいたら、こんな風にふざけてみたい!と思える内容です。
しかし、周回する世界にずっといれば、だんだん主人公の心は病んでいくと思うのですが、この映画ではとにかく明るい。
そして、主人公の女性が、めちゃくちゃ強い。
ループを繰り返す度に、「クソっ!次こそは…」と意欲的に敵に立ち向かう姿勢は王道とも言えます。
また、主人公は初めはビッチでめちゃくちゃ性格が悪いのですが、最後の方は何度もループする事で色々学び、これからはまっとうに生きると決めます。
その展開や最後のハッピーエンドを見れば、まさしく王道。シンデレラストーリーともいえるかもしれません。
時間を巻き戻ってやり直すところは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と似た面白さを感じました。

ハッピー・デス・デイ
8

テンポの良いループもの。

誕生日を迎えた女子大生ツリーがその日殺され、その日を繰り返すというループものです。
どうしても、殺されるというループから抜け出せなくて、途中から犯人探しをすることになります。ヤられる前にこっちから精神ですね。
ツリーはそんなにいい子ではないので容疑者も多くておもしろかったです。
ダニエルとか、自分が一番女だから怪しい感じだし、不倫もしているし、でも真犯人は驚きの人でした。
たしかに、意味ありげな人だなって感じでしたが、気がつきませんでした。
謎解きとしてもおもしろいし、ホラーとしても怖かったと思います。
ベビーマスクのおめんはそれなりに不気味でした。
なんでしょう?おめんって笑ってても表情が変わらないから怖いですよね。
あと、同じ日を繰り返すけど、体は弱っていくという設定も斬新でよかったと思います。
一緒に推理をすることになる男子カーターと仲良くなっていくのは1日しかないのに、ありえるかなって気もしますが、まぁ若いし、いいでしょう。
学園ものスプラッターホラーというと『スクリーム』とかありましたが、本作も主役の殺され方がグロかったし、巻き込まれて他の人も死んだりしていて、なかなかブラッドリーでした。
血がたくさん出ないと、スプラッターホラーと言えないのでいいと思います。

ハッピー・デス・デイ
9

【ハッピー・デス・デイ】は隠れた名作!

VODで見放題:アマゾンプライムビデオ

この映画の面白いポイントは
1.ホラー映画に見せかけたタイムトラベル系の映画
2.いい感じのテンポ
です!

1.ホラー映画に見せかけたタイムトラベル系の映画
この映画はホラー映画になりますが、まず女子大生の主人公が一夜を過ごした男子大学生の部屋で起きるシーンから物語は始まります。
主人公が映画の途中、仮面をかぶった殺人鬼に殺されるのですが、殺されたとたん、最初のシーンに戻ります。
その後も殺人鬼に殺されるたびに最初のシーンが流れ、主人公は同じ日の朝に戻っているという奇妙な現象に遭います。
そう、この映画はホラー映画に見せかけて、バック・トゥ・ザ・フューチャーやバタフライ・エフェクトのようなタイムトラベルの要素を取り入れたとてもユニークな作品となっています!
主人公はこの奇妙な現象にどう立ち向かうのか、その展開がこの映画の面白いポイントです!

2.いい感じのテンポ
主人公が殺されて、同じ朝を迎えるたびに1日のうちに過ごす内容が毎回変わっていくので、その細かい場面で飽きない演出となっていて、とてもテンポのいい仕上がりになっています。
今日を過ごすということは、毎日同じ人が同じ行動をするので、主人公がその人に毎回どういった対応をするのかも見所です笑

ハッピー・デス・デイ
8

爽快なホラー

主人公はイケイケの女子大生、幼い頃に母親をなくしていてる
その影響もあってか自由人であり、ビッチである
ある朝、見知らぬ男のベッドで目を覚ます、激しい頭痛でかまいもせず
そこからまたビッチの日常がはじまる

その日は彼女の誕生日で、父との約束も当然のごとくすっぽかし仲間たちとなにげない会話をしつつ夜パーティにいくことになる

そこで、謎のマスクを被った人物にビッチは殺された
そしてまた、今朝と同じ知らない男のベッドで目が覚める

主人公は誕生日にこれを永遠にループしている
原因は不明
最初こそ同じ日常生活がながれていくので観ていて「うーん」となるかもしれないが、本当に最初だけです
伏線もしっかり回収していくし、ループの中で主人公がなにかを変えようとした結果、日常生活が少しずつ変化していきます。

特に後半は犯人を突き止めるために、自ら死ににいかなければならない局面がでてくるのですが、主人公の性格が自由人であり、ビッチなので奇想天外な自殺をしまくります
怒涛の自殺劇がはじまります。ここが一番最高なのです。

実は死ぬたびに、消耗していってる彼女の体はどこまで耐えることができるのか、マスクの犯人は大学の関係者なのか、それとも毎朝起きるといる知らない男性なのか。
なぜ誕生日に殺され続けるのか、ぜひみていただきたい。

ハッピー・デス・デイ
7

ホラー…?そこまで怖くないから軽く見れます【映画ハッピー・デス・デイ】】

カテゴリがホラーで表記されていたので、ドキドキしながら見はじめましたが、中盤からはどちらかといえばアクションを見ている時のような気持ちでした。人が亡くなるシーンは多々出ますから、「そもそもそれがダメ」という方は、ホラーとして見れるかなと思います。
殺人シーンが多いのは、主人公トリーが死ぬたびにその日の朝に戻るからです。そしてその日は誕生日。だからこのタイトルなんですね。
「ホラーでループもの」っていうのは私は初めて。なので面白い設定だなーって思いました。主人公がイジメっこ気質で性に奔放ってのも良い設定だなと思いました。
割と序盤は「この女ひでぇな」と思う方が大半じゃないかな。でも死ぬってのはあんまり大事(おおごと)すぎるから、不思議と「がんばれトリー」ってなります。「真面目な主人公が不幸な目に合う」だったら悲壮感が強くなって物語の振れ幅が少ないですもんね。
犯人をやっつけて、終わりはハッピーエンドです。誰が犯人かを推理する、ミステリー要素も十分あります。
途中「なんでそうなるの?」って疑問はこまごま端折られますが、続編のハッピー・デス・デイ2Uで補完…されきれてもないかな(笑)タイムループものは、お話の切り取り方が難しいし、そもそもSF用語だし、小難しいことはほどほどに考えるのが良いはず。
頭空っぽでもついていけて、結構おもしろい。ホラーに抵抗ない方にはおススメできる映画だと思います。

最後に、字幕だと主人公名はツリーって書いてあるんですが、吹替えはトリーに聞こえたのでトリーと表記しました。

親タグ