ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ

『ハッピー・デス・デイ』とは、2017年に公開された新感覚のホラー映画。
主人公はわがままで自己中心的な女子大生ツリー。彼女は自身の誕生日に謎の仮面の人物に命を奪われる。しかし殺されたはずのツリーが目を覚ますと、なぜか殺された誕生日の朝に戻っていた。彼女は自分が殺される誕生日を何度も繰り返す中で、このタイムループ地獄から抜け出すために殺人犯の正体を暴き、自分が生き残る道を目指して突っ走っていく。"殺されること”を何度も繰り返すことで高まる恐怖とスリルを最大限に味わえる映画である。

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ハッピー・デス・デイ
7

ホラー…?そこまで怖くないから軽く見れます【映画ハッピー・デス・デイ】】

カテゴリがホラーで表記されていたので、ドキドキしながら見はじめましたが、中盤からはどちらかといえばアクションを見ている時のような気持ちでした。人が亡くなるシーンは多々出ますから、「そもそもそれがダメ」という方は、ホラーとして見れるかなと思います。
殺人シーンが多いのは、主人公トリーが死ぬたびにその日の朝に戻るからです。そしてその日は誕生日。だからこのタイトルなんですね。
「ホラーでループもの」っていうのは私は初めて。なので面白い設定だなーって思いました。主人公がイジメっこ気質で性に奔放ってのも良い設定だなと思いました。
割と序盤は「この女ひでぇな」と思う方が大半じゃないかな。でも死ぬってのはあんまり大事(おおごと)すぎるから、不思議と「がんばれトリー」ってなります。「真面目な主人公が不幸な目に合う」だったら悲壮感が強くなって物語の振れ幅が少ないですもんね。
犯人をやっつけて、終わりはハッピーエンドです。誰が犯人かを推理する、ミステリー要素も十分あります。
途中「なんでそうなるの?」って疑問はこまごま端折られますが、続編のハッピー・デス・デイ2Uで補完…されきれてもないかな(笑)タイムループものは、お話の切り取り方が難しいし、そもそもSF用語だし、小難しいことはほどほどに考えるのが良いはず。
頭空っぽでもついていけて、結構おもしろい。ホラーに抵抗ない方にはおススメできる映画だと思います。

最後に、字幕だと主人公名はツリーって書いてあるんですが、吹替えはトリーに聞こえたのでトリーと表記しました。