ハッピー・デス・デイ

ハッピー・デス・デイ

『ハッピー・デス・デイ』とは、2017年に公開された新感覚のホラー映画。
主人公はわがままで自己中心的な女子大生ツリー。彼女は自身の誕生日に謎の仮面の人物に命を奪われる。しかし殺されたはずのツリーが目を覚ますと、なぜか殺された誕生日の朝に戻っていた。彼女は自分が殺される誕生日を何度も繰り返す中で、このタイムループ地獄から抜け出すために殺人犯の正体を暴き、自分が生き残る道を目指して突っ走っていく。"殺されること”を何度も繰り返すことで高まる恐怖とスリルを最大限に味わえる映画である。

keita_ug4のレビュー・評価・感想

ハッピー・デス・デイ
8

テンポの良いループもの。

誕生日を迎えた女子大生ツリーがその日殺され、その日を繰り返すというループものです。
どうしても、殺されるというループから抜け出せなくて、途中から犯人探しをすることになります。ヤられる前にこっちから精神ですね。
ツリーはそんなにいい子ではないので容疑者も多くておもしろかったです。
ダニエルとか、自分が一番女だから怪しい感じだし、不倫もしているし、でも真犯人は驚きの人でした。
たしかに、意味ありげな人だなって感じでしたが、気がつきませんでした。
謎解きとしてもおもしろいし、ホラーとしても怖かったと思います。
ベビーマスクのおめんはそれなりに不気味でした。
なんでしょう?おめんって笑ってても表情が変わらないから怖いですよね。
あと、同じ日を繰り返すけど、体は弱っていくという設定も斬新でよかったと思います。
一緒に推理をすることになる男子カーターと仲良くなっていくのは1日しかないのに、ありえるかなって気もしますが、まぁ若いし、いいでしょう。
学園ものスプラッターホラーというと『スクリーム』とかありましたが、本作も主役の殺され方がグロかったし、巻き込まれて他の人も死んだりしていて、なかなかブラッドリーでした。
血がたくさん出ないと、スプラッターホラーと言えないのでいいと思います。