ちはやふる（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ
「ちはやふる」とは、末次由紀による少女漫画。2011年10月～2012年3月に第1期、2013年1月～6月に第2期のアニメが放映。2016年3月、実写映画「ちはやふる 上の句」2016年4月「ちはやふる 下の句」が公開。2018年「ちはやふる 結び」の公開が決定された。
転校生・綿谷新との出会いにより綾瀬千早と真島太一は競技かるたの世界にのめり込んでいく。
CV：甲斐田裕子
翠北かるた会所属。前クイーン。東京の大手銀行に勤めている。根気強い粘り腰のかるた。クイーンになってからは慎重で丁寧なかるたをしていたが、千早と対戦した時に挑戦者であることを再認識し、新な気持ちでかるたに向き合うようになった。かつては伝説のモメユミと呼ばれ、堂々とモメることで有名だった。
千早高校1年の時のクイーン戦挑戦者。
猪熊 遥（いのくま はるか）
高砂会所属のA級選手。6段。かつて4連覇した元クイーン。出産育児のためかるたから離れていたが、復帰した。富士崎高校の桜沢とは旧知の仲。とても「感じ」のいい選手で、桜沢から速く取る方法を聞かれ、「聞こえたら取ればいい」と傲慢な事を言っていた。3人の子持ち。夫はテレビ局プロデューサー。旧姓千原。
綿谷 始（わたや はじめ）
CV：有本欽隆
新の祖父。1980年代に7連覇した永世名人。新にとっては師匠でありかるたの神様。新が小6の時、脳梗塞で右半身が不自由になり、新と家族は介護のため小学校卒業後、福井に戻った。その後、病床で新にかるたの指導をしていたが、認知症を発症。人もかるたのことも分からなくなってしまう。新が介護中、一時的に意識が戻り、新に大会に出場するよう促し、新は大会に出場。しかしその大会の最中に逝去。これがきっかけとなり、新はかるたから離れた。
かるた用語解説
競技かるた
小倉百人一首を使ったかるたの競技。記憶力、体力、筋力を使う激しい競技。
読み手が読み上げる上の句を聞いて、できるだけ早く下の句が書かれた札を取る競技。
毎年近江神宮で名人位・クイーン位を決める大会が行われる。
対戦する2人は、100枚の札から互いに25枚ずつ取り、自分の陣地（自陣）に3段に分けて並べる。残り50枚は空札となる。自陣の札を取れば1枚減り、敵陣の札を取れば自陣の札を一枚敵に渡し（送り）、自陣の札が1枚減る。自陣の札を先に全てなくしたほうが勝ち。
競技かるたの札は、他の札との混入を避けるため、一組ずつ裏に識別のための番号や記号が書かれている。
A級大会で入賞するとポイントがもらえ、年間獲得ポイント上位のかるた会は2月に行われる各会対抗戦の出場資格が得られる。
序歌
試合開始前に必ず読まれる歌。一般的には応仁の「なにはづの歌」が読まれる。
感じ
かるた用語。かるたの世界では音の聞き分けの能力のことを「感じがいい」と表現する。かるたでは一番大事な才能と言われている。
囲み手
決まり字が読まれるま札を手で囲って守るかるたの技術。
お手つき
読まれた札（出札）がない陣地を触ると「お手つき」となり、相手から1枚札を送られる。敵陣が1枚減り、自陣が1枚増えるため、一気に2枚のリードを相手に許すことになる。
モメる
試合でどちらの取りかわからない時、自分の主張を譲らないこと。
决まり字
そこまで読まれればその札だと特定できる字を「決まり字」という。選手たちは早ければ1音で、遅くとも6音で特定することができる。
ダブる
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目次 - Contents
- 『ちはやふる』の概要
- 『ちはやふる』のあらすじ・ストーリー
- 小学生 かるたとの出会い
- 高校1年生 かるた部立ち上げ
- 高校1年生 大会出場
- 高校2年生
- 高校3年生
- 主要登場人物・キャラクター
- 綾瀬 千早（あやせ ちはや）
- 真島 太一（ましま たいち）
- 綿谷 新（わたや あらた）
- 大江 奏（おおえ かなで）
- 駒野 勉（こまの つとむ）
- 西田 優征（にしだ ゆうせい）
- 筑波 秋博（つくば あきひろ）
- 花野 菫（はなの すみれ）
- 田丸 翠（たまる みどり）
- 宮内 妙子（みやうち とうこ）
- 周防 久志（すおう ひさし）
- 若宮 詩暢（わかみや しのぶ）
- 須藤 暁人（すどう あきひと）
- 甘糟 那由太（あまかす なゆた）
- 木梨 浩（きなし ひろ）
- 逢坂 恵夢（おうさか めぐむ）
- 山城 理音（やましろ りおん）
- 桜沢 翠（さくらざわ みどり）
- 原田 英雄（はらだ ひでお）
- 山本 由美（やまもと ゆみ）
- 猪熊 遥（いのくま はるか）
- 綿谷 始（わたや はじめ）
- かるた用語解説
- 競技かるた
- 序歌
- 感じ
- 囲み手
- お手つき
- モメる
- 决まり字
- ダブる
- 大山札
- 友札
- 空札
- 運命戦
- 大会で見られる「札分け」
- 束
- 譲る
- 取り損
- A級選手
- 札流し
- 源平戦
- 下の句かるた
- 滋賀県 近江神宮
- 『ちはやふる』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「正々堂々とやって負けてかっこ悪いことあるかー！！」
- 「やらない理由なんかどーでもいい、つべこべ言わずに1回やれっ」
- 「仲間にするなら”かるたの天才”より畳の上で努力し続けられるやつがいい」
- 「タコができるまでがんばりましょうよ」
- 「泣くな おれはまだ 泣いていいほど懸けてない ”悔しい”だけでいい」
- 「やりたいことを思いっきりやるためには やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ」
- 「長い時間離れてたらダメです。名人目指せんくなります。」
- 「ここにいたらいいのに」って思う人はもう”家族”なんだって
- 「仲間を信じて一人になれ」
- 「でも、あの努力に おれも励まされるんだ」
- 「東京で一番強いのは北央学園」
- 「力の現状維持さえ難しくなるんだ」
- 「これ」と決めた道で、知らないほうがいいことなんて一つもないわよ
- 「いま苦しみなさい」
- 「私の中にはたくさんの先人の言葉が、受け取ってきた宝があるので、それをきみらにパスするために、受け売りをするために教師になったんですよ」
- 「全部尽くさず負けるのなんてまっぴらよ」
- 「負けたら変われる もっと強くなれる」
- 「好きや 千早」
- 「若い人の立ち止まりは 種を埋めてるようなものだと思えるのよ」
- 「好きな人に好きって言ってください」
- 「好きなんだ 千早が」
- 「終わってないですよ、あなたたち」
- 「肉まんくんの毎日は瑞沢を強くしてくれる毎日だった」
- 「かるたをずっと続けてね」
- 「どうしよう これ 宝物だ」
- 「この子たちと この札たちと 離れずに生きていくのが 私の夢です」
- 『ちはやふる』の主題歌
- 第一期OP（オープニング）99RadioService：『YOUTHFUL』
- 第一期ED（エンディング）瀬戸麻沙美：『そしていま』
- 第二期OP（オープニング）99RadioService：『STAR』
- 第二期ED（エンディング）瀬戸麻沙美：『茜空』