『こびとづかん こびと観察セット』とは、2012年に日本コロムビアから発売された、なばたとしたかによる絵本およびキャラクターシリーズ『こびとづかん』初の3DS用ソフト。なばたとしたかの絵本に登場する「キモ可愛い」生き物「こびと」を捕獲・観察するシミュレーションゲームである。全13種中3種を自作の罠で捕まえ、他10種は自然のまま生態を観察して図鑑を完成させる。カメラ機能での記念撮影や顔写真の合成によるナリキリ体験も可能。おじさんのようなシュールな見た目がクセになると注目を集めた。
『こびとづかん こびと観察セット』の概要
『こびとづかん こびと観察セット』とは、2012年7月26日に日本コロムビアより発売されたニンテンドー3DS用ソフト。なばたとしたかによる絵本およびキャラクターシリーズ『こびとづかん』を原作とした初のゲーム化作品であり、野山に棲息する謎の生き物「こびと」を捕獲・観察するというシミュレーションゲームである。
本作には、野山に暮らす奇妙で緻密な設定を持った「キモ可愛い」キャラクター「こびと」を採集・観察して図鑑を完成させていくほか、ニンテンドー3DSのカメラ機能を用いた記念撮影や顔写真の合成によるナリキリ体験などの要素が盛り込まれている。登場するこびとは全13種類で、捕まえられるこびとは「クサマダラオオコビト」「カクレモモジリ」「リトルハナガシラ」の3種となっている。この3種類以外の10種は、自然のまま観察することになる。
どこか人間のオジサンのようなシュールな見た目が「クセになる」として、ユーザーから注目を集めた作品だ。
『こびとづかん こびと観察セット』のあらすじ・ストーリー
自分だけのこびと図鑑をつくりあげていく物語
本作は、夏の山里にある自然豊かな田舎の農家を舞台に展開される。プレイヤーは、人類の隣人として現実に存在しているかもしれない不思議な生き物「こびと」の気配や痕跡を追い求めながら、彼らと触れ合う体験をしていく。こびとに詳しい「博士」から送られてくる様々な研究・観察テーマに挑みながら、夏の日常の中で自然とふれあい、自分だけのこびと図鑑をつくりあげていく物語となっている。
『こびとづかん こびと観察セット』のゲームシステム
本作は、全編タッチペンを用いた操作で進行する。ゲーム内の世界では、朝、昼、夕、夜という4つの時間帯が15分ごとにリアルタイムで移り変わる演出が取り入れられている(1日=1時間、短縮機能も搭載)。
プレイヤーは「家の庭」「畑」「牛舎前」「農道」「森の中」「神社」という、夏の山里をリアルに再現した6つのフィールドを探索する。最初は「家の庭」のみ探索可能だが、ゲームの進行に伴って行動範囲が広がっていく。
こびとの探索
こびとは種類や時間帯によって生息場所が異なり、見つけるには根気よく「気配」を感じ取り、こびとの「痕跡」を見つけていくことが重要となる。フィールドでこびとを発見した際は、すかさず写真撮影を行う。こびとはその時々で異なる行動を見せるため、タイミングによっては貴重な姿を記録できる。
なお、こびとは非常に敏感で臆病な生き物のため、虫取り網などで直接捕まえようとすると逃げてしまう仕様となっている。
罠の作成と捕獲
「クサマダラオオコビト」「カクレモモジリ」「リトルハナガシラ」の3種類に関しては、フィールドで発見した後にワナを仕掛けて捕獲することができる。罠は各所で集めたアイテムを組み合わせて自作する仕組みで、一度作成すれば何度でも使用可能となる。
観察セットでの飼育
捕獲したこびとは「観察セット」に入れ、その生態を観察することができる。様々なアイテムを用いてそのこびとに適した環境を整える必要があるが、観察セットの環境に応じて数日(およそ5日前後)が経過するとこびとは弱ってしまう。そのため、弱る前に野外へ逃がしてあげる必要がある(一度逃がしたこびとも再度捕獲は可能)。
研究テーマと図鑑作成
こびとに詳しい「博士」からは、「こびとに特定の行動を取らせて観察する」という研究・観察テーマが課題として出題される。テーマに適した写真を撮影して課題を達成していくことで、新しいフィールドが解放されたり、アイテムと交換できるシールなどの報酬が得られる。また、フィールドではこびとのほかにも様々な「草花」や「昆虫」を採集することが可能で、これらの情報を集めて図鑑やアルバムを完成させることが本作の主な目的となる。
『こびとづかん こびと観察セット』の登場人物・キャラクター
捕獲できるこびと
カクレモモジリ
コビト網 亜胚目 退触頭科 モモジリ属。体長はトウチンを含めて約15cm。桃園をはじめとする桃の栽培地に生息する。
熟した桃の実に寄生する生態を持ち、未熟な青い果実には一切興味を示さない。桃の糖分を吸って栄養源としている。
リトルハナガシラ
コビト網 植亜目 有花科 ハナガシラ属。体長はトウチンを含めて8cmから12cm。湿った草むらなどに生息する。
小型のコビトであるが、極めて獰猛な性格である。小さな群れを形成して行動するが、仲間同士での争いが絶えないという特徴を持つ。昆虫やトカゲ、ネズミなどの小動物を捕食する。
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目次 - Contents
- 『こびとづかん こびと観察セット』の概要
- 『こびとづかん こびと観察セット』のあらすじ・ストーリー
- 自分だけのこびと図鑑をつくりあげていく物語
- 『こびとづかん こびと観察セット』のゲームシステム
- こびとの探索
- 罠の作成と捕獲
- 観察セットでの飼育
- 研究テーマと図鑑作成
- 『こびとづかん こびと観察セット』の登場人物・キャラクター
- 捕獲できるこびと
- カクレモモジリ
- リトルハナガシラ
- クサマダラオオコビト
- その他のこびと
- ベニキノコビト
- マモリコモリ
- カクレケダマ
- セミグルメ
- ホトケアカバネ
- アラシクロバネ
- ツチノコビト
- モクモドキオオコビト
- ナツノツマミ
- シボリオオチチ
- 『こびとづかん こびと観察セット』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 書籍版と比較してこびとの登場数は13種類と限定
- 原作のブームによりセールスは好調
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