cali≠gari(カリガリ)の徹底解説まとめ
1993年に結成されたヴィジュアル系ロックバンド。自主レーベル『密室ノイローゼ』を主催しており、そこに所属していたバンドを総じて「密室系」と呼ぶムーヴメントを起こした。バンドリーダーである桜井青の毒舌や奇抜なパフォーマンスから色ものバンドと見られがちだが、しっかりとした音楽性と確かな演奏力、高い歌唱力が魅力のバンド。
1.「第7実験室」入口
2.ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
3.まほらば憂愁(ブルーズ)
4.マグロ
5.ドラマ「黒い球体」
6.黒い球体
7.きりきりまいむ
8.デジタブルニウニウ
9.体内騒音あやなしアンチ苦笑
10.わずらい
11.東京(トキオ)ロゼヲモンド倶楽部
12.空も笑ってる
13.東京病
14.「第7実験室」出口
15.失禁
2002年5月22日発売。メジャーファーストアルバムとなる。
15曲目の「失禁」はシークレットトラック。
バンドという存在とそのファンに対してのニヒリズムのような曲(「ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛」)などの曲もあり、パロディとしてのギリギリのラインを探っているアルバムでもある。
『第2実験室 改訂版』
出典: www.amazon.co.jp
1.「第2実験室 改訂版」入口
2.ギロチン~Test Pattern.#1~
3.嘔吐
4.腐った魚
5.通り魔の季節~Live in Motoyawata May 2002~
6.オヤスミナサイ
7.「第2実験室 改訂版」出口
8.夏の日
2002年7月12日発売。インディーズ時代にデモテープで発表した『第2実験室』を第7期メンバーで再録したものになる。
そのため楽曲は暗いものが多く、だいぶ改変はされているものの、「現在のcali≠gariらしくない」という事情で、メジャーデビューしていたにもかかわらずインディーズでの発売となった。
『8』
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1.その行方 徒に想う…
2.ヒズンダ!ヒズンダ!
3.舌先3分サイズ ~ver.1.5~
4.虜ローラー
5.昏睡波動~コーマウェイブ~
6.白い黒
7.読心
8.ダ・ダン・ディ・ダン・ダン
9.パイロットフィッシュ
10.新宿ヱレキテル
11.破れた電報
12.青春狂想曲 ~青雲立志編~
2003年3月5日発売。プロデュースにムーンライダーズの鈴木慶一が参加している。
爽快なロック調の曲が多く、それに打ち込みサウンドが混ざり込みさらっとした聴き心地に仕上がっている。
皮肉を織り込みながらもポップロック路線にのせられる力量がみられる一枚。
『10』
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1.ママゴトセンター
2.マッキーナ
3.偶然嵐
4.-踏-
5.ハラショー!めくるめく倒錯
6.月光ドライブ
7.飛蝗者読誦
8.混沌の猿
9.シャ.ナ.ナ
10.スクールゾーン
11.電気睡蓮
2009年8月26日発売。初回限定盤を特定の店舗で買うと、「桜井青江(桜井が女装しているときの名前)オリジナルブロマイド」がゲットできた。
活動休止前のシングルを含むアルバムとなっており、cali≠gariの音の変化、そして変わらない部分を聴き比べることのできる一枚。
『≠(ジュウイチジャナイ)』
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1.反ッ吐
2.マネキン
3.散影
4.新奇テキスト
5.オーバーナイトハイキング
6.クロニックダンス
2010年3月17日発売。「姑息盤」「卑劣盤」「良心盤」の三種類が発売された。前作の『10』に比べ安定したテクノサウンド路線で、さらっと聴けてしまう。ただし1曲1曲の完成度はあがっているため、繰り返し聴くことにも耐えうる一枚となっている。
『11』
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1.吐イテ棄テロ
2.JAP ザ リパー
3.娑婆乱打
4.コック ア ドゥードゥル
5.その斜陽、あるいはエロチカ
6.アイアイ
7.初恋中毒
8.すべてが狂ってる ~私は子供が嫌いです 編~
9.暗中浪漫
10.最後の宿題
11.東京、40時29分59秒
2012年1月11日発売。初回盤はDVD付き。初回盤に「断券」、通常盤に「禁券」が封入されていて、両方を持参するとイベント「禁断の握手会」に参加できた。
また、特定の店舗で両方を購入すると、武井誠が全収録曲をボーカルカバーした『11』を手に入れることができた。
変態的とも言えるサウンドが鋭くポップに仕上がっているのがcali≠gariカラーだと言える。
『12』
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