満月をさがして（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.05.03

『満月をさがして』とは、2002年から2004年まで種村有菜により『りぼん』に掲載されていた、ファンタジー漫画およびアニメ作品である。
喉の病気で余命わずかの少女満月が、死神タクトの力を借りて変身して歌手になるというストーリー。少女と死神の交流を描きながら生と死といったテーマも根底にあり、小中学生から大人まで幅広い人気を集めた。

『満月をさがして』の登場人物・キャラクター

CV：森訓久
死神コンビ「ヤミナベ」の一人。白い幽霊のような見た目に、黒のシルクハットを被っている。その正体は、死神部長のシェルダン。死神のコンビ名である「ねぎラーメン」や「ヤミナベ」を名付けた。

ミスティア

死神主人（デスマスター）。生前の性別が女性なのか男性なのか本人も覚えていないが、女性寄りの容姿をしている。人類で一番初めに冥界にやってきた魂で、自暴自棄になっていた時期に、ふと人間界に下りて人間の魂を奪えることに気付いた。その時に少女に「死神さん」と呼ばれたことで、死神だと名乗るようになり、冥府を創立した。めろこやいずみを救おうとする満月の言葉で「死神」という言霊から解放され、最終回では死神部長とともに托人の声帯を精製した。その時の力の使いすぎが原因で、部長ともども消滅した。原作のみの登場。

人間

若王子圭一（わかおうじけいいち）

CV：小川輝晃
満月の主治医。かつては人気バンド「ROUTE:L」のキーボード担当だった。行方不明になった満月を探すため、医者を休職して芸能界に戻り、途中からフルムーンのプロデューサーを務めている。終盤でフルムーンのマネージャーの大重と恋仲になっている。

大重正実（おおしげまさみ）

CV：瀬尾智美
フルムーンのマネージャー。かつては自身も「花飾結菜（はなかざりゆいな）」の名前でアイドルだった。事務所の社長と不倫関係にあったが、終盤では若王子と恋仲になっている。

若松円（わかまつまどか）

CV：可名、現：太田衣美
フルムーンのライバル関係にあるアイドル歌手。ペットとしてミニブタの「ぐっちゃん」を飼っている。名のある家柄のお嬢様で婚約者もいたが、全てを捨ててアイドルになった。終盤では、元婚約者で今は歌手をしている那智と再会して恋仲になっている。二人とも整形していて、始めは気付いていなかった。「相手の好きなところは？」の質問には、二人とも「顔」と即答している。

神山文月（こうやまふづき）

CV：杉山佳寿子
満月の母方の祖母。生前のめろこ（萌）の親友だった。萌も娘の葉月も、音楽に携わる者と関わったことで命を落としたため、音楽自体を毛嫌いしている。満月が歌手を目指すことを反対している。満月が家出をしたことで、少しずつ心境の変化があり終盤では満月を応援している。

田中さん（たなかさん）

CV：赤土眞弓
神山家に幼い頃から仕えるお手伝いさん。離れで暮らす満月の、監視に近いことをしていた。本当は音楽が好きだが、音楽嫌いの文月に知られないようにしている。

那智（なち）

本名は紫堂総一郎（しどうそういちろう）。人気の男性ユニット「OZ」のボーカルで、フルムーンの芸能界での初めての友人。名家の跡取り息子で、円の元婚約者である。幼い頃から好きだった円を追いかけて顔を整形して芸能界に入り込んだ。最終回で円にプロポーズした。原作のみの登場。

林光理（はやしひかり）

元パリコレモデルで、現在はスタイリスト。フルムーンのコンサート用の衣装を担当した。どこかの御曹司にプロポーズされたが、受けるか迷っている。
生前のタクトと恋人同士であったが、タクトとは遊びで、また別の男性と付き合っていた。タクトが実体化した時にたまたま再会し、タクトを街で連れ回したため一時騒ぎになる。だが最終的にタクトに諭され、改めて遊びでもタクトのことが好きだったと気付く。原作のみの登場。

貴条充（きじょうみつる）

『満月をさがして』の用語

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