椎名林檎(Sheena Ringo)の徹底解説まとめ

椎名林檎とは、日本のシンガーソングライター。1998年「幸福論」にてメジャーデビュー。有限会社黒猫堂に所属。2004年から2012年にかけてロックバンド・東京事変のボーカルとして活動した。2009年に平成20年度芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)受賞。映画「さくらん」では音響監督を務め、リオオリンピック閉会式の演出を務めた。J-POP界を牽引するアーティストの一人である。

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収録曲
1. 至宝
2. 苦渋
3. 芒に月
4. 覚め醒め
5. W●RK
6. SI・GE・KI
7. 2○45
8. 秘め初め
9. 松に鶴
10. 愛楽
11. 憂世

2026年3月11日に発売された、椎名林檎のコンピレーション・アルバムである。初回限定盤と通常盤の2形態でリリースされ、初回限定盤はケース付きのハードカバー・ブック仕様となっている。ジャケットのイラストレーションは、前作のコンピレーション・アルバム『浮き名』に引き続き、宇野亜喜良が担当した。
本作は多様なアーティストとの共演楽曲を収録しており、三宅純、伊澤一葉、BIGYUKI、MILLENNIUM PARADE、向井秀徳、加藤ミリヤといった多彩な顔ぶれとのコラボレーションが収められている。予約購入特典として、2026年に開催されるホールツアーのチケット先行受付シリアルナンバーが付属した。

椎名林檎の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「椎名林檎」の名前の由来はビートルズのリンゴ・スターから

「椎名林檎」という名前はビートルズのドラマー、リンゴ・スターからつけた。
幼少の折、恥ずかしがり屋ですぐに頬が赤くなる性質であったことも由来のひとつとして挙げている。
高校1~2年生の時、自身の楽曲「茜さす帰路照らされど」「ギブス」「虚言症」「ここでキスして」といった楽曲をJASRACへ著作権登録しようとした際に筆名が必要だったために考え、以来『椎名林檎』として音楽家活動を続けている。

過去にピアノとバレエを習っていた

ピアノとクラシックバレエを10年にわたって習っていたが生まれてすぐに受けた手術の後遺症で身体の左右に均等に力を入れることができなくなり断念している。

「新宿系」というオリジナルのジャンルは口から出まかせだった

デビュー後しばらく「新宿系」を名乗っていたが、後に「取材などで常に『ジャンルは何系?』と聞かれるのが面倒臭いので口から出まかせを言った」「本当は意味などなかったが何か理由づけをしないと悪いと思って聞かれたことに対して一生懸命答えたのだろう」と当時の心境を明かしている。

トレードマークのほくろ

左の口元のほくろがトレードマークだったが、2003年に手術をして除去。
また、同年そのほくろをタイトルとしたシングル「リンゴカタログ~黒子時代再録纂~」を発表している。
ほくろに関して「小学校時代に女優の沢口靖子やマドンナのように口元にほくろのある女性に憧れて、ペンで書いていたら本物になった」と述べている。

辞書を読むのが好き

歌詞に旧仮名や旧字体を多用するため、読者家だと思われることが多いが実際は小説よりは辞書を読むのが好き。
使用する旧仮名についても自分の美意識に沿うもの優先であるためすべてが正規のものとは限らない。

イチローの大ファン

イチローの大ファンであることを公言しており、ロックバンド・東京事変として発表した楽曲「スーパースター」はイチローのことを想い書いた曲である。2007年2月23日フジテレビ系音楽番組『僕らの音楽』内でのイチローとの対談で、イチローに「その才能にジェラシーを感じる」と発言されている。

東京オリンピックの開会式を危惧

2014年11月8日(土)23:00~23:29(NHK総合)で放送された『SONGS』内で「もっとも不安な事柄」として「東京オリンピックの開会式」を挙げ、秋元康による「JAPAN 48」で彩られる開会式にならないかを心配する発言をしている。

「NIPPON」騒動

2014年7月4日「週間朝日」誌上でNHKのサッカー番組のために書き下ろした「NIPPON」の歌詞について「(サッカー日本代表のチームカラーを「混じり気無い青」と表現した歌詞が)『純血性』を強調している」、「死をイメージさせる歌詞(「嗚呼また不意に接近している淡い死の匂いで」、「乾杯!乾杯!いざ出陣」、「あの世へ持っていくさ」など)が特攻隊を思わせる」、「『日本の応援歌なんだから日の丸は当然』と言うが、意味深な歌詞をはためく国旗の下で歌われてしまうと、さすがにいろいろ勘ぐりたくもなる」と批判される。

これについて音楽評論家の石黒隆之が「日本に限定された歌がずっと流れることになるのも、相当にハイリスク」「過剰で、TPOをわきまえていないフレーズ。日本以前にサッカーそのものを想起させる瞬間すらない」と、NHKのワールドカップ中継のテーマとしてふさわしくないとさらに批判。
ジャーナリストの清義明も「サッカーは民族と文化のミクスチャー(混在)のシンボル」「最近は浦和レッズの一部のサポーターが掲げた『ジャパニーズ・オンリー』という横断幕が差別表現と大批判された事件もあったのに、サッカーのカルチャーをまったくわかってないとしか言いようがない」と批判していた。
一方で、音楽評論家の宗像明将は「デビュー当時から和の要素も含む過剰な様式美を押し出してきた人ですから、その要素が過剰に出すぎて議論を呼んでいるだけでしょう」と述べている。

これらの批判に対して雑誌『SWITCH』のインタビューで椎名は「貧しい」「諸外国の方々が過去の不幸な出来事を踏まえて何かを問うているなら耳を傾けるべき話もあるかもしれないが、日本人から右寄り云々と言われたのは心外。(それらの批判は)揚げ足を取られたと理解するほかない。趣味嗜好の偏りや個々の美意識の違いなどという話を踏まえた上でも、自分は誰かを鼓舞するものを書こうとはしても誰かに誤って危害を加えるようなものは書いていないつもりだ」と反論。
不謹慎だと言われた“死”という言葉については「死は生と同じくみんな平等に与えられるもので、勝負時にせよ今しかないという局面にせよ、死の匂いを感じさせる瞬間は日常にもある。ここを逃すなら死んだ方がマシという誇りや負けた後のことまで考えていられないという決死の覚悟をそのまま写し取りたかっただけ」と述べた。

また、2014年6月14日にゲスト出演したラジオ番組『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』では「最前線で戦う方だけにわかる『ここを逃したら死ぬしかない、死んでもいいから突破したい』っていう気持ちはどんな分野にでもある。その瞬間だけを苦しむんじゃなくて、楽しもうという気分を切り出せば成功するだろうと思い、頑張って取り組んだ」と語っている。

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