善悪の屑(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『善悪の屑』は、作者の渡邊ダイスケにより『ヤングキング』で連載され、シリーズ累計発行部数が460万部を突破した人気漫画である。2014年10号から第一部として連載開始。同作品の第二部では『外道の歌』にタイトルを変更。悲惨な事件を起こしたにも関わらず、様々な理由で十分な裁きを受けない犯罪者達に対し、被害者やその家族に代わって復讐を代行する「復讐屋」の鴨ノ目武と島田虎信の物語である。胸糞悪い事件の加害者たちがさらなる酷い復讐を受けるという、エグサと共にすがすがしさをもたらす作品だ。
カモ「もう二度とウンコできないねえ」
女子高生を拉致監禁し、集団で強姦や暴力を繰り返して行い、挙句の果てに殺害してしまった加害者。その加害者に対して復讐を行う場面である。加害者が行った残忍な暴行の中で、被害者の恥部に異物を挿入するものがあり、そのことにちなんで、カモが加害者の尻の穴に焼けた鉄の棒を挿入。その際に「もう二度とウンコできないねえ」と発した。被害者が受けた屈辱や痛みを数倍にして返すような復讐方法である。それだけでは終わらず、バスタブに縛り上げた加害者を寝かせ、溶けたコンクリートを垂れ流して殺害し、復讐は完了となる。
『善悪の屑』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
モデルになった実際の事件
「光市母子殺害事件」
「大津市中2いじめ自殺事件」
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」
「尼崎事件」
「世田谷一家殺害事件」
「池袋危険ドラッグ吸引RV暴走死亡事故」
「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」
「スーパーフリー事件」
「八王子カリスマホスト失踪事件」
「名古屋アベック殺人事件」
「附属池田小事件」
これらの、ニュースでも話題になった凶悪事件がモデルとなっている。
園田夢二が主役のスピンオフ『園田の歌』
練馬区の殺人鬼であり、人が亡くなっていく瞬間を描写したいなどという、自分勝手な考えから殺人を繰り返すサイコパスの園田夢二を主人公とした物語。園田夢二や、漫研仲間で同じくシリアルキラーでもある近野智夏を中心に物語が展開していく。『善悪の屑』のスピンオフ作品。
榎佳世子が主役のスピンオフ『朝食会』
朝食会の榎佳世子を主人公とした作品。榎佳世子が朝食会加入に至るまでや、加入してからのエピソードが描かれている。『善悪の屑』のスピンオフ作品。
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目次 - Contents
- 『善悪の屑』の概要
- 『善悪の屑』のあらすじ・ストーリー
- 強姦殺人事件加害者
- いじめ自殺加害者
- 女子高生監禁殺害事件加害者
- 小学校ウサギ殺害事件
- 一家洗脳殺人事件加害者
- 練馬区の殺人鬼
- トラの過去
- 朝食会
- 練馬区の殺人鬼 続き
- 『善悪の屑』の登場人物・キャラクター
- 鴨ノ目 武(かものめ たけし)
- 島田 虎信(しまだ とらのぶ)
- 開成 奈々子(かいせい ななこ)
- 園田 夢二(そのだ ゆめじ)
- 榎 加世子(えのき かよこ)
- 『善悪の屑』の用語
- 復讐屋
- カモメ古書店
- 朝食会(ブレックファストクラブ)
- 『善悪の屑』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- カモ「おまえさんの精子工場は本日をもって閉鎖だ」
- カモ「もう二度とウンコできないねえ」
- 『善悪の屑』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- モデルになった実際の事件
- 園田夢二が主役のスピンオフ『園田の歌』
- 榎佳世子が主役のスピンオフ『朝食会』