筋肉少女帯(筋少・King-Show)の徹底解説まとめ

バンドブームの1980年代後半から90年代後半に活躍し、2006年に活動を再開したロックバンド。
通称「筋少」。幾度かのメンバーチェンジを経て、現在は4人組となっている。洋楽のどちらかといえばオールドなプログレなどの影響を受け、そのサウンドは厚く、大槻の書く詞世界にはコアなファンが多い。

2015/10/07リリース。「過去・現在・未来」をテーマにしたアルバムで、タイトルは「歳をとると1日1日がまるでおまけのいちにちの連続」だと理由でついた。
サウンド的にも面白い趣向を凝らした一枚。

筋肉少女帯の代表曲

日本印度化計画

昭和天皇が御崩御されたときにヒットしてしまって大変困った、と大槻が語っていた曲。
ヘヴィなサウンドにハイテンションな大槻のボーカルが乗り、体が動き出してしまう一曲。

元祖 高木ブー伝説

恋愛に対する心のうつろいやすさやよろめきを、「俺は高木ブーだ」と叫び、なにもできなかったことを自責する歌。
ライブでは盛り上がる定番曲。

仲直りのテーマ

再結成して初のシングル。
バンドを活動停止にした自分たちが「仲直り」することにより、これからもニコニコやっていこう! という曲になっている。

中二病の神ドロシー

筋少がメジャーデビュー25周年を記念して作られた楽曲。
オーケンの好む夢見がちな少女が主人公で、最近のネットやバンド事情も盛り込んだ歌詞が素晴らしい。
「25年見てたのは 自分の影だよ」という暗さと重みのあるギターサウンドが解放に向かうCメロは必聴。

混ぜるな危険

テレビアニメ「うしおととら」第1・2クールでのOP曲。
相反する二人が力を合わせたら何者も太刀打ちできないという内容で、アニメとうまく調和している。
TV Editではない歌詞では、映画『シド&ナンシー』をモチーフに「恋愛として混ぜたら危険なふたり」のニュアンスも出しており。アニメを知らなくても楽しめる。

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