ワンパンマン(One Punch-Man)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワンパンマン』とは、ONEによるWeb漫画作品。並行して漫画家の村田雄介によりリメイクされ、2012年より『となりのヤングジャンプ』にて連載されている。2015年よりリメイク版をベースとしたTVアニメも放送されている。
様々なヒーローが活躍する世界、規格外の強さを身につけた主人公「サイタマ」が、あらゆる敵をワンパンで粉砕していくギャグテイストアクション漫画である。

CV:山路和弘

見た目は老齢の拳法家といった風貌。ヒーロー名はシルバーファング。
流派「流水岩砕拳」の師範で道場を持っている。しかし、その道場もかつて一番弟子であった「ガロウ」の暴走により多くの弟子が再起不能となり、現在では門下生はたった一人だけというありさまになっている。そのためサイタマは度々勧誘されている。

戦闘能力は極めて高く、驚異的な身体能力と長年の鍛錬によって培われた「技」を駆使して怪人を圧倒する。
サイタマの実力を知る数少ない人物の一人で、良き理解者でもある。

キング

CV:安元洋貴

強面で片目に3本の傷跡を持つ、「地上最強の男」と称されるS級ヒーロー。
その傷はかつて災害レベル神の怪人と繰り広げた死闘の証と噂され、巨体の怪人を一撃で屠る実力から「ヒーローの王者」として協会や一般人から絶大な信頼を寄せられている。緊迫した状況で鳴り響く強烈な心拍音は、戦闘態勢に入った証「キングエンジン」として怪人たちから畏怖されている。

しかしその実態は、戦闘能力皆無の引きこもりゲームオタクである。
これまでの功績はすべて、現場に居合わせたサイタマが怪人を倒した後に、偶然キングがその場に残っていたことで生じた勘違いの産物に過ぎない。キングエンジンの正体も、過度の緊張と恐怖による激しい動悸である。

フブキ(地獄のフブキ)

長身で魅惑的な容姿を持つ超能力者 23歳 ヒーロー名は地獄のフブキ

最強の超能力者であるタツマキの妹で、同じ超能力者である姉に実力で及ばないのがコンプレックスとなっている。
単独主義の姉を超えるために結成した、黒いスーツで統一された「フブキ組」と呼ばれる協会最大の派閥を従える女ボスでもあり、強引な勧誘や「新人潰し」なども行っていた。

サイタマを戦力に加えようと勧誘するも、配下を返り討ちにされ、弱い者を従える自身の生き方をも一喝され、サイタマのヒーローとしての実力を知ることとなる。サイタマを認める数少ない人物の一人。

S級ヒーロー

ブラスト

ヒーロー協会S級1位。現時点では多くの素性が謎に包まれているが、圧倒的な実力を持つ作中屈指の強者。「ヒーローは趣味」と語る点などサイタマと共通する部分はあるが、家庭と仕事を持つ大人の男性であり、別人として描かれている。協会の要請には滅多に応じないものの、その存在は協会幹部からも別格として特別視されている。

リメイク版では時空を操る能力者であることが判明しており、ワープゲートによる異空間移動や、宇宙の原理を応用した攻撃を得意とする。2年前にムカデ長老を瀕死に追い込み、15年前には「忍者の里」の創設者に勝利した実績を持つ。その力は、地面にめり込むほど重い謎のキューブを指先一本で扱い、スピードで鳴らす閃光のフラッシュを容易に上回るほど。覚醒したガロウの攻撃すら無力化してみせた。

現在は、世界に害をなす「神」と呼ばれる存在と20年来の戦いを続けており、自身の協力者たちと共に異次元で活動している。表向きは行方不明とされているが、実際には地球の存亡に関わる重大な任務を独りで担い続けている。

タツマキ(戦慄のタツマキ)

見た目も喋り方も子供っぽい女性 28歳 ヒーロー名は戦慄のタツマキ

黒いドレススーツに天然パーマの緑髪が特徴。フブキの姉であり超のつく過保護である。
短気な性格で人に指図されるのを極端に嫌がる傾向にあり、「ガキ」「チビ」などと言ったものには超能力で制裁を加える。

S級1位のブラストに救われた過去があり、その影響を受けプロヒーローとなったといういきさつがあるが、サイタマにヒーローになった理由を聞かれた際には「ただのストレス解消」と説明している。

カミカゼ(アトミック侍)

CV:津田健次郎

ヒーロー協会S級4位。ヒーロー名は「アトミック侍」。37歳。侍の風貌をした自称ハードボイルドかつ人情派のヒーローで、実力と人格を兼ね備えた者しか認めないという強い信念を持つ。自信家な一面もあり、当初はB級であったサイタマの握手を拒むなど厳しい態度を見せるが、一方で弟子のイアイアン、オカマイタチ、ブシドリルをいずれもA級上位に育てるなど、育成者としての能力も確かである。

戦闘においては神速の剣戟を操る超一流の剣士であり、音速を遥かに超える斬撃によって巨大な怪人や災害レベル鬼の怪人を一瞬で細切れにする。必殺技は対象を瞬時に無数の肉片に変える「アトミック斬」。また、刀を使わずとも咥えている爪楊枝一本で怪人を解体するほどの技量を持つ。

リメイク版では、剣士が苦手とする分裂タイプの怪人に対抗するための新技「アトミック集中斬」を披露。斬撃を一点に集中させ、細胞レベルで切り刻むことで、分裂能力を持つ強敵をも圧倒してみせた。身体への負担が大きいという弱点はあるものの、その実力はS級上位に相応しい。

イサム(童帝)

CV:高山みなみ

ヒーロー協会S級5位(後に離脱)。10歳の少年ながら、ヒーロー協会の参謀役を担う天才的な頭脳の持ち主で、ヒーロー名は「童帝」。かつてはメタルナイト(ボフォイ博士)の助手を務めていた。背負ったランドセルから展開される多彩な科学兵器を駆使して戦うが、肉体強度もA級ヒーローを凌駕する数値を誇るなど、高い身体能力を併せ持つ。

年齢に似合わず非常に責任感が強く、身勝手な行動の目立つS級ヒーローたちの仲裁や、協会の不透明な管理体制に頭を悩ませる苦労人でもある。怪人協会との戦いでは、自身の努力が報われない虚無感から敵に勧誘され心が揺れ動く場面もあったが、仲間の言葉によってヒーローとしての矜持を取り戻した。

リメイク版では、自身のヒーローネームの真意を同級生から揶揄われたことで強い嫌悪感を抱くようになる。ガロウ戦後、現場の意見を軽視する協会に見切りをつけ、新組織「ネオヒーローズ」へ移籍。外見をイメージチェンジし、自ら「非道帝(ひどうてい)」と名乗って活動を続けている。

ボフォイ博士(メタルナイト)

CV:玄田哲章

ヒーロー協会S級6位。ヒーロー名は「メタルナイト」。禿げ頭と出っ歯が特徴の天才科学者で、人差し指をこめかみに当てる仕草が癖。正義に対して極めてシビアかつ合理的な思考を持っており、目的のためには人質の犠牲をも厭わない冷徹な戦略を提言することもある。

ヒーロー活動は基本的に自ら開発した無人機を遠隔操作して行い、本人の所在は一切不明。驚異的な科学力と圧倒的な物量を誇り、宇宙人の襲撃で壊滅したA市をわずか7日間で再建させ、各都市の守護を担う警備ロボットを協会に提供している。その強大な武力は個人が保有する範疇を遥かに超えており、協会側からも危険視され、監視対象となっている。

一方で、他者を安易に信用しない極度の慎重派でもあり、元助手の童帝に対してもその姿勢を貫いている。原作版では、駆動騎士から「ジェノスの故郷を滅ぼした暴走サイボーグの制作者」と名指しで告発されるなど、その動向や真の目的には多くの疑惑がつきまとっている。

ゾンビマン

CV:櫻井孝宏

ヒーロー協会S級8位。いかなる致命傷を受けても立ちどころに再生する「不死身の肉体」を最大の武器とするヒーロー。身体能力そのものは他のS級に比べれば控えめだが、拳銃や斧、刀剣といった多彩な武器を操り、死んでも蘇る圧倒的なしぶとさで相手を消耗させ、最終的に勝利を捥ぎ取る泥仕合を得意とする。その粘り強い戦いぶりから、内探や諜報、汚染区域の調査といった分野でも高い適性を示す。

その正体は、かつて「進化の家」で生み出された実験体「サンプル66号」であり、10年前に施設を脱走した過去を持つ。自身の「死ねない」肉体にコンプレックスを抱いており、怪人扱いされることを極端に嫌う。常に冷静でハードボイルドな佇まいを見せるが、怪人発生の調査に奔走したり、強すぎるサイタマの実力に驚愕したりと、苦労人としての側面も併せ持っている。

ゼロ(駆動騎士)

CV:上田燿司

ヒーロー協会S級9位。ヒーロー名は「駆動騎士」。一つ目のマスクを着用したサイボーグ。箱型の武装を状況に応じて変形させ、自身の身体と一体化させて戦う「戦術変形」を駆使する。この形態は将棋の駒の名を冠しており、高機動な飛行を行う「飛車」や、熱を発して敵を焼き尽くす「金」など、バリエーションは多岐にわたる。極めて用心深い性格で、徹底したデータ分析と弱点を突く合理的な戦法を身上とする。

その正体はかつて殺戮マシーンによって故郷を滅ぼされた人間であり、自身の宿敵と見なすメタルナイト(ボフォイ博士)への復讐を目的としている。同じく暴走サイボーグを追うジェノスに対し「メタルナイトはお前の敵だ」と警告を発し、共闘を持ちかけている。目的達成のためには仲間を切り捨てることも辞さない冷徹さを持つが、その卓越した分析力と戦闘力は対怪人戦において極めて有効な戦力となっている。

A級ヒーロー

8nmatsurin
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