アニマル横町(アニ横)のネタバレ解説・考察まとめ
『アニマル横町』とは、前川涼によるギャグ漫画作品及びそれを原作としたテレビアニメ作品である。少女漫画雑誌『りぼん』・『りぼんオリジナル』・『りぼん増刊』・『あみーご!』に1999年から連載されている。新しい家に引っ越してきた主人公の松崎 あみ(まつざき あみ)は、自分の部屋に異世界「アニマル横町」(通称アニ横)へと繋がる扉を見つける。そこからウサギのイヨ、クマのケンタ、パンダのイッサが登場し、ドタバタ劇が繰り広げられていく。少女漫画だが昭和ネタやシュールなネタが多く、大人にも人気の作品である。
CV:伊藤静
あみの幼稚園の先生。25歳独身である。夢は、子供の心が分かる先生になること。かなりの近眼である。
幼稚園の先生になった理由は、子供の頃に少ししか貰えなかった牛乳を沢山飲みたかったからだが、あみ達には「小さい頃からの夢だったから」と誤魔化している。
ケンタからは「モジャ子」、イヨからは「あこちん」、イッサからは「あこ先生」と呼ばれている。名前の由来は、青森の赤穂。
アニ横トリオ
イヨ
CV:宍戸留美
アニマル横町の住人のウサギ。本人曰く「アニ横生まれヒップホップ育ち」。アニ横トリオの中では主にボケ担当のトラブルメーカーで、ケンタをいじって遊ぶ「ケンちゃんいじり」が好き。
耳からビームを出したり、幽体離脱をしたり、掃除機に変身したりと、さまざまな「必殺技」を持っている。
Mr.のんこちゃんというカメを飼っていて、耳の中に収納している。将来の夢は、カリスマ主婦になることらしい。
名前の由来は松本伊代。
ケンタ
CV:永澤菜教
アニマル横町の住人のクマ。アニ横トリオの中では、主にツッコミ担当。短気で気性が激しい性格だが、照れ屋で繊細な一面もある。
イヨにいつも振り回されたり、ババ抜きで毎回負けたりと、不憫な扱いを受けることが多い。原作の表紙にはいつもちゃんと写ることができない。
くーちゃんには乾電池で動くぬいぐるみだと思われている。くーちゃんのことが大好きで、貰った乾電池を厳重にロックした部屋の中に入れ、毎週水曜の晩にウヘウヘ言いながら磨いて眺めているという。
タクシーの運転手であるが、本人はカリスマ店員などを主張している。夏はアルバイトもしているらしい。
名前の由来は、ケンタッキーフライドチキン。
イッサ
CV:佐藤ゆうこ
アニマル横町の住人のジャイアントパンダ。基本的におっとりとした性格だが、「ぶっちゃけあみちゃんって主人公なのに影薄いよね」といった腹黒い発言をしたり、イヨやケンタに本気で説教をしたりすることもある。
力持ちで、ベッドや机などを片手で軽々と持ち上げることができる。怖いものが苦手で、恐怖が極限に達すると錯乱状態になる。
将来の夢は、メジャーリーグの弱小チームに入りその年一気にワールド制覇、その後10年連覇して最終的に伝説の200億円プレイヤーになり殿堂入りすることらしい。
職業はフリーターだが、寿司屋をメインに働いている。
名前の由来は、DA PUMPの辺土名一茶。
アニマル横町の住人
ヤマナミさん
CV:堀内賢雄
オレンジ色の全身タイツを着たサラブレッド。本名はジャン・トラード・タケオ6世で、本人はみんなから「ロク」と呼ばれたいらしいが、誰も呼んでいない。
闇通販経営の他、ヤマナミ工務店など、さまざまな役職で登場する。タイツの胸には毎回違う文字が刺繍されており、本人が夜なべして刺繍しているらしい。
クリスマスになると毎年「ヤマナミサンタ」として登場し、クリスマスプレゼントをくれるがあみには不評である。プレゼントを貰う際、ヤマナミさんに噛まれると一年間健康でいられるらしい。
マッチ&ピッチ
CV: 加藤奈々絵(マッチ)・鈴木菜穂子(ピッチ)
マッチは28歳女性の謎の動物、ピッチは14歳ぐらいの小鳥である。マッチは関西弁で喋り、ときどき「イメチェン」と称して柄が変わる。
はじめはヤマナミさんの薬局の店員として登場したが、その後は毎回肩書きが変わっている。
弥生くん(やよいくん)
CV:伊藤静
アニマル横町の住人のコアラ。放浪癖があり、一度会うと次に会えるのは1年後ぐらいらしい。鼻の部分が開く。
アニ横航空局の宇宙飛行士の仕事をしているが、動物園(原作ではオーストラリア)で普通のコアラのふりをしたり、アニマル横町で除夜の鐘をついたりもしている。
マツモトさん
CV:羽多野渉
ケンタの師匠で、普段は漫談などをやっているらしい。胴体はキリンだが、頭部はいつも雲や画面外に隠されている。近付いても、光り輝いていて見ることができない。
小さくなることができるが、それに比例して漫画のコマも小さくなるので顔は見えない。脚は4つ折りにすることができる。
Mr.のんこちゃん
目次 - Contents
- 『アニマル横町』の概要
- 『アニマル横町』のあらすじ・ストーリー
- あみとイヨ・イッサ・ケンタとの出会い
- みんなでケーキ作り
- あみの宿題
- 風邪をひいたあみ
- ケンタのマフラー
- イヨの記憶喪失
- アニ横すごろく
- くーちゃんとアニ横トリオ
- ケンタとメカケンタ
- みんなでプール遊び
- あみとイヨの入れ替わり
- アニ横らしい最終回
- 『アニマル横町』の登場人物・キャラクター
- 人間
- 松崎 あみ(まつざき あみ)
- 竹田 久美子(たけだ くみこ)
- タケル
- 松崎 あやこ(まつざき あやこ)
- あみパパ
- 松崎 光太郎(まつざき こうたろう)
- 青森 あこ(あおもり あこ)
- アニ横トリオ
- イヨ
- ケンタ
- イッサ
- アニマル横町の住人
- ヤマナミさん
- マッチ&ピッチ
- 弥生くん(やよいくん)
- マツモトさん
- Mr.のんこちゃん
- ガル
- リエちゃん
- メルちゃん
- まぐろの抱き枕
- しゃちほこ
- しま シマ子
- ポテテチュート
- 『アニマル横町』の用語
- アニマル横町
- 扉
- ナンチャコフ
- メイジ村
- メイジ幼稚園
- イヨ特製ダイエットジュース
- 着ぐるみ
- メカケンタ
- チェンジロベエ
- 『愛と哀しみのドスコイ』
- 『アニマル横町』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ケンタ「まあ、あれだ。友達なんてすぐできるって。つうかほら、もうできたじゃん。俺たち。」
- ヤマナミさんからのギャル文字メール
- 『アニマル横町』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作表紙のケンタ
- 連載までの経緯
- 『アニマル横町』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):江里夏、宍戸留美、永澤菜教、佐藤ゆうこ(あみ with イヨ・ケンタ・イッサ)「飛んでもNothing 〜どき☆どき アニマル横町のうたの巻〜」(第1話~第26話)
- OP(オープニング):りぼんガール「ラブ chu ユー!!」(第27話~最終話)
- ED(エンディング): the Indigo「ファンタジスタ★ガール」(第1話~第26話、最終話)
- ED(エンディング): 折笠富美子「Sweetie」(第27話~最終話)